更新日: 2021.08.17 銀行カードローン

楽天銀行スーパーローンの保証会社は2社ある?保証会社の役割とは

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楽天銀行スーパーローンの保証会社は2社ある?保証会社の役割とは [PR]
楽天銀行スーパーローンの保証会社は、楽天グループの楽天カード株式会社と、SMBCグループのSMBCファイナンスサービス株式会社です。
 
保証会社は審査と保証の2つの役割があり、債務者が返済困難に陥った場合には、カードローン会社への返済を肩代わりします。
 
ここでは、楽天銀行スーパーローンの保証会社や保証会社の役割、Q&Aについて解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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保証会社とは

カードローンの保証会社とは、金融機関と提携してローンの保証業務を担当する会社のことです。
 
カードローン会社や信販会社、消費者金融などが行っていることが多くあります。
 
保証会社は、ローンの申込者である債務者が返済不能になったときに、債務者に代わって返済を行います。金融機関からすれば貸し倒れリスクを軽減できるため、ありがたい存在です。また、貸し倒れリスクが軽減されることで、債務者は融資を受けやすくなります。
 
このように、保証会社が債務者の保証をすることは「機関保証」と呼ばれています。保証会社は連帯保証人のような役割を担います。ただし、機関保証があれば連帯保証人が不要というわけではありません。場合によっては、機関保証と連帯保証人のどちらも必要な場合があります。
 
また、保証会社は保証業務だけでなく審査業務も行うのが一般的です。

 

 

楽天銀行スーパーローンの保証会社は2社

楽天銀行スーパーローンの保証会社は「楽天カード株式会社」と「SMBCファイナンスサービス株式会社」の2社です。それぞれどのような違いがあるのか見ていきましょう。

 

楽天カード株式会社

楽天銀行スーパーローンの保証会社の1つが、「楽天カード株式会社」です。
 
楽天カードは楽天グループ株式会社が100%出資している会社で、展開する事業は次の4つです。
 

●クレジットカード事業
●海外事業
●不動産事業
●保証事業

 
クレジットカード事業では「楽天カード」、海外事業では楽天カードの海外展開や金融・決済サービス、不動産事業では宿泊施設などへの投資や企画開発を行っています。
 
保証事業では、楽天カードのクレジットカード事業の与信や、審査のノウハウを活用して、提携先金融機関が取り扱う個人向けローンの信用保証業務を展開しています。

 

SMBCファイナンスサービス株式会社

SMBCファイナンスサービス株式会社はSMBCグループの一員で、2020年7月には株式会社セディナと合併しました。
 
展開する事業は次の3つです。
 

●カード事業
●信販事業
●トランザクション事業

 
カード事業は提携クレジットカードと提携プリペイドカード、カード決済サービスなど。信販事業では、ショッピングクレジットや銀行保証。トランザクション事業では、代金回収やファクタリングサービスなどを行っています。銀行保証にて、金融機関の個人向けローン商品の保証業務を展開しています。

 

 

 

保証会社の2つの役割

保証会社には「審査」と「債務保証」の2つの役割があります。
 
保証会社はカードローン申込者の審査を行い、保証できると判断した申込者にのみ、カードローンの利用を許可します。
 
また、申込者である債務者がローン返済困難になった場合は、保証会社が債務者に代わってカードローンの返済を行います。
 
ここでは、保証会社が担う2つの役割について見ていきましょう。

 

審査

保証会社の役割の1つが「審査業務」です。
 
楽天カード株式会社などの保証会社は、カードローン会社とともに、申込者の審査を行います。保証会社は審査結果をカードローン会社に伝え、カードローン会社は申込者に結果を通知します。
 
保証会社が審査を行うことから、カードローンの申し込み要件には「保証会社の保証を受けられる方」と明記されているのが一般的です。
 
カードローン会社が定める要件をクリアしていても、保証会社の保証を受けられないとカードローンは利用できません。

 

債務保証

保証会社は債務保証の役割を担います。
 
債務保証とは、カードローンで借り入れをしている債務者が返済できなくなった際に、代わりに返済をすることです。
 
保証会社が金融機関に対して債務者の代わりに返済をした後は、債務者は保証会社に対して返済の義務を負うことになります。
 
金融機関は、保証会社が債務保証をするため、貸し倒れリスクを軽減することができます。つまり、保証会社が債務保証を行うことで、債務者は融資を受けやすくなるということです。
 
また、保証会社は金融機関から保証料を受け取り、債務者の返済が滞った場合は代位弁済を行う仕組みになっています。

 

 

保証会社に関するQ&A

ここでは、保証会社に関するQ&Aについて見ていきましょう。

 

保証会社が弁済した後は返さなくていい?

保証会社は、カードローンの債務者が返済困難になった場合、債務者に代わってカードローン会社へ返済(代位弁済)をします。保証会社は債務者の保証をする役割を担っているためです。
 
ただし、保証会社はカードローンの返済を肩代わりしますが、債務者の返済自体が消えるわけではありません。
 
債務者は保証会社に肩代わりをしてもらった後、カードローン会社ではなく保証会社に対して返済を行います。そのため、保証会社が代位弁済をしたからといって、債務者の返済がなくなるわけではありません。

 

審査が甘い保証会社はある?

結論からいえば、審査が甘い保証会社はありません。
 
審査を甘くすると代位弁済が増える可能性があり、保証会社が貸し倒れリスクを負うことになります。保証会社にとってはリスクが大きいため、審査を甘くすることはありません。
 
ただし、どの保証会社も具体的な審査基準を公表していないため「絶対に〇〇の人は審査に通る(通らない)」とはいえません。

 

保証会社は選べる?

申込者は保証会社を選べません。通常、カードローン会社が保証会社を指定しているからです。
 
なかには保証会社が2社あるカードローンもありますが、保証会社は1社であることが一般的です。

 

具体的な審査基準・条件は公開している?

保証会社はカードローン申込者の審査を行いますが、具体的な審査基準や条件は公開していないことがほとんどです。
 
「年収〇〇万円以上」「他社借入金▲▲万円以下」などの条件は明示されていません。そのため、カードローン利用者が審査に通過できるかどうかを、独自で判断することは難しいといえます。

 

カードローンの保証会社を確認する方法は?

自分が申し込むカードローンの保証会社を知りたい場合は、カードローンの商品概要説明書を確認しましょう。
 
商品概要説明書はPDFファイルであることが多く、カードローンのサイト内でダウンロードできます 。商品概要説明書の「担保・保証人」欄に、保証会社名が記載されています。

 

 

カードローンを選ぶときは保証会社も確認しよう

楽天銀行スーパーローンの保証会社は、楽天カード株式会社とSMBCファイナンスサービス株式会社です。
 
保証会社には審査と保証の2つの役割があり、債務者が返済困難になった場合は、カードローン会社への返済を肩代わりします。
 
ただし、債務者の返済がなくなるわけではなく、審査の甘い保証会社もありません。具体的な審査基準などは公開されていませんが、カードローンを選ぶときは保証会社にも注目してみましょう。

 

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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