更新日: 2019.06.28 その他資産運用

貯金がない人でも大丈夫?いくらから資産運用は始められる?

執筆者 : 下中英恵

貯金がない人でも大丈夫?いくらから資産運用は始められる?
「自分は貯金がないから、資産運用を始めることができない」とあきらめてしまっている方はいませんか。実は、元手となる資金が少ない方でも、資産運用はチャレンジすることが可能です。今回は、運用初心者の方にオススメの制度や、証券口座の開設方法をご紹介します。
 

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

下中英恵

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

いくらから資産運用は始められる?

現在、日本の証券会社では、さまざまな金融商品が販売されています。中でも投資信託は、100円から購入できるものもあるので、元手となる運用資金が少ない方でも、気軽にチャレンジすることができますよ。
 
たとえば、毎月1万円を投資信託で積立投資をしたとしましょう。年5%の利回りで運用できたとすると、30年で約832万円にもなります。この場合、元本は360万円、運用収益は472万円となります。
 
いくら投資したらどのくらい儲かるのか、ということを知りたいという方は、金融庁のホームページで、資産運用のシミュレーションをすることができます(※1)。ぜひ実際に試してみてくださいね。
 

資産運用初心者にオススメな制度

資産運用初心者の方は、まず「NISA」と呼ばれる少額投資非課税制度を利用してみるのがオススメです。
 
通常の資産運用では、分配金や譲渡(売却)益が発生した場合、20.315%の税金を払わなければなりません。しかし、このNISA制度で資産運用を行うと、一定の条件を満たせば、分配金や譲渡(売却)益が非課税となります。
 
NISAには、年間120万円まで購入でき5年間非課税となる「一般NISA」と、年間40万円まで購入でき20年間非課税となる「つみたてNISA」があります。
 
特に「つみたてNISA」は、購入できる商品が、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られており、ネット証券などでは100円から購入することが可能です。少額から始めたい方や、資産運用初心者の方にはピッタリですね。
 
現在、運用にまわすことができる元手資金の金額や、運用期間から「一般NISA」にするのか、「つみたてNISA」にするか、選択するとよいでしょう。
 
さらに、NISA制度について詳しく知りたい方は、金融庁(※2)や日本証券業協会(※3)のホームページをチェックしてみてください。
 

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

口座開設の方法とは?

それでは、実際に資産運用を始めてみましょう。投資信託などの金融商品を購入する場合は、証券会社や銀行などで、証券の取引を行うための証券総合口座を開設する必要があります。
 
現在は、ネット証券を利用すると、実際に金融機関の窓口に行くことなく、自宅にいながらパソコンやスマートフォンで口座開設することが可能です。
 
さらに、ネット証券は、取引にかかる手数料が低く設定されているケースが多いので、あまり手数料を払いたくないと考えている方にはオススメです。
 
口座開設には、運転免許証などの身分証明書やマイナンバーが必要になります。また、口座開設から、実際に投資信託などの商品を購入できるようになるまでには、1週間程度かかると覚えておきましょう。
 
いかがだったでしょうか。今まで資産運用にチャレンジできていなかった方でも、少ない元手資金から、口座を開設して、運用をスタートすることができますよ。NISA制度やネット証券などを活用し、まずは自分のできる範囲で、資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
 
参考
(※1)金融庁 資産運用シミュレーション
(※2)金融庁 NISA特設ウェブサイト
(※3)日本証券業協会 NISA
 
執筆者:下中英恵(したなかはなえ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
 

ライターさん募集