更新日: 2023.01.22 株・株式・FX投資
ネット証券、利用するメリットとデメリットはどんなこと?
そのような人たちにとって、手軽に利用できるのがネット証券です。とはいえ、店舗型証券会社との違いが分からない人も多いのではないでしょうか?
本記事では、ネット証券を利用するメリットとデメリットを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ネット証券とは
そもそも、ネット証券とは何かを押さえておきましょう。
インターネットがまだない時代は、株や債券などの金融商品を売買したい人は、証券会社の店舗へと足を運ぶしかありませんでした。しかし、インターネットの発展・普及によってネット証券が誕生し、数も増えます。ちなみにネット証券は、インターネット証券やオンライン証券とも呼ばれています。
ネット証券は店舗を持ちません。パソコンやスマートフォンなどをインターネットにつなぐことで、株や債券、為替や投資信託などの取引が可能です。
ネット証券を専門とする証券会社がある一方で、店舗を構えながらネットでも取引可能なサービスを提供する証券会社もあります。
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ネット証券を利用するメリット
ネット証券には、店舗へと足を運ばなくてもよいからこそのメリットがあります。ネット証券を利用するメリットを紹介しましょう。
どこでも取引が可能
ネット証券の利用により、自宅だけではなく外出先でも株などの取引が可能です。
店舗型証券会社は、取引の際には店舗へと足を運ぶか、担当者に電話をするしか取引の方法がありません。ネット証券であれば、電話が難しい電車内や勤務先、静かなカフェなどでも取引ができます。
手数料を抑えられる
ネット証券は、店舗型証券会社と比較して手数料が安いのが一般的です。ネット証券の方が人件費などがかからないためです。
また、多数のネット証券会社の誕生により価格競争も活発化。手数料比較サイトなども出てきているため、証券会社同士が手数料の安さを1つの売りとし、より多くの顧客の獲得を目指している現状があります。
利用者は、取引のたびに手数料を支払わなければいけません。特に多くの取引をしたい人にとっては、手数料の安いネット証券の利用は大きなメリットとなるでしょう。
自由な取引が行える
ネット証券は非常に自由な取引が行える点もメリットです。商品は株や投資信託だけではなく、債権や先物、CFDや為替、ゴールドやETFなど多岐にわたります。
また、少額からの投資も可能です。少ない資金から投資を行いたい人にとって、ネット証券の利用は大きなメリットとなるでしょう。
さらに、取引期間も自由です。短期的なトレードから長期的な積み立て投資まで、自由な取引が行えます。店舗型証券会社でも不可能ではありませんが、自分のタイミングですぐに取引できる自由度の高さは、ネット証券の大きな魅力です。
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ネット証券を利用するときの注意点
とはいえ、ネット証券にもデメリットは存在しています。店舗型証券会社と比較したときの注意点をみていきましょう。
専門家に相談ができない
ネット証券では、売買の判断は基本的に自分自身で行います。店舗型証券会社のように、担当者や専門家に直接相談したり、商品の選択肢を絞ったりしてもらうことができません。
情報収集も含めて自分で行わなければならず、勉強しなければ失敗するリスクが高まる点がネット証券利用時の注意点の1つです。
セキュリティーやネット環境への不安がある
インターネットを利用する以上、セキュリティーへの不安はぬぐえません。また、取引中にネット回線が落ちるなどすれば、売買できないケースも出てくるでしょう。想定よりも高い価格で買ってしまったり、逆に安い価格で売ってしまったりすることもあります。
特に、スマートフォンを利用し電波の悪いところで取引を行う際は要注意です。
ネット証券のメリットとデメリットを理解し自分に合った方法で投資を始めよう
場所や手数料、スタイルなど、さまざまな面で自由度が高く、また、手軽に取引できる点がネット証券の大きなメリットです。日頃からインターネットで投資に関する情報収集や勉強をしているなら、そのままネット証券の口座を開設してみてもよいでしょう。
一方で、専門家に相談できないなどの注意点も、ネット証券にはあります。デメリットも把握しながら、自分に合った方法で投資を始めることが重要です。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部