65歳で「NISA未経験」のまま定年へ…今から「200万円」運用しても“意味はない”ですか? 銀行預金のままにすべきでしょうか?「年率3%×10年」で比較

配信日: 2026.02.12
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65歳で「NISA未経験」のまま定年へ…今から「200万円」運用しても“意味はない”ですか? 銀行預金のままにすべきでしょうか?「年率3%×10年」で比較
これまでNISA未経験だった人の中には、退職後に「今からでも投資をする意味がある?」と疑問に思う人もいるかもしれません。実際、投資は資産を増やせる可能性があるものの、リスクもあるため、特に高齢となってから始める場合は注意が必要です。
 
本記事では、65歳からNISAでの投資を始めるのは可能なのかということについて、200万円を年率3%で運用した場合の試算、預金との違い、そして高齢期ならではの注意点を整理します。
三浦大幸

2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

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65歳からでもNISAは可能?

まず前提として、NISAは年齢制限のある制度ではありません。18歳以上であれば、65歳でも70歳でも利用できます。そのため、「定年=NISAはもう使えない」ということはありません。実際、退職金や貯蓄の一部を使って、老後に入ってからNISAを始める人もいます。
 
ただし、若い世代と同じ感覚で投資するのは危険です。65歳以降は、運用目的やリスクの取り方が大きく変わる点に注意が必要です。
 

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高齢からの投資は危ない?

65歳から始める投資で不安視されやすい点として、次の項目が挙げられます。


・価格変動によって元本割れする可能性
・投資経験がなく、値動きに慣れていない
・生活資金を減らしてしまうリスク

元本割れリスクや不慣れは、若い世代であっても当然リスクとなりますが、高齢の場合は特に、生活費として使う予定のお金を投資に回すのは、基本的におすすめできません。
 
一方で、「当面使う予定のない余裕資金」を、低めの利回りで穏やかに運用するという考え方であれば、検討の余地はあります。
 

65歳から200万円を年率3%で運用するとどうなる?

それでは、例として65歳時点で200万円をNISAで運用した場合を試算してみましょう。今回は、比較的控えめな年率3%で計算します。
 

【前提】

・元本:200万円
・想定利回り:年3%

 
この条件で運用した場合、5年後(70歳)には約232万円、10年後(75歳)には約269万円となります。大きな資産増とは言えないかもしれませんが、インフレ下で資産価値を守るという意味では、一定の効果があると考えられるでしょう。
 

預金のままだった場合は?

続いて、同じ200万円を銀行預金に置いたままにした場合はどうでしょうか。仮に、年利0.2%とすると、10年後には約204万円と、増える金額はわずか4万円程度です。
 
預金の場合、運用リスクはありませんが、物価が上がれば、実質的な価値は目減りする可能性もあります。
 

65歳からNISAを始める際の注意点

65歳からNISAを始める場合、生活費に手を付けないことが大前提です。
 
投資に回すのは、当面使う予定のない余裕資金に限る必要があります。また、短期間で大きく増やそうとすると、値下がり時の精神的負担が大きくなりやすいため、安定性を重視した運用が現実的でしょう。
 
また、今回試算した年率3%といった利回りはあくまで想定であり、必ずしも毎年同じように増えるわけではないことにも注意が必要です。
 

「やらない」という選択も間違いではない

ここまで見てきたように、65歳からの投資にはメリットもあれば、リスクもあります。
 
「値動きがどうしても不安」「お金が減ると眠れなくなる」そう感じる人にとっては、あえて投資をしない判断も立派な選択です。大切なのは、「周りがやっているから」ではなく、自分の生活と気持ちに合った形を選ぶことです。
 

まとめ

65歳からでもNISAは利用でき、200万円を年率3%で運用すれば、10年後には約269万円になる試算です。一方、預金のままでは、増加額はわずかにとどまります。
 
ただし、高齢期の投資は多くの場合「大きく増やす」ことが目的ではありません。生活資金を守りながら、インフレに備える手段の1つとして考えるのが現実的です。自分にとって納得できる選択かどうかが何より重要だと言えるでしょう。
 
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

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