「自動車税の支払いが辛い…」週末だけの車はもはやぜいたく品?家計における自動車税の考え方とは?
そこで本記事では、自動車税を家計のなかでどう考えるべきか、車の維持費や見直しのポイントとあわせて解説します。
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目次
自動車税は「乗った分」ではなく、「持っていること」にかかる
自動車税は、車にたくさん乗る人だけが払う税金ではありません。基本的には、毎年4月1日時点で車を所有している人に課されます。そのため、週末しか車を使わない家庭でも、車を持っていれば支払いが必要です。
自家用乗用車の場合、税額は主に排気量によって決まります。排気量が大きい車ほど税額も高くなるため、ミニバンやSUVなどでは負担を重く感じるケースも少なくありません。また、一定年数を過ぎた車は、税額が上がる場合もあるため注意が必要です。
つまり、自動車税は「使った分だけ払う費用」ではなく、「車を所有するために毎年かかる費用」と考えると分かりやすいでしょう。そのため、乗る回数が少ないほど、1回あたりの負担は大きく感じやすくなります。
週末しか乗らない車は年間維持費で考える
自動車税だけを見ると、年1回の大きな出費に見えます。しかし、車の負担を正しく見るには、年間維持費として考えることが大切です。
車には、自動車税のほかに任意保険料、車検代、駐車場代、ガソリン代、オイル交換やタイヤ交換などの費用がかかります。ガソリン代は使った分だけ増えますが、税金や保険料、駐車場代は、乗る回数が少なくても発生しやすい費用です。
例えば、1.5リットル超~2リットル以下の車の場合、自動車税は年3万6000円で月に直すと3000円です。さらに保険料や車検代、駐車場代を加えると、実際には毎月かなりの金額を車に使っている可能性があります。
週末だけの利用であれば、「月に何回使っているか」「1回の外出にいくらかかっているか」を計算してみると、車にかかる負担を把握しやすくなるでしょう。ただし、金額だけで判断する必要はありません。子どもの送迎や買い物、通院、雨の日の移動など、車があることで助かる場面が多くあるからです。
車を手放す前に使い方と代替手段を比べる
自動車税が負担だからといって、すぐに車を手放すのが正解とはかぎりません。住んでいる地域や家族構成によって、車の必要性は大きく変わります。
まずは、1ヶ月の利用回数を書き出してみましょう。買い物、送迎、通院、レジャーなどに分けると、車が本当に必要な場面が分かります。週末の買い物や外出だけであれば、ネットスーパー、宅配、レンタカー、カーシェアのほうが安く済む場合もあります。
一方で、公共交通機関が少ない地域や小さな子どもがいる家庭では、車がある安心感も大きなメリットです。また、急な体調不良や悪天候の日にすぐ移動できる点は、単純な金額だけでは測れません。
車にかかる費用を見直すときは、まず任意保険の補償内容や駐車場代、車のサイズを確認しましょう。買い替えの時期が近い場合は、軽自動車や燃費のよい車に変える方法もあります。週末利用が中心であれば、大きな車にこだわらない選択もできるため、税金や維持費を抑えやすくなります。
自動車税は年間維持費に含めて家計全体で考えよう
自動車税は年1回の支払いなので大きな負担に感じますが、保険料や車検代、駐車場代も含めた年間維持費として考えると管理しやすくなります。車に年間いくらかかっているかを確認したうえで、車の便利さと費用を比べると、持ち続けるべきか見直すべきか判断しやすくなります。
家族の使い方に合っているかを定期的に見直し、必要に応じて車種や利用方法を変えることで、車の維持費の負担感も小さくできるでしょう。
出典
総務省 2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります
北区 軽自動車税の種類と税額
国土交通省 自動車重量税額について
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー