【勝手に完食】ふるさと納税の「さくらんぼ700g」が“前住所”に届き、現住居者に勝手に食べられた! SNSでは「非常識すぎ」「盗人猛々しい」の声も…変更もれなら“仕方ない”? 弁償は可能かも確認
ふるさと納税は、寄附時に登録してある住所に発送されるため、引っ越した場合は、住所変更をする必要があります。本記事では、話題となった投稿を取り上げ、ほかのユーザーの反応や食べられてしまった場合、弁償してもらえるのかなどを解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
目次
ふるさと納税で頼んださくらんぼが旧住所に届き、現住人が食べたという投稿が話題に
前記のとおり、「ふるさと納税で頼んださくらんぼが前の住所に届き、今の住人に食べられてしまった」という投稿が話題となりました。「今の住人は1回受け取れず、再配達依頼をして受け取っている」とも書き込まれており、自分宛でないと確信していた可能性が高いと想像されます。
投稿者が配送業者に確認したところ、「回収します」と言われたものの、現住人は「名前も確認せずに食べてしまった」とのことでしたが、頼んでもいない食品を、確認もせずに食べてしまうことは考えにくいのではないでしょうか。
結局、発送元に品物を再手配してもらったとのことですが、配送業者が割を食う形になってしまい、「ちょっと納得がいかない」と投稿者はコメントしています。
ほかのユーザーの反応
話題となった投稿に対して、寄せられたほかのユーザーの反応の一例は次のとおりです。
・面倒ですが追求すべきだと思います!
・故意の横領は見逃してはいけません
・いちいち宛名なんて確認しないでとりあえず再配達手配しちゃうな
・住所が変わった旨の連絡を怠ったのが一番の原因
「再配達まで依頼して受け取っているのだからわざと」「それはかわいそう」という反応がある一方で、「住所変更してないほうが悪い」という意見も見られました。
通常のネット注文とは違い、ふるさと納税は手続きしてから届くまでに期間が空くものもあります。投稿者も、「頼んだのが去年の夏、引っ越したのが先日」「ふるさと納税したのを忘れていた」と書き込んでいます。
当然ですが、住所変更をしないと現住所には届きません。とはいえ、「去年の夏に頼んだものを忘れていた」というのも理解できる点もあります。
サトウニシキ700グラムの価値は?
今回紹介したケースでは、「サトウニシキ(佐藤錦)700グラムを現住人に食べられてしまった」とのことでした。サトウニシキは、日本を代表するさくらんぼの品種で、主に山形県で生産されています。
「さくらんぼの王様」「赤いルビー」とも呼ばれる品種で、十分な甘さがありながら、酸味とのバランスが絶妙なさくらんぼです。
市場価格は、700グラムで4000~7000円で、贈答用やふるさと納税の場合は、8000円以上のものもあります。特に山形県産の高品質のものは比較的高値で取引されており、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。決して安いものではないでしょう。
食べられてしまった場合、弁償してもらえる
今回のように、依頼したものが食べられてしまった場合、弁償してもらえるのでしょうか。法的には、配送先が前の住所だったとしても、返礼品の所有者は寄附者です。そのため、食べられた場合、損害倍書を請求できる可能性があります。
ただし、金額が数千円程度の場合は、訴訟コストのほうが高くなることが見込まれるため、法的な手続きになるケースは多くないでしょう。今回は発送元が再手配してくれたものの、自治体によって対応は異なり、再発送してもらえないケースも考えられます。
住所変更は忘れずに
当然ながら、引っ越しをしたら各種の住所変更が必要です。ふるさと納税は、寄附から返礼品を受け取るまで時間がかかるものもあるため、注意が必要です。さまざまなやり方がありますが、引っ越す前に住所変更をしなければならないリストを作るのがおすすめです。
「少しずつやろう」「落ち着いたら変更しよう」と考えていると、今回のようなことになるおそれがあります。面倒ですが住所変更が必要なものをまとめておき、抜け漏れがないようにしておきましょう。
まとめ
「ふるさと納税で頼んださくらんぼを食べられた」という投稿を取り上げましたが、「かわいそう」「住所変更をしないほうが悪い」とさまざまな意見が見られました。
当然ながら、住所変更をしなければ、以前の住所に返礼品は届いてしまいます。
現住人に食品を食べられてしまった場合、自治体によって対応は異なります。面倒なことにならないよう、引っ越しをしたら各種の住所変更をしておきましょう。
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
