更新日: 2023.04.26 金利

楽天銀行スーパーローンで金利を引き下げる方法をFPが紹介!

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執筆者 : 鴨志田 大輔

楽天銀行スーパーローンで金利を引き下げる方法をFPが紹介! [PR]
楽天銀行スーパーローンは、数ある銀行系カードローンのなかでも人気のカードローンです。入会や利用額に応じて楽天ポイントが貯まるなどの特典も魅力的でしょう。
 
できるだけ低金利で楽天銀行スーパーローンを利用したい人のために、金利を引き下げる方法や利息の節約方法などを詳しく解説します。
 
鴨志田 大輔

執筆者:鴨志田 大輔

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー
 
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
 
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
 
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している

楽天銀行スーパーローンの金利は高い? 他社比較

楽天銀行スーパーローンの金利は年1.9~14.5%です。下限金利と上限金利にはかなりの差がありますが、実際に借り入れする時の金利は利用限度額などで決まります。はじめに、この金利は他社と比べて高いのか低いのかどうかをみてみましょう。
 

会社・カードローン名 金利(年利) タイプ分類
楽天銀行スーパーローン 1.9~14.5% 銀行系
カードローン
三井住友銀行カードローン 1.5~14.5%
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0%
三菱UFJ銀行カードローン
バンクイック
1.8~14.6%
auじぶん銀行 じぶんローン 【通常コース】1.48~17.5%
消費者金融系
カードローン
三井住友カードのSMBCモビット 3.0~18.0%
アイフル 3.0~18.0%
プロミス 4.5~17.8%

※2021年8月時点
 
楽天銀行スーパーローンの金利は、他の銀行系カードローンと比べると、ほぼ同じ水準であることが分かります。消費者金融系カードローンと比較すると、上限金利と下限金利どちらも低いのが特徴です。

 
参考記事:楽天銀行スーパーローン(特徴、金利、審査、限度額など)

楽天銀行スーパーローンの金利引き下げは可能

金利が年1.9~14.5%で利用できる楽天銀行スーパーローンですが、利用限度額などさまざまな条件を加味して適用金利が変わります。人によっては年1.9%で借り入れできる人もいれば、年14.5%の人もいるのです。何十万円、何百万円と借り入れが多額になると、少しでも金利を下げて完済までの返済総額を下げたいものです。
 
最初に年14.5%の金利で借り入れをしても、後々引き下げが可能です。楽天銀行スーパーローンの金利と利用限度額の決まり方について詳しく解説します。

 

楽天銀行スーパーローンの金利の決まり方

楽天銀行スーパーローンの金利は利用限度額によって決まります。楽天銀行スーパーローンの利用限度額の上限は800万円で、10万円単位で選択できます。利用限度額ごとの金利は次のとおりです。
 

利用限度額 借入利率
800万円 年1.9%~4.5%
600万円以上800万円未満 年2.0%~7.8%
500万円以上600万円未満 年2.5%~7.8%
350万円以上500万円未満 年2.9%~8.9%
300万円以上350万円未満 年2.9%~12.5%
200万円以上300万円未満 年3.9%~14.5%
100万円以上200万円未満 年6.6%~14.5%
100万円未満 年14.5%

※2021年8月時点 楽天銀行ホームページより抜粋
 
表を見て分かるように、利用限度額が800万円の人は金利が年1.9~4.5%で借り入れができ、100万円未満の人は金利が年14.5%で借り入れ可能です。
 
利用限度額の枠が大きくなるほど、金利は安くなります。利用限度額が800万円に設定されている場合、借り入れるのが10万円でも適用金利は年1.9~4.5%です。
 
つまり利用限度額を上げると、おのずと金利の引き下げができるのです。

 

利用限度額の決まり方

楽天銀行スーパーローンの適用金利を左右する利用限度額は、審査によって決まります。楽天銀行スーパーローンに申し込みをすると、銀行側でさまざまな観点から審査が行われます。審査にとっても最も重要なポイントは「返済能力があるかどうか」です。
 
審査の明確な基準は明らかにされていませんが、次のような申込者本人の属性をチェックします。
 

・年収
・勤め先
・勤続年数
・雇用形態
・家族構成
・他社からの借り入れ状況

 
申し込みの際に利用者から申告された内容や、信用情報機関に登録されている信用情報をもとに返済能力の有無をはかるのです。その結果、300万円の借り入れを希望していても、利用限度額が200万円に設定されることもあり得ます。
 
信用情報が良好で信用があり、返済能力が高いとみなされた人は、利用限度額も高くなります。

 
参考記事:楽天銀行スーパーローン(特徴、金利、審査、限度額など)
 

楽天銀行スーパーローンの限度額を上げて金利を引き下げる手順

楽天銀行スーパーローンの金利を引き下げるには、利用限度額の増額が必要です。利用限度額を増額する方法は、次の2種類があります。
 

・メンバーズデスク(インターネット)からの申し込み
・電話での申し込み

 
メンバーズデスクは、すでに楽天銀行スーパーローンを利用している会員向けのインターネットサービスで、24時間受付が可能です。会員登録をしていない人は、楽天銀行スーパーローンの公式サイトの「メンバーズデスク新規登録」から登録を済ませて、ユーザIDとログインパスワードを用意しておきましょう。申し込みの手順は次のとおりです。
 

  • 1.インターネット環境(パソコン・スマートフォンなど)から楽天銀行スーパーローンの公式サイトにある「メンバーズデスク会員ログイン」へと進み、ユーザIDとログインパスワードを入力してログイン
  • 2.ログイン後、右側メニューの「ご利用限度額の増額」を選択して、ローンカードの番号などの必要項目を入力する
  • 3.必要書類を提出して増額の審査を受ける
  • 4.メールまたは電話で審査結果が届く

 
電話での申し込みは平日の9~21時の時間帯に受け付けています。インターネットの操作が不慣れな人は電話で申し込むとよいでしょう。電話での申し込み手順は次のとおりです。
 

  • 1.コールセンターに電話をしてオペレーターに利用限度額の増額をしたい旨を伝える
  • 2.オペレーターの案内にそって必要事項を伝える
  • 3.必要書類を提出して増額の審査を受ける
  • 4.メールまたは電話で審査結果が届く

 
申し込みから審査結果の回答までの日数は、混雑状況や希望限度額によって異なります。目安として最短即日から3営業日ほどかかるため、増額を急ぐ人は早めに申し込みをしておくとよいでしょう。
 
さらにどちらの申し込み方法を選択しても、勤務先への電話で在籍確認が行われます。在籍確認が完了しないと審査もスムーズに進みません。初回の申し込みの時と同様に在籍確認に備えておきましょう。

 
参考記事:楽天銀行スーパーローンの利用限度額を上げるための方法
 

金利引き下げの注意点

楽天銀行スーパーローンの金利を引き下げるための増額申請では、慎重に審査が行われます。審査の結果、増額申請が通らないばかりか、利用限度額が引き下げられてしまうこともあるため注意しましょう。
 
増額審査に通らない原因には、次のようなケースが考えられます。
 

・転職や休職などで収入が減った
・他社からの借入金額が増加した
・信用情報に傷がついている

 
増額のための審査でも新規申し込みの時と同様の審査が行われるのです。新規申し込みの時から増額申請をするまでの期間の取引状況も加味されます。返済の遅延や長期延滞などがないよう十分注意しましょう。
 
楽天銀行スーパーローンの利用限度額の増額申し込みは、前回の審査から6ヶ月以上経過していることが条件です。
 
新規申し込み、または前回の増額申請から6ヶ月間は、増額の申し込みができません。長く感じるかもしれませんが、増額の申し込みができるまでの期間は返済実績を積み上げることが必要です。毎月の返済をしっかり行うことで、着実に信用度を上げていきましょう。

 

楽天銀行スーパーローンの利息についても理解しよう

楽天銀行スーパーローンを利用するにあたって、金利の次は利息についても理解しておきましょう。利息は元金(借入残高)に金利を掛けて算出します。利息の算出方法は次のとおりです。
 
元金(借入残高)×金利÷365日=1日あたりの利息
 
例えば30万円を金利を年14.5%で60日間借り入れした時の利息は次のとおりです。
 
30万円×14.5%÷365日×60日=約7151円
 
同じ条件で30日間借り入れした時の利息はどうでしょう。
 
30万円×14.5%÷365日×30日=約3575円
 
利息は一日あたりで計算されるため、借入期間が長いほど増えていきます。元金に利息を加算した金額を返済していくことになるので、返済期間が長くなれば返済総額も増えるのです。
 
次に元金と利息の関係についても理解しておきましょう。楽天銀行スーパーローンの上限金利の年14.5%で借り入れした場合、元金ごとの利息は次のとおりです。
 

元金(借入残高) 計算式 利息
1万円 1万円×14.5%÷365日=約4円 1日あたりの利息:約4円
30日あたりの利息:約119円
5万円 5万円×14.5%÷365日=約20円 1日あたりの利息:約20円
30日あたりの利息:約596円
10万円 10万円×14.5%÷365日=約40円 1日あたりの利息:約40円
30日あたりの利息:約1192円
50万円 50万円×14.5%÷365日=約199円 1日あたりの利息:約199円
30日あたりの利息:約5959円

 
同じ年14.5%の金利で借り入れをしても、元金(借入残高)が増えると利息も増加することが分かります。ただし、表に記載している利息はあくまでも初回の利息です。返済が進むにつれて元金が減っていくため、1日あたりの利息も減少します。

 

返済シミュレーションで利息と返済額を確認

借入金の完済までに支払う返済総額や利息総額を理解しておくと、返済計画がたてやすくなります。借入金額10万円・30万円の2つのパターンで金利や返済回数に応じた返済シミュレーションをみていきましょう。
 
■【10万円の借り入れ】

金利年14.5% 金利年9% 金利年4%
1ヶ月あたりの利息(初月) 約1192円 約739円 約329円
1年(12回)で完済する場合 返済総額:10万8020円 返済総額:10万4936円 返済総額:10万2175円
利息総額:8020円 利息総額:4936円 利息総額:2175円
月額返済額:9002円 月額返済額:8745円 月額返済額:8514円
2年(24回)で完済する場合 返済総額:11万5789円 返済総額:10万9630円 返済総額:10万4208円
利息総額:1万5789円 利息総額:9630円 利息総額:4208円
月額返済額:4824円 月額返済額:4568円 月額返済額:4342円
3年(36回)で完済する場合 返済総額:12万3896円 返済総額:11万4464円 返済総額:10万6268円
利息総額:2万3896円 利息総額:1万4464円 利息総額:6268円
月額返済額:3442円 月額返済額:3179円 月額返済額:2952円

 
■【30万円の借り入れ】

金利年14.5% 金利年9% 金利年4%
1ヶ月あたりの利息(初月) 約3575円 約2219円 約986円
1年(12回)で完済する場合 返済総額:32万4076円 返済総額:31万4821円 返済総額:30万6535円
利息総額:2万4076円 利息総額:1万4821円 利息総額:6535円
月額返済額:2万7006円 月額返済額:2万6235円 月額返済額:2万5544円
2年(24回)で完済する場合 返済総額:34万7386円 返済総額:32万8919円 返済総額:31万2648円
利息総額:4万7386円 利息総額:2万8919円 利息総額:1万2648円
月額返済額:1万4474円 月額返済額:1万3705円 月額返済額:1万3027円
3年(36回)で完済する場合 返済総額:37万1734円 返済総額:37万1734円 返済総額:31万8842円
利息総額:7万1734円 利息総額:4万3422円 利息総額:1万8842円
月額返済額:1万326円 月額返済額:9539円 月額返済額:8857円

 
■【50万円の借り入れ】

金利年14.5% 金利年9% 金利年4%
1ヶ月あたりの利息(初月) 約5959円 約3699円 約1644円
1年(12回)で完済する場合 返済総額:54万128円 返済総額:52万4705円 返済総額:51万893円
利息総額:4万128円 利息総額:2万4705円 利息総額:1万893円
月額返済額:4万5011円 月額返済額:4万3725円 月額返済額:4万2574円
2年(24回)で完済する場合 返済総額:57万8982円 返済総額:54万8204円 返済総額:52万1088円
利息総額:7万8982円 利息総額:4万8204円 利息総額:2万1088円
月額返済額:2万4124円 月額返済額:2万2842円 月額返済額:2万1712円
3年(36回)で完済する場合 返済総額:61万9563円 返済総額:57万2379円 返済総額:53万1415円
利息総額:11万9563円 利息総額:7万2379円 利息総額:3万1415円
月額返済額:1万7210円 月額返済額:1万5899円 月額返済額:1万4761円

 
返済シミュレーションによって次の3点のことが分かります。
 

・借入額が少ないほど、返済総額・利息総額・月額返済額も少なくなる
・金利が低いほど、返済総額・利息総額・月額返済額も少なくなる
・完済までの返済回数が少ないほど返済総額・利息総額も少なくなるが、月額返済額は高くなる

 
これらは借入金額が高くなるほど、顕著になります。高額の借り入れをする際には、返済総額や利息総額も考慮しましょう。

 

楽天銀行スーパーローンで利息を減らす節約法

カードローンで借り入れをすれば、支払う利息は1日ごとに増えていきます。高額の借り入れをしてもすぐに返済できれば、それほど利息の負担は多くありません。
 
しかし、毎月の返済だけでも苦しいことは誰しもあります。そのような時はできるだけ支払う利息を減らすようにしましょう。
 
利息を節約するには、次のような方法があります。
 

・金利を下げる
・返済回数を減らす

 
それぞれについて詳しく解説します。

 

金利を下げる

同じ借入金額でも金利が高くなるほど毎月支払う利息も増加します。利用限度額の増額をすると金利の引き下げが可能になり、利息の節約に効果的です。
 
楽天銀行スーパーローンでは新規申し込みや直近の増額申請から6ヶ月たてば、再度増額の申請ができます。新たに借り入れをしなくても、利用限度額を増やせば金利は低くなるのです。
 
毎月の返済はもちろん、利用実績も審査に影響します。増額審査に通るために、日頃からよい利用実績をつくっておきましょう。

 

返済回数を減らす

借入金を完済するまでの返済回数を減らして返済期間を短くすると、利息は大幅に節約できます。金利を年14.5%で50万円の借り入れがある場合、返済期間を1年と3年とで返済総額・利息総額を比べてみましょう。
 

・1年(12回)で返済……返済総額 54万128円、利息総額 4万128円
 
・3年(36回)で返済……返済総額 61万9563円、利息総額 11万9563円

 
返済回数の短いほうが支払う利息を節約できるのが分かります。また、楽天銀行スーパーローンでは、毎月の返済とは別に随時返済にも対応しています。随時返済は提携ATMやインターネット、振り込みなどさまざまな方法でできるので、余裕のある時は積極的に活用しましょう。

 
参考記事:楽天銀行スーパーローンでお金を借りた後の返済方法、返済利息を少なくする方法

 

限度額の増額ができれば金利の引き下げもできる!

急な出費が続いた時や収入が減った時などに強い味方になってくれる楽天銀行スーパーローン。新規申し込みの際に上限金利が適用されても、利用限度額の増額ができれば金利引き下げが可能です。増額の審査に通るためにも、良好な利用実績を積み上げていきましょう。
 
執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー
 

■アイフル
※商号:アイフル株式会社
※登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
※遅延損害金:20.0%(実質年率)
※契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
※返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※担保・連帯保証人:不要