「老後はセブ島で暮らしたい」と夫が話しています。海の近くのコンドミニアムでも、日本より家賃を抑えられるのでしょうか?
では、海の近くのコンドミニアムに住んでも、日本より家賃を抑えられるのでしょうか。結論から言えば、物件やエリアを選べば日本より安く住める可能性はあります。ただし、外国人向けの便利な物件は高くなりやすく、家賃以外の費用にも注意が必要です。
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セブ島のコンドミニアムは日本より安い物件もある
セブ島には、外国人や退職者向けのコンドミニアムが多くあります。プール、ジム、警備、受付、家具付きの部屋など、日本の賃貸より設備が充実している物件もあります。
家賃は立地や広さによって大きく変わります。セブ市内の便利なエリア、ITパーク、アヤラ周辺、マクタン島のリゾート寄りエリアなどは人気があり、家賃も高めです。一方で、中心部から少し離れたエリアや、築年数のある物件を選べば、比較的家賃を抑えられる場合があります。
日本の都市部で駅近マンションを借りるより、セブ島のコンドミニアムのほうが安く感じるケースはあります。特に、夫婦2人でコンパクトな部屋に住み、家具付き物件を選べば、初期費用を抑えやすいでしょう。
ただし、「海の近く」「新築」「高層階」「リゾートビュー」「日本人に人気」という条件が重なるほど、家賃は上がります。日本より必ず安いとは言えないため、理想の暮らしと予算のバランスを見ることが大切です。
家賃以外に管理費や光熱費、医療費もかかる
セブ島のコンドミニアム暮らしでは、家賃だけを見て判断しないことが重要です。
まず、物件によっては管理費や共益費が家賃に含まれている場合と、別にかかる場合があります。プールやジム、警備がある物件は便利ですが、その分、費用に反映されます。
次に光熱費です。セブ島は暑い時期が長く、エアコンをよく使います。日中も夜も冷房を使う生活になると、電気代が高くなることがあります。日本より家賃が安くても、電気代で想定以上に支出が増える可能性があります。
医療費も大切です。セブには外国人が利用しやすい病院もありますが、私立病院を使う場合は費用が高くなることがあります。老後移住では、持病の治療、薬、緊急入院、医療保険を必ず確認しましょう。
また、日本へ一時帰国する費用も見逃せません。親族の用事、医療、年金や行政手続きで帰国する場合、航空券代や宿泊費がかかります。円安や燃油サーチャージの影響で、帰国費用が重くなることもあります。
長期滞在にはビザと生活環境の確認が必要
セブ島で老後を過ごすなら、ビザの確認が欠かせません。フィリピンには退職者向けの長期滞在制度がありますが、年齢や預託金などの条件があります。
観光ビザで長く滞在する方法もありますが、更新手続きや費用がかかります。制度は変更されることがあるため、移住前に公式情報を確認しましょう。
また、生活環境も重要です。海の近くのコンドミニアムは魅力的ですが、買い物、病院、銀行、交通手段まで遠いと日常生活が不便になります。老後は移動の負担が大きくなるため、景色だけでなく、生活のしやすさを優先することも大切です。
治安や騒音、断水、停電、インターネットの安定性も確認しましょう。短期旅行では気にならなかったことが、長く住むと大きなストレスになる場合があります。
おすすめは、いきなり購入したり長期契約したりせず、まずは1〜3ヶ月ほど試し住みをすることです。雨季と乾季の違い、買い物のしやすさ、医療機関までの距離、近隣の雰囲気を体験してから判断すると失敗しにくくなります。
まとめ
セブ島の海の近くのコンドミニアムは、物件やエリアを選べば、日本より家賃を抑えられる可能性があります。プールやジム、警備付きの物件に、日本の都市部より手頃な家賃で住めるケースもあります。
ただし、人気エリアやリゾート感の強い物件は高くなりやすく、家賃だけで判断するのは危険です。管理費、電気代、医療費、保険、一時帰国費、ビザ費用まで含めて考える必要があります。
老後の海外移住では、景色のよさよりも、病院、買い物、交通、治安、インターネット環境が大切になります。海が見える部屋でも、生活が不便なら長続きしにくいでしょう。
まずは短期滞在で試し、実際の生活費を確認してから長期移住を考えるのがおすすめです。夫婦で希望する暮らしと予算をすり合わせれば、セブ島での老後生活は現実的な選択肢になります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

