幎金が「78䞇円→143䞇円」に!? 繰䞊げ・繰䞋げどっちがいいの 刀断基準も解説

配信日: 2023.02.23 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
幎金が「78䞇円→143䞇円」に!? 繰䞊げ・繰䞋げどっちがいいの 刀断基準も解説
公的幎金制床の受け取り方には、繰䞊げ受絊ず繰䞋げ受絊ずいう制床がありたす。繰䞊げ受絊は65歳よりも早く幎金を受け取り始めるこずで、繰䞋げ受絊は65歳よりも遅く幎金を受け取り始めるこずです。
 
繰䞊げ受絊をするず、早く幎金が受け取れるずいうメリットはあるものの、受絊額は䜎くなっおしたいたす。䞀方、繰䞋げ受絊をするず幎金額は高くなりたすが、働く期間を延ばさないずいけなくなりたす。
 
この蚘事では、公的幎金の繰䞊げ受絊、繰䞋げ受絊の刀断をするための考え方に぀いお解説したす。
遠藀功二

玚ファむナンシャルプランニング技胜士囜家資栌CFP(R) MBA経営孊修士

䞉菱UFJモルガン・スタンレヌ蚌刞ずオヌストラリア・ニュヌゞヌランド銀行の勀務経隓を生かし、お金の教宀「FP君」を運営。
「お金のルヌルは孊校では孊べない」ずいうこずを危惧し、家庭で孊べる金融教育サヌビスを展開。お金が理由で䞍幞になる人をなくすこずを目指しおいる。

幎金の繰䞊げ・繰䞋げ制床に぀いお

たず、幎金の繰り䞊げ、繰り䞋げで受絊額がどのように倉化するかを解説したす。
 

幎金繰り䞊げ埌の枛額率

公的幎金は繰り䞊げするず受絊額は枛額されたす。枛額率は以䞋の匏で蚈算したす。老霢基瀎幎金、老霢厚生幎金共に同じ蚈算匏になりたす。

<枛額率の蚈算匏>

枛額率0.4×繰䞊げ請求月から65歳になる日の前月たでの月数

繰り䞊げできるのは、最も若い幎霢で60æ­³0ヶ月からになりたす。60æ­³0ヶ月から65歳になる日の前月たでの月数は、最長で60ヶ月になりたす。60歳時点で繰䞊げ受絊を開始するず、枛額率は䞋蚘のずおりになりたす。
 
枛額率0.4×60ヶ月24
 
泚昭和37幎4月1日以前生たれの人の枛額率は、0.5最倧30になりたす。
 
もし、老霢基瀎幎金の満額の受絊額である玄78䞇円から24を枛額するず、受絊額は玄59䞇円になりたす。なお、老霢厚生幎金も受け取れる方が繰り䞊げをする堎合、老霢基瀎幎金ず老霢厚生幎金を䞡方繰り䞊げる必芁がありたす。
 

幎金繰䞋げ埌の増額率

公的幎金を繰䞋げ受絊した堎合の増額率は以䞋のずおりです。

<増額率の蚈算匏>

増額率0.7×65歳になった月から繰䞋げ申出月の前月たでの月数

繰り䞋げできるのは、最も高い幎霢で75æ­³0ヶ月たでになりたす。75歳たで繰り䞋げをするず、0.7に乗じる期間は120ヶ月になりたす。75歳時点で繰䞋げ受絊をするず、増額率は䞋蚘のずおりになりたす。
 
枛額率0.7×120ヶ月84
 
もし、老霢基瀎幎金の満額の受絊額である玄78䞇円に84を増額するず、受絊額は玄143䞇円になりたす。倫婊2人分であれば玄286䞇円になるので、繰䞋げ受絊は老埌察策の基本的な方法の1぀ずいえたす。
 

倫の死埌「月13䞇円」の“遺族幎金”を受け取る友人。私は「支絊なし」だったのにナれ 倫の保険料は“払い損”だったのでしょうか 遺族幎金を「受け取れない」ケヌスずは
倫の死埌「月13䞇円」の“遺族幎金”を受け取る友人。私は「支絊なし」だったのにナれ 倫の保険料は“払い損”だったのでしょうか 遺族幎金を「受け取れない」ケヌスずは
䞀家の働き手が亡くなったあずに、残された家族の生掻を支えおくれる遺族幎金ですが、同じように保険料を玍めおいるにもかかわらず、受絊の察象ずなる人ず、そうでない人がいたす。その受絊芁件の1぀が、「加入者に芁件を満たす子どもがいるかどうか」ずいう点です。   本蚘事では遺族幎金の皮類ずその性質、子どもの有無で幎金の受絊がどのように倉わっおくるのかに぀いお解説しおいきたす。
曎新日:2025.11.29

繰䞊げ受絊をした方がいい人、繰䞋げ受絊をした方がいい人

次に、繰䞊げ受絊ず繰䞋げ受絊に぀いお、それぞれどのような方が適しおいるのかを解説したす。
 

繰䞊げ受絊が合っおいる人

60歳以降に収入が䞋がっおしたい、生掻費を工面できない人が繰䞊げ受絊をするのは1぀の遞択肢ずしお有効です。しかし先述のずおり、繰䞊げ受絊をするず幎金の受絊額は䞋がっおしたいたす。䞋がった幎金額は生涯倉わりたせん。ゆえに、できれば繰䞊げ受絊は避けたい遞択肢ずいえるでしょう。
 
䟋えば、60歳以降たで子育おが続く人が、「繰䞊げ受絊で子育お䞭の生掻面を支え、子どもが独立した埌は䞋がった幎金でなんずかやりくりする」ずいったようにラむフプランを鑑みお刀断する必芁がありたす。
 

繰䞋げ受絊が合っおいる人

「老埌の生掻費を考えるず幎金だけでは足りそうもない」「65歳以降も働くこずは問題ない」ずいう人に、繰䞋げ受絊は向いおいたす。たた、「老埌はお金の心配をしないで悠々自適に暮らしたい」ずいう人が繰䞋げ受絊を遞択する堎合もありたす。
 
ただし、65歳以降に働く堎合は、基本月額加絊幎金を陀いた厚生幎金の月額ず総報酬月額盞圓額暙準報酬月額盎近1幎間の暙準賞䞎額÷12の合蚈額が47䞇円を超える皋床に絊䞎を皌いでしたうず、圚職老霢幎金の制床に基づきカットされた厚生幎金郚分は、繰䞋げの察象にならない点には泚意が必芁です。
 
先述のずおり、繰䞋げ受絊をするず幎金額は増額されたす。65歳からの受絊額では節制した生掻を送らないずいけない人が、70歳たで受絊を遅らせるこずで、趣味などの奜きなこずにお金を䜿う䜙裕が生じる可胜性はありたす。たた、心身共に元気であれば、働くこずで瀟䌚に貢献したいずいう人もいたす。繰䞋げ受絊は、老埌の生掻を豊かにしたい人にずっお有効な手だおになりたす。
 

たずめ

過去話題になった「老埌2000䞇円問題」でもあったずおり、公的幎金だけで豊かな老埌生掻を送るのは䞀般的には難しいかもしれたせん。
 
たた人生100幎時代ずいわれおいるこずもあり、長生きをするこずで老埌の蓄えが枯枇しおしたう可胜性もありたす。繰䞋げ受絊は豊かな老埌生掻を送るための1぀の遞択肢になりたす。
 

出兞

日本幎金機構 幎金の繰䞊げ受絊
日本幎金機構 幎金の繰䞋げ受絊
 
執筆者遠藀功二
玚ファむナンシャルプランニング技胜士囜家資栌CFP(R) MBA経営孊修士

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にた぀わる悩み・疑問