「宮古ブルー」の美しさが忘れられず、定年後に夫婦で“宮古島移住”を決意! でも実は本島よりも生活費が高くなるって本当? 移住後の生活費を試算
宮古島は離島のため、食料品や日用品の価格が高くなりやすく、車が生活必需品であることなどから、沖縄本島より生活費が高くなるケースもあります。
本記事では、夫婦2人で宮古島へ移住した場合を想定し、毎月どのくらいの生活費が必要なのかを試算するとともに、移住前に知っておきたいポイントを解説します。
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宮古島はなぜ本島より生活費が高くなりやすい?
宮古島は美しい自然に囲まれた人気の移住先ですが、生活費は沖縄本島より高くなることがあります。その理由のひとつが、離島ならではの輸送コストです。
島内で生産されていない食料品や日用品は、本州や沖縄本島から船や飛行機で運ばれます。そのため、同じ商品でも価格が高くなる場合があります。飲料や加工食品、日用品などは価格差を感じやすいでしょう。一方で、地元で採れる野菜や鮮魚などは比較的手頃な価格で購入できることもあります。
また、宮古島では車が生活に欠かせません。路線バスはありますが、本数は都市部ほど多くないため、買い物や通院など日常生活では車を利用する場面が多くなります。ガソリン代だけでなく、自動車保険や車検などの維持費も毎月の支出として考えておく必要があります。
さらに、夏は高温多湿の日が続くため、エアコンを使う時間が長くなりがちです。定年後は自宅で過ごす時間が増える人も多く、電気代が現役時代より高くなる可能性があります。
定年後に夫婦で移住した場合の生活費を試算
では、定年後の夫婦2人が賃貸住宅で暮らす場合、毎月どの程度の生活費が必要になるのでしょうか。あくまで一例ですが、表1に月額の目安をまとめました。
表1
| 項目 | 月額の目安 |
|---|---|
| 家賃 | 約5万円 |
| 食費 | 約7万円 |
| 水道・光熱費 | 約2万5000円 |
| 通信費 | 約1万2000円 |
| ガソリン・車維持費 | 約2万5000円 |
| 日用品・医療費・雑費など | 約4万円 |
| 合計 | 約22万~23万円 |
※筆者作成
実際の金額は住む場所や生活スタイルなどによって変わりますが、夫婦2人なら毎月22万~23万円程度がひとつの目安になるでしょう。
特に近年は、条件の良い賃貸物件では家賃が上昇する傾向も見られます。また、大型家具や家電を購入する際は、離島向けの追加送料がかかることもあります。こうした費用は旅行では気付きにくいため、移住前に資金計画へ組み込んでおくことが大切です。
宮古島移住を成功させるために確認しておきたいこと
宮古島で快適なセカンドライフを送るためには、生活費だけでなく住環境も確認しておきましょう。
まずは住まいです。希望する地域によっては賃貸物件が限られるため、移住を決めたら早めに情報収集を始めることをおすすめします。
また、医療体制も事前に確認しておきたいポイントです。島内には総合病院や診療所がありますが、専門的な治療が必要な場合は沖縄本島へ移動するケースもあります。定年後は通院する機会が増える可能性もあるため、自宅から医療機関までの距離や交通手段を調べておくと安心です。
さらに、台風や塩害など、離島ならではの環境も理解しておく必要があります。旅行中には気にならなかったことが、実際の生活では負担になるケースもあります。そのため、移住前に数週間から1ヶ月程度滞在し、実際の暮らしを体験してみるのもよい方法です。
まとめ
宮古島は美しい海や温暖な気候など、多くの魅力がある移住先です。一方で、輸送コストによる物価の高さや車の維持費などから、生活費は沖縄本島より高くなることがあります。夫婦2人で暮らす場合は、毎月22万~23万円程度をひとつの目安として資金計画を立てると安心でしょう。
理想のセカンドライフを実現するためには、旅行の印象だけで判断せず、生活費や住まい、医療環境なども含めて検討することが大切です。事前に十分な情報を集め、自分たちの暮らし方に合うかを確認したうえで移住を決めれば、宮古島での新しい生活をより安心してスタートできるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

