SNS「おすすめの株主優待教えて」投稿が話題!「東京メトロは全区間乗り放題」「U-NEXTが90日タダ」「普段使いならイオン」…実際どう?“必要資金・注意点”も解説

配信日: 2026.04.03
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SNS「おすすめの株主優待教えて」投稿が話題!「東京メトロは全区間乗り放題」「U-NEXTが90日タダ」「普段使いならイオン」…実際どう?“必要資金・注意点”も解説
先日SNSで「最近株主優待の面白さに気付いたんですけど、おすすめの株主優待ありますか?」といった投稿が話題になりました。株主優待は、企業が株主に対して配る「おまけ特典」といえるもので、配当とは別に受け取れて実利回りが上がる点が魅力です。
 
本記事では、株主優待の例や、どのような優待が受けられるのかなどを解説します。
藤岡豊

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

株主優待とは

株主優待とは、企業が一定数の株式を保有する株主に対して、自社製品や割引券などを感謝の印として贈る制度です。現金で受け取れる配当金とは異なり、商品やサービスで還元されるのが特徴で、個人投資家に人気が高い投資文化です。
 
株主優待は株主にとって、実利回りが向上する、生活費の節約になる、株主としての楽しみができるなどのメリットがあります。一方で企業側は、長期的に株式を保有する安定株主を増やす目的などで実施しています。
 
ただし、すべての企業が株主優待を実施しているわけではありません。また、企業の業績の悪化によって優待が縮小、または廃止されるリスクもあるため注意が必要です。投資の基本は、企業の業績や将来性です。株主優待が目的にならないように、投資をする必要があります。
 

代表的な株主優待

先日話題となったSNSの投稿では、「株主優待のおすすめ東京メトロ。株を一定数持っていると全区間乗り放題になる」のように書き込まれていました。東京メトロは、200株(約32万円)以上株式を保有していれば、株主優待乗車証を受け取れます。ほかにも、株主優待には図表1のようなものがあります。
 
図表1

企業名 株主優待内容 必要資金の目安
マクドナルド 食事券6回分 約80万円
イオン 1%キャッシュバックなど 約20万円
オリエンタルランド ディズニーチケット1枚 約130万円
U-NEXT U-NEXT利用料90日分+ポイント 約16万円
すかいらーく 食事券4000円分 約35万円

筆者作成
 
※図表1は株主優待を受け始められる目安の金額で、保有株式数によって優待内容が変わる場合があります。
 
図表1のとおり、各企業自社のサービスがお得になる株主優待を用意しており、よく利用する人であればうれしいでしょう。100株保有していれば株主優待を受けられる企業もあれば、オリエンタルランドのように500株以上保有しなければならないケースもあります。
 
普段の生活が豊かになったり、お得になったりする株主優待ですが、日本の株式は100株単位で購入するため、株主優待を受けるためには、図表1のように数十万円以上の資金が必要ですから、「気軽には始められない」と感じる人もいるでしょう。
 

株主優待の注意点

メリットがある株主優待ですが、始める前に把握しておきたい注意点もあります。前記のとおり株主優待は、縮小や廃止されるケースもあるため、永遠に受け取れるものではありません。
 
また、株式を購入する期限も設けられており、事前に「いつまでに購入しなければならないのか」を確認しておく必要があります。さらに、購入した企業の株価が下落すると、トータルで損をするリスクもあります。
 
株主優待で1万円を得ても、株価が5万円下落すれば優待の意味がありません。そのため、株主優待を始める場合は、企業の将来性を十分に考慮する必要があります。株主優待は、あくまでもおまけです。企業に将来性があり、かつ自分がよく利用するサービスなのであれば、株主優待がある株式に投資するのもよいでしょう。
 

まとめ

株主優待は、実利回りを上げられ、サービスをお得に利用できる点がメリットです。特別感もあるため、株主優待を受けてみたいと考える人もいるでしょう。ただし、1社や数社のみに投資するのは、分散されておらず下落や暴落のリスクがあります。
 
株主優待目当てだけの投資は、危険かつ、万人受けするものではないため、株式を購入する前に十分検討する必要があるでしょう。
 
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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