アイフルの返済方法は何種類？返済方法・最低返済額・完済方法を解説

アイフルのカードローンを利用するには、借り入れ方法も大切ですが、返済方法についても詳しく知っておく必要があります。
 
利用し始めると「どこで返済できるのか」、「毎月いくら返済したら良いのか」、「いつまでに返済したら良いのか」など疑問が出てくるはずです。
 
アイフルの返済方法、お金に余裕がある時にやっておくべきワンポイントアドバイスなど、返済に対する疑問についてお答えします。
 

アイフルの返済方法は何種類？

アイフルの返済は3つの方法が用意されており、ご自身の都合の良い方法で返済することができます。どのような返済方法があり、利用時間や手数料はどうなっているのかを下記の表にまとめてみました。

返済方法	利用可能時間	利用手数料	メリット
銀行振込	金融機関に準ずる	基本的に有料	ネット銀行によっては手数料が無料
口座振替	金融機関に準ずる	無料	うっかり返済忘れを防げる
提携ATM	各金融機関に準ずる	必要	近所のお店で簡単に返済

 

次に各返済方法について詳しく解説します。  

 

(1)銀行振込

近くの銀行ATMや、スマホやパソコンを使ってネットバンキングで振り込めますが、どちらにしても手数料が必要になります。この点は、ネット銀行を利用すると、振込手数料が無料になる場合があるので、返済のために口座を開設するのも良いでしょう。
 
銀行振込の場合、注意したいのが振込時間によっては、翌日扱いになってしまい、結果的に返済遅れとなる点です。現在は銀行のシステムが改変され、営業時間外の振り込みでもその日に反映されるようになりましたが、一部金融機関では対応していません。
 
なおアイフルは土日祝日が休みのため支払日が翌平日になります。インターネットバンキングですと土日祝日でも利用できますので、休日中に送金を済ませておくと安心です。
 
利用する金融機関のシステムがどうなっているのかを、事前に確認しておくと良いでしょう。振り込み用の口座を知るには、ネットで会員サービスにログインすると確認できます。
 
振込時には、振込人の名前の入力が必要ですが、アイフルの場合生年月日の入力も必要です。   例えば、

アイフル太郎さんの生年月日が昭和62年10月18日だった場合

アイフル　タロウ　621018

という風に入力しましょう。
 
振込返済のアイフル独自のルールとして定められていますから、必ず守りましょう。  

 

(2)口座振替

本人名義の口座から自動引き落としで返済できます。返済を口座振替にすることで、返済忘れを防ぐことができます。
 
給料が振り込まれる口座なら、お金を移動させる必要がなく、口座内に残高があれば確実に返済されるので便利です。口座振替の方法については、後ほど詳しく触れていきます。  

 

(3)提携ATM

アイフルと提携している金融機関のATMでも返済が可能です。
 
コンビニに設置されているATMなら、365日24時間返済ができますが、提携ATMでの返済時には手数料が必要になります。1万円以下110円（税込み）、1万円超220円（税込み）と取引金額により異なりますが、これもムダな出費です。
 
しかし、24時間開いているコンビニで、買い物ついでに返済できれば手間が省けます。アイフルが提携している金融機関の利用時間を表にまとめておくので、返済時の参考にしてください。

提携金融機関	ATM営業時間
イーネット	24時間
セブン銀行	24時間（2：00～3：00を除く）日曜7：00～24：00
ローソン銀行	24時間
イオン銀行	24時間
三菱ＵＦＪ銀行	7：00～21：00
西日本シティ銀行	7：00～23：00
親和銀行	7：00～23：00　土日祝日7；00～21：00

 

24時間利用できる提携先がありますが、メンテナンスで利用できないことがあるので注意してください。それ以外の金融機関でも、店舗により営業時間が異なる場合がありますから、事前に確認しておきましょう。  

 

 

返済を口座からの自動引き落としにしたい

ここまで返済方法をご紹介してきましたが、うっかり忘れ、普段仕事が忙しくて時間が無い方には口座振替をおすすめします。手続きさえしておけば、振替日に自動的に引き落としされるので、確実性の高い返済方法です。
 
ただし、口座の残高が不足すると返済遅延になることと、返済する口座は本人名義のみのため注意が必要です。当日、引き落としのタイミングは金融機関で異なるため、前日までには口座に返済金額より多めの残高にしておきましょう。
 
口座振替の手続きには、ネット、店頭窓口、郵送があります。また口座振替では、後でご紹介する一括返済が出来ません。  

 

(1)ネットで手続き

パソコンやスマホからアイフルの公式ホームページを開き、会員サービスにログインして、口座振替に設定します。約定返済日の8営業日もしくは10営業日前（引落日により異なる）に確定します。登録サイトでは金融機関と引落口座情報を入力します。
 
約定返済日の8営業日もしくは10営業日前（引落日により異なる）に確定します。結果はアイフル会員メニューで確認できます。  

 

(2)店頭窓口で手続き

店頭窓口に出向いて、スタッフと直接やり取りをしながら手続きを進める方法です。平日の限られた営業時間にですが、疑問や不安をその場で相談できます。
 
初回の引き落とし日は、ネットの手続きと同じです。  

 

(3)郵送で手続き

郵送で手続きをする場合、口座振替依頼書を入手、記入してからアイフルへ送るため、手続き完了まで時間がかかります。口座振替依頼書は、アイフルの公式ホームページから入手することが可能です。
 
初回の振替日は、書類を受領した日から40日以上経過後の約定返済日となっています。
 
この3つを比較すると、一番申し込みが簡単で早く口座振替に切り替えられるのが、ネットで申し込む方法です。  

 

 

アイフルの返済方式と最低返済額について

アイフルの返済方式は、『借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式』が採用されています。これは簡単に言うと、最後に借り入れした後の借入残高によって、毎回の返済金額が決まるというものです。
   
借入後残高とそれに対する最低返済金額は下記の表のようになります。

借入後残高	最低返済金額
	サイクル制	約定日制
1円～10万円	5000円	4000円
10万1円～20万円	9000円	8000円
20万1円～30万円	1万3000円	1万1000円
30万1円～40万円	1万3000円	1万1000円
40万1円～50万円	1万5000円	1万3000円

 

サイクル制と約定日制については、後ほど解説しますが、返済金額はこのようになります。
 
ちなみに、返済方式は各業者によって異なっており、プロミスやアコムでは元利定率方式を採用しています。元利定額式では、毎月の返済金額が表の通りになるものの、元利定率式の場合、少し複雑になります。
 
借入後残高に対して定められている割合を、残高に掛けて算出しなければならず、毎月の返済金額が若干わかりにくいです。その点、アイフルの返済金額は明確にされているので、返済日にいくら用意したら良いのかハッキリとしています。  

 

 

アイフルの返済日について

返済方式の解説で出てきたように、アイフルの返済日にはサイクル制と約定日制があります。
 
サイクル制が返済日の翌日から35日後が次回の返済日になるのに対し、約定日制は毎月決められた日に返済となります。  

 

(1)サイクル制

例えば、8月7日に借り入れをした場合、次回の返済日は9月11日になります。サイクル制では、返済期日の前であればいつでも返済が可能で、9月11日よりも前の9月7日に返済しても問題ありません。
 
この場合、次回の返済日は翌日から35日後の10月12日になります。
※借入残高がある時に、追加で借入れ借り入れをしても、返済期日は変更されません。  

 

(2)約定日制

約定日制のメリットは、自分の都合に合わせて、毎月決まった日に返済ができるという点です。毎月の給料日の後に設定すると、返済に困ること無いので安心できますよね。
 
約定日制の場合、返済日の10日前から当月分の返済が可能ですが、返済期日の11日以上前に入金すると、翌月に繰り越しされずに、次回返済日が更新されず支払遅延になる場合があるので注意が必要です。
 
たとえば15日を返済日に設定した場合は、5日から15日が支払日更新の返済期間となります。月末約定日の場合は、月によっては28・30・31日が月末日となるので、その月の月末日から前10日間が返済期間となります。また返済期日が土日祝日の場合は、翌営業日が返済期日となります。
 
毎月の返済期日は、WEBサイト内の会員ログイン画面からでも確認できます。返済可能期間に、改めて最低返済額を返済しなければいけませんから、返済前によく確認しましょう。  

 

(3)返済日管理のポイント

返済日と金額はマイページで確認できます。希望者には、支払期日3日前などにメールで知らせてもらえる「aiメール」送信サービスもあります。
※「aiメール」は会員様専用の無料サービスで、送信は月1～2回程度です。
 
aiメールの内容

• 1. 約定支払日3日前のお知らせ
• 2. 新サービス・新商品、スタート時のお知らせ
• 3. ご利用限度額の増額等や販促を目的としたお知らせ
• 4. 預り金返却、収入証明書の提出等のお知らせ
• 5. 取引終了後の再度のご利用案内のお知らせ

 

口座振替での返済はサイクル制にできない

返済を約定日制、またはサイクル制にするかは選ぶことができますが、口座振替で返済する時にはサイクル制にできません。口座振替の場合、毎月の返済日が6日、23日、27日の中から選んで返済する決まりになっています。
 
そのため、約定日制のように、自分の都合に合わせた返済日を選ぶこともできません。口座振替の返済日では、うまく返済できないという方は、約定日制かサイクル制での返済にしましょう。  

 

返済日は途中で変更可能？

もしも、転職して勤務先が変わると、給料日も変わる場合もあるでしょう。約定日制を選んで返済している場合では、返済日を変更することができます。
 
変更手続きは以下の3通り用意されています。  

・店頭窓口
・公式ホームページの会員サービス
・電話

 

店頭窓口はそもそも数が少ないので、利用するのが難しい方も多いと思われます。電話の場合は、平日9：00～18：00ですから、こちらも少し難しいかもしれません。おすすめはスマホを利用した手続きで、24時間いつでもどこでも手続きができます。
 
誰にも接することもないので、煩わしさが全く無いのもメリットです。
 
【関連記事】 アイフルの返済日はいつ？いくらから返済額を決めることができる？  

 

 

アイフルで借りたお金を完済（全額支払い）する方法

「臨時収入があったから全額返したい！」と思ったら、すぐに行動に移しましょう。一括で全額返してしまえば、将来支払う利息をカットできる効果があります。  

完済に必要な手続きは？

完済するに当たり、特に何かしらの手続きをする必要はなく、提携先銀行ATM、コンビニに設置の提携先ATMを利用できます。   完済は、

• 返済日の決定
• 返済日当日の完済金額を確認
• 一括返済

の流れになっています。
 
返済時に必要なお金は、元金、利息に加えて、支払いによって発生するその他手数料で、アイフルホームページで確認できます。提携ATMご利用の場合、所定のATM手数料を負担する必要があります。
 
・完済金額＝当日元金＋当日利息＋その他手数料
 
利息は、日割り計算の為、返済金額が毎日変わります。完済日の金額は会員ページから確認してください。その他手数料とは、前回の返済以降に提携ATMにて出金した場合などに発生した手数料です。
 
全額返済するとなれば、端数の金額が発生しますが、その際は、1円単位で入金できる銀行振込、店頭窓口を使って完済するとよいでしょう。
 
また多めに返済すると差額はアイフルの預り金となるので、解約しなければ契約はそのままですので差額はアイフルに残り、解約すれば指定口座に返金されます。
 
口座振替（自動引落）の場合、一括返済したい期日によって対応方法が変わります。また、一括返済の予定日で最終的な返済金額が変わるため、予定日が変更となる場合は再度問い合わせてください。
 
引落の請求は、約定返済日（振替日）の8～10営業日前に確定します。一括返済額が確定した後に入金すると、完済後に引き落とされてしまいます。完済後に引き落とされた場合は、返金の手続きができますので、この場合も窓口に電話で連絡してください。  

 

急な出費で返済が遅れる場合の対処法

急な出費で返済が間に合わないと前もって分かっている場合は、事前に、会員メニューの「次回返済期日の変更（猶予）」で変更するか、会員専用ダイヤルへ連絡・相談しましょう。  

 

 

返済に遅れてしまった場合の対処法

契約時に約束したことですから、遅れないことが鉄則です。
 
しかし、「何かしらの事情で返済できない」、「うっかり忘れてしまった」など理由があるかもしれません。金策に走り回ったものの、どうしても返済ができない場合には、素直に申し出ましょう。
 
放置していると傷口がどんどん広がり、やがては給料や財産を差し押さえられる可能性もあります。遅れそうな時の適切な対処方は以下の通りです。
 
・アイフルに電話を入れる
・電話が来たら必ず出る  

 

(1)アイフルに電話を入れる

返済日に支払いが難しい時には、まずはその旨をアイフルに連絡をしましょう。その理由やいつまでに返済できるのかを示すことができれば、柔軟に対応してもらえる可能性があります。
 
脅迫的な対応をすることはまずありませんから、落ち着いてアイフルのコールセンター0120-109-437へ電話をしてください。  

 

(2)電話が来たら必ず出る

返済日に入金がないと、自宅や携帯電話に督促の電話がかかってきたり、場合によっては、督促状が郵送されてくることもあります。返済遅れの際、一番やってはいけないことは、督促の電話を無視することです。
 
怖くて電話に出られないという方もいらっしゃるでしょうが、相手はあなた自身が現在どのような状況なのかがわかりません。
 
しっかりとありのままを話すことで、相談に応じてもらえますから、誠意ある対応を見せましょう。  

■アイフル
※商号：アイフル株式会社
※登録番号：近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率：3.0%～18.0%（実質年率）
※遅延損害金：20.0％（実質年率）
※契約限度額または貸付金額：800万円以内(要審査)
※返済方式：借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数：借入直後最長14年6ヶ月（1～151回)
※担保・連帯保証人：不要
■アコム
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