iDeCoやつみたてNISA、金融機関によって何が違う? 金融機関の選び方を教えて
配信日: 2022.07.14
当記事では、iDeCoやつみたてNISAの口座開設をする金融機関選びのポイントについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
iDeCoとつみたてNISAの違い
iDeCoとつみたてNISAの違いを図表1でまとめたので参考にしてください。
【図表1】
つみたてNISA | iDeCo | |
---|---|---|
加入条件 | 口座を開設する年の1月1日時点で日本にお住まいの20歳以上の方(2023年1月1日より18歳以上) | 20歳以上60歳未満の国民年金被保険者(60歳以上は国民年金被保険者であれば加入可能) |
年間拠出限度額 | 40万円 | 14万4000円〜81万6000円 |
利用可能期間 | 非課税期間最長20年間 | 60歳まで |
投資対象商品 | 金融庁の基準を満たす長期の 積立・分散投資に適した一定の投資信託 |
定期預金・保険・投資信託 |
積立額 | 金融機関によって異なる | 最低月額5000円以上 |
引き出せるタイミング | いつでも可能 | 原則として60歳以降 |
口座管理手数料 | なし | あり |
積立額の変更可能回数 | いつでも可能 | 年に1回のみ |
税制優遇 | 運用益:非課税 | 運用益:非課税 掛金:全額所得控除 ※受取時に税制優遇あり |
出典:金融庁 つみたてNISAの概要、iDeCo公式サイト iDeCoってなに? iDeCo(イデコ)の仕組み
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iDeCoやつみたてNISAを始める際の金融機関選びのポイント
iDeCoやつみたてNISAを始めるにあたって、以下のポイントを意識して金融機関を選んでみてください。
●取扱商品数と商品内容
●支払う手数料の金額
●サポート体制の充実度
●最低投資金額がいくらなのか
同じ金融商品を購入しても、口座開設をする金融機関によって得られる利益や使い勝手が異なります。以下では、金融機関の選び方のポイントとして、特に重要と考える「取扱商品数と商品内容」と「支払う手数料の金額」について解説します。
取扱商品数と商品内容
iDeCoやつみたてNISAで取り扱う商品や金融商品の内容は金融機関ごとに異なります。iDeCoやつみたてNISAを始める前に、自分が欲しい金融商品を取り扱う金融機関をみつけるのがポイントです。
iDeCoやつみたてNISAを購入できるのは、口座開設をした金融機関で取り扱う商品のみです。例えば、大手証券会社やネット証券なら、大抵の商品を購入できるのに対し、銀行は購入可能商品が限定されます。
支払う手数料の金額
選ぶ金融機関によって、支払う手数料が異なります。つみたてNISAなら、どこの金融機関で口座開設をしても、加入時の手数料無料、口座管理維持手数料もかかりません。
一方、iDeCoは金融機関ごとに手数料が異なります。口座を開設するなら手数料が安い金融機関を選んだほうが支出を抑えられるのでお得です。
ネット証券会社は取扱商品が多いなど利用しやすい
口座開設先はネット証券会社、総合証券会社、銀行から選べますが、そのなかで利用しやすくておすすめなのがネット証券会社です。
「取扱商品数が多い」「オンラインで手続きが可能」「クレジットカードやポイントを使ってつみたてが可能」「最低購入金額が100円から」といった金融機関も多く、利用しやすい点が特徴です。
また、つみたてNISAの仕組みや商品について、疑問や不安がある人は窓口のある総合証券会社や銀行を選ぶとよいでしょう。分からない専門用語について質問したり、投資をどのように進めればよいのかなどの疑問をその場で解消したりできます。
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違いを把握して利用しやすい金融機関を選ぼう
iDeCoやつみたてNISAを始めるには、金融機関で口座開設が必要です。ただし、金融機関ごとに取扱商品数や手数料といった特徴が異なります。口座開設前に内容を確認・比較して自分に合った金融機関を選びましょう。
注意点として、口座は1つしか作れません。口座開設後に別の金融機関に口座を移すとなると手続きが大変なので、慎重に金融機関選びを行ってください。
また、iDeCoやつみたてNISAの口座を開設する際に申込者の個人番号が必要です。あらかじめ個人番号カードを用意しておけば、口座開設の手続きをスムーズに進められるでしょう。
出典
金融庁 つみたてNISAの概要
iDeCo公式サイト iDeCoってなに? iDeCo(イデコ)の仕組み
金融庁 第7回 金融機関を選んで口座開設! その後は…?
金融庁 つみたてNISA早わかりガイドブック
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部