普通預金の金利が「0.2%→0.3%」にアップ! 利息は「500万円×10年間」でいくらになる? 元本保証されるなら「個人向け国債」のほうが増えて得? 高金利の時代の運用方法とは

配信日: 2026.02.11
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普通預金の金利が「0.2%→0.3%」にアップ! 利息は「500万円×10年間」でいくらになる? 元本保証されるなら「個人向け国債」のほうが増えて得? 高金利の時代の運用方法とは
日本銀行は2025年12月の金融政策決定会合で、政策金利の利上げを決定しました。この利上げを受けて、メガバンクは既に金利の値上げを発表しています。
 
お金が溜まりやすい状況になったといえますが、投資と比べて運用後の利益にどれほどの差が出るのでしょうか? 本記事では、普通預金とリスクの低い債券投資で比較します。
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銀行の金利が上がる

日銀の利上げを受けて、三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクは、2026年2月2日から普通預金金利を0.2%から0.3%に引き上げました。ほかの銀行も、同様に金利を引き上げています。
 
また、銀行の中には、制限付きで普通預金の金利をさらに高く設定しているところもあります。あおぞら銀行は預入金額100万円を上限に0.75%、楽天銀行は楽天証券などのサービスとの紐づけや楽天モバイル契約者などの条件を満たせば最大0.64%になります(2026年2月時点の情報)。
 
定期預金の金利も軒並み上がっています。三菱UFJ銀行は期間に応じて0.375%~0.9%、キャンペーンを打っている銀行では1.45%という高金利もあります。
 

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500万円を銀行に預けた場合

銀行に預けたお金は、今後、金利上昇によってどれほど増やすことができるでしょうか? 普通預金で500万円を10年運用するケースで試算します。


【単純な試算】

500万円×0.3%×10年=15万円
15万円×税金20.315%=約3万473円
15万円-3万473円=11万9527円
 
【実際の計算式】
利息=期間中の毎日の最終残高の合計額×利率÷365

実際には、普通預金は変動金利なので、今回のように年の途中で金利が変わる場合には単純に計算することができません。また、利息は毎日の最終残高から細かく計算され、年2回に分けて税引き額が預金に反映されます。今回の試算では、10年で約12万円が増やせるといえるでしょう。
 

500万円を債券投資にあてた場合

債券投資は、投資の中でも比較的リスクが少ないとされます。発行元が倒産しない限り、満期時に元本が償還されます。元本割れのリスクを恐れて投資を渋っている人でも、始めやすいといえるでしょう。
 
債券投資には国債、地方債、事業債、外貨建債券などの種類があり、種類や投資期間によって利率が異なります。
 
今回は、固定金利型の「個人向け国債 5年」で試算します。現在販売中の回の金利は1.66%です。財務省が公開している受取利子シミュレーションによると5年間で受け取れる利子は41万4472円となります。ここでは、単純にこれを倍にして10年間の利子額とします。


【試算】

41万4472円×2=82万8944円
82万8944円×税金20.315%=約16万8400円
82万8944円-16万8400円=66万544円

10年で約66万円が増やせる計算です。今後もっと金利が上がる場合、変動金利型の国債を選んでおけば増えるお金が多くなるでしょう。
 

まとめ

銀行に預けるよりも、債券投資に回したほうが、増やせるお金に50万円以上の差が出ることが分かりました。
 
普通預金や定期預金は、「銀行が運用している」お金です。債券投資は、「預けることなく自分で運用する」ことになります。銀行に預けずに自分で運用をするだけで、何十万円もの利益が出るのです。
 
なお、通常の債券投資とは個別に債券を買うことです。NISA制度で債券を買うには、債券ファンドに投資する必要があります。NISA制度なら投資の利益が非課税になるので、さらに増えるお金は多くなるでしょう。
 
NISAはまだ敷居が高いという人は、個人向け国債の「固定金利3年」から始めるのがおすすめです。最低価格1万円から購入でき、年間を通して取引可能です。せっかく高金利の時代が来たのですから、上手に運用して個人資産を増やすことを検討してみてはどうでしょうか。
 

出典

財務省 個人向け国債
財務省 受取利子シミュレーション
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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