更新日: 2022.10.12 ふるさと納税

ふるさと納税はいくらからがお得? 控除上限額を知るにはどうしたらいい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ふるさと納税はいくらからがお得? 控除上限額を知るにはどうしたらいい?
ふるさと納税の利用を検討しているけれど仕組みがいまいち理解できない、という人も多いのではないでしょうか。ふるさと納税の恩恵を確実に受けるには、寄附金額を意識する必要があります。
 
本記事では、ふるさと納税がお得になる金額について解説するとともに、条件別の控除上限額の目安と、控除上限額を確認する方法をまとめました。ふるさと納税を始める前にチェックして、制度を賢く活用しましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ふるさと納税でお得な寄附金額は?

 
ふるさと納税がお得になるのは、寄附金額が2001円~年間控除上限額までの場合です。その理由は、ふるさと納税の控除の仕組みにあります。
 
ふるさと納税は、寄附金額のうち自己負担額である2000円を除いた金額が本来支払う所得税および住民税から控除され、実質の金銭負担が相殺される仕組みです。寄附金額が自己負担額2000円を下回る場合は控除を受けられず、ふるさと納税のメリットは減ってしまいます。
 
また、ふるさと納税で控除される金額は、寄附者の総所得金額や所得税・住民税の金額などによって、年間上限額が決まっています。年間に控除される上限額を超えた寄附金額は自己負担となるため、年間控除上限額とふるさと納税がお得になる最大寄附額はイコールなのです。
 

【家族構成別】年間控除上限額の目安

 
ふるさと納税による年間控除上限額の目安は、家族構成・寄附者の年収別に図表1のとおりです。
 
【図表1】
 

 
総務省「ふるさと納税ポータルサイト ふるさと納税のしくみ」より筆者作成
 
家族構成や年収によって控除上限額には大きな差があるため、ふるさと納税をお得に利用する際には、自分の控除上限額を把握しておく必要があります。
          

控除上限額を知りたいときは?

 
自分の控除上限額を知りたい場合は、控除上限額の目安を概算できる、計算ツールを利用するのがおすすめです。
 
総務省が運営する「ふるさと納税ポータルサイト」では、給与収入、家族構成、寄附金額をそれぞれ入力すると寄附金控除額をシミュレーションできるエクセルシート「寄附金控除額の計算シミュレーション」が配布されています。
 
また、民間の各ふるさと納税サイトでもWEB上で利用できるシミュレーターを提供しているため、使いやすいものを選んで試算してみるとよいでしょう。
      

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自分の控除上限額を把握しておこう

 
ふるさと納税は、寄附金額2000円までは自己負担となる仕組みです。寄附金額が2001円以上になると、2000円を超えた部分から控除上限額までが所得税・住民税から控除されるため、この範囲であれば多く寄附するほどお得になります。
 
ふるさと納税の控除上限額は、寄附者の家族構成や年収によって一人ずつ違います。ふるさと納税をお得に活用するためには、シミュレーターなどを利用して自分の控除上限額を把握しておくことが重要です。
 

出典

総務省 ふるさと納税ポータルサイト ふるさと納税のしくみ

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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