更新日: 2022.09.05 iDeCo(確定拠出年金)

iDeCoを預けている金融機関は途中で変更できるの?

iDeCoを預けている金融機関は途中で変更できるの?
iDeCoは「引っ越したので、自宅近くの金融機関に」「結婚などで改姓し、新しい金融機関に」「転職・退職をした」など以外の理由でも金融機関の変更が可能です。ここでは、変更方法などを解説します。

【PR】節税しながら年金作るなら

【PR】SBI証券のイデコ(iDeCo)

sbi iDeco

おすすめポイント

・SBI証券に支払う手数料「0円」
・低コスト、多様性にこだわった運用商品ラインナップ!
・長期投資に影響を与える信託報酬が低いファンドが充実
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

変更方法と注意点

iDeCoの金融機関変更手続きの流れは以下のとおりです。書類での申し込みが必要で、ネット申込だけでは完結できません。金融機関の変更の手続きは、変更先となる「新しい運営管理機関」で行います。
 

<変更方法>

  • 1.「変更先になる新しい金融機関」に、「加入者等運営管理機関変更届」や「預金口座振替依頼書」を申し込む。
  • 2.送られてきた書類に必要事項を記入し、指定された必要書類を添付して提出する。このときに掛け金の配分や資産の配分も決めておく。
  • 3.1~3ヶ月後に手続きが完了後、移換完了通知書や口座開設のお知らせ、IDやパスワードなどが通知される。
  • 4.新しい金融機関での、iDeCo資産配分指定を確認して運用を開始する

 

<注意点>

・変更先で、運用商品の買いなおしが必要

積み立てた資産は移換されますが、投資信託などの運用商品をそのまま持ち運ぶことはできず、一度売却されます。そして新しく「iDeCo」口座を作った金融機関の運用商品を選択し直します。
 
もし新しい金融機関に、それまで運用していたものと同一の投資信託があるとしても、「売却」から「再買い付け」の手続きを踏む必要があるのです。時価での移管になり、今までの積立情報(運用利回りなど)がリセットされます。
 
変更には約1~3ヶ月の事務処理期間が生じるため、その間は運用商品の売買ができなくなります。iDeCoの運営管理機関変更を申し込む前に、元本保証型商品に変更するのも検討してみましょう。
 

・変更に手数料がかかる

多くの場合、変更に手数料がかかります。この手数料には「運営管理機関変更時手数料」など、金融機関によって価格設定が異なります。iDeCo口座を移す場合について、手数料がかかる金融機関では約4400円程度です。 事前に手続きに関わる費用を確認しましょう。
 

【PR】資料請求_好立地×駅近のマンション投資

【PR】J.P.Returns

おすすめポイント

・東京23区や神奈川(横浜市・川崎市)、関西(大阪、京都、神戸)の都心高稼働エリアが中心
・入居率は99.95%となっており、マンション投資初心者でも安心
・スマホで読めるオリジナルeBookが資料請求でもらえる

変更先を選ぶポイント

「口座管理手数料」と、投資信託の「信託報酬」が両方低めなところを探すのも良いでしょう。
 
「口座管理手数料」とは、iDeCo口座を維持するために毎月支払う手数料のことです。
 

1.iDeCo口座がある金融機関に支払う手数料:0~400円程度
2.事務委託先金融機関に支払う手数料:66円
3.国民年金基金連合会に支払う加入者手数料(掛金納付の都度):105円

上記の3つに分かれています。金融機関によって手数料が変わるのは「1.iDeCo口座がある金融機関に支払う手数料」であり、最低でも「2」と「3」の合計171円は毎月差し引かれ、その部分が減ることはありません(最近では口座管理手数料を無料とする金融機関が増えてきました)。
 
「信託報酬」とは投資信託の運用時に支払う手数料で、年0.5~2.0%程度が一般的です。信託報酬率が高い分、差し引かれる信託報酬額が増えてしまいます。信託報酬が低い投資信託がある金融機関への変更を検討してみましょう。
 

【PR】節税しながら年金作るなら

【PR】SBI証券のイデコ(iDeCo)

sbi iDeco

おすすめポイント

・SBI証券に支払う手数料「0円」
・低コスト、多様性にこだわった運用商品ラインナップ!
・長期投資に影響を与える信託報酬が低いファンドが充実

時々、加入状況などを見直してみよう

iDeCoは原則60歳まで引き出せないので、長期で育んでゆくものです。自分のiDeCo口座の取引履歴を時々チェックして、自分の資産がどのように変化しているのか確認してみましょう。
 

出典

iDeCo公式サイト iDeCo加入者・運用指図者の方へ

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集