生活に欠かせないスマホ! もちろんスマホで出来るiDeCoのはじめ方

配信日: 2018.11.20 更新日: 2019.01.10

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生活に欠かせないスマホ! もちろんスマホで出来るiDeCoのはじめ方
スマートフォン一台あれば、日常生活が送れる時代になりました。
 
インターネットで買い物はもちろん、電車に乗るのも、実店舗での買い物もできるようになってきました。
 
そして、公的年金の上乗せiDeCo(個人型確定拠出年金)も、スマホで申し込みや管理ができてしまうのです。
 

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・低コスト、多様性にこだわった運用商品ラインナップ!
・長期投資に影響を与える信託報酬が低いファンドが充実
林智慮

Text:林智慮(はやし ちりよ)

CFP(R)認定者

確定拠出年金相談ねっと認定FP
大学(工学部)卒業後、橋梁設計の会社で設計業務に携わる。結婚で専業主婦となるが夫の独立を機に経理・総務に転身。事業と家庭のファイナンシャル・プランナーとなる。コーチング資格も習得し、金銭面だけでなく心の面からも「幸せに生きる」サポートをしている。4人の子の母。保険や金融商品を売らない独立系ファイナンシャル・プランナー。

スマホ年金 

スマートフォンは、生活に欠かせないものとなっています。
 
auは今や電話だけではなく、保険や住宅ローン、さらに投資信託まで取り扱っています。しかも、全てスマホで申し込めます。
 
そして、さらにiDeCoの取り扱いを始めました。iDeCoをスマホで申し込めて資産状況を確認できる状態のところはそれ程多くないのですが、auはアプリでさらに簡単に操作ができるのです。
 
簡単・安心・お得なauのiDeCoのメリットは、
 
・アプリをダウンロードして、加入申し込みから、節税シミュレーション、運用状態までスマホでチェックできます。資料請求で送られてくる書類に記入する必要はありますが、商品の入れ替えなどは、スマホでできます。 
・auの投資信託での運用でポイントも得られます。
・運用商品は、初心者が選びやすい投資信託が4本
・運営管理手数料はゼロ(ただし、国民基金連合会・事務委託関連機関に支払う手数料はかかります)
 

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組み合わされた投資信託を選ぶだけ

iDeCoの商品選択は、どれを選んだら良いか分からない初心者にとって、頭を悩ますところです。
 
iDeCoの節税効果は分かっていても、いざ、商品選択で止まってしまって申し込みができないことがあります。
 
リスク許容度によりいくつかの投資信託でポートフォリオを組みますが、組み方が分からない、ロボアドバイザーの質問に答えて選んだ商品を入力する手間が面倒等々。
 
しかし、auのiDeCoの場合は、既に投資信託を組み合わせた投資信託(ファンドオブファンズ)から、自分に合ったものを選ぶだけです(さらに、商品の組み合わせもできます)。
 

・お金が減らないことが第一の方は・・定期預金

・コツコツお金を殖やしたい方は・・auスマート・ベーシック(安定)

・リスクとリターンのバランスが大事な方は・・auスマート・ベーシック(安定成長)

・お金を守るより殖やすことを優先したい方は・・スマート・プライム(成長)

・減るリスクは覚悟のうえで、お金を殖やしたい方は・・スマート・プライム(高成長)

 
の中から、自分の考えに合ったところを選べます。
 

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おすすめポイント

・SBI証券に支払う手数料「0円」
・低コスト、多様性にこだわった運用商品ラインナップ!
・長期投資に影響を与える信託報酬が低いファンドが充実

手数料は?

そして気になるのが、運用にかかる手数料です。
 
国民基金連合会に支払う加入時手数料(2,777円)と口座管理手数料(月103円)、事務委託管理機関に支払う口座管理手数料(月63円)については、どのiDeCoでも必ず必要な手数料ですが、auはこれ以外の口座管理手数料は掛かりません。
 
また、投資信託に掛かる信託報酬は、
 

スマート・ベーシック(安定)・・年0.378%

スマート・ベーシック(安定成長)・・年0.378%

スマート・プライム(成長)・・年1.17288~1.41993%

スマート・プライム(高成長)・・年1.31409~1.56141%

 
となっています。
 
スマート・ベーシックは買い付け・売却時の手数料はゼロ。
 
スマート・プライムは、買い付け手数料が上限2.16%の設定がありますが、iDeCoでは買い付け手数料は掛かりません。売却時もゼロ。
 
スマート・ベーシックの安定と安定成長の2本は、つみたてNISA銘柄になっています。
 
つまり、手数料が金融庁の基準を満たした商品であるため、手数料は高くないと見て良いと思います。
 
スマート・プライムの成長と高成長の2本は、高いリターンを狙うため手数料が高く設定されていますし、つみたてNISA銘柄ではありません。
 
しかし、iDeCoでの運用では、運用益非課税で60歳までの長い期間運用。
 
リターンが大きく出ても課税されない分iDeCo口座以外での運用より大きく殖やせますし、運用が上手くいったところで売却し、安定成長の商品や定期預金に入れ替えができることもできます。
 
必ずしも良い運用成績が得られるかは確かではありませんし、損失が出るなどリスクも大きい商品ですが、iDeCoでの運用のメリットを生かす考え方の一つです。
 
iDeCo口座開設後3ヶ月経過しても商品の指定が無い場合に、KDDIからお知らせが来ます。
 
その後2週間経過した時点でも指定が無い場合は、スマート・プライム(成長)での運用が始まります。
 
(注意)本文はauのiDeCoをお勧めするものではありません。
 
Text:林 智慮(はやし ちりよ)
CFP(R)認定者
 

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