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更新日: 2021.08.18 金利

カードローン増額で金利が低くなる? 金利の計算方法と限度額を引き上げるポイント

カードローン増額で金利が低くなる? 金利の計算方法と限度額を引き上げるポイント
FINANCIAL FIELD編集部

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カードローンの増額を考えていて、増額すると金利が低くなる仕組みについて詳しく知りたい人は多いのではないでしょうか。
 
カードローンは増額申請をして審査に通れば、利用限度額を増やせます。そして、利用限度額が増えれば、上限金利を定めた利息制限法などの影響により、金利が低くなる可能性があります。ただし、増額のメリット・デメリットや金利の計算方法などを事前に把握しておくことが重要です。
 
ここでは、カードローンの増額で金利が低くなる仕組みや金利の計算方法、限度額引き上げポイントなどについて解説します。
 

カードローンの金利と利用限度額とは

カードローンの金利は利用限度額によって変動する仕組みです。カードローン会社に返済能力が高いと判断されると利用限度額が増え、金利は低くなります。
 
また、消費者金融カードローンの場合は、総量規制の対象となるため利用限度額は最大でも年収の3分の1以内です。年収450万円なら利用限度額は最大でも150万円になります。
 
ここでは、カードローンの金利の仕組みや利用限度額について詳しく見ていきましょう。

 

カードローンの金利の仕組み

金利とは、利息や利子を計算する場合の割合のことです。利率と呼ばれることもあり「カードローンの金利は18.0%」などのように「%」で表されます。
 
カードローンでは「実質年率」という言葉も使われます。実質年率とは、借入金額の利息に手数料や保証料などの諸経費を加えた実質上の金利のことです。ほとんどのカードローンでは諸経費が無料になるため「実質年率=金利」と考えてよいでしょう。
 
カードローンの金利は、利用限度額によって変動する仕組みです。利用限度額が増えるほど金利は低くなり、利用限度額が少ないほど金利は高くなります。返済能力が高い人でないと、利用限度額を増やせないからです。
 
カードローン会社が「この人であれば利用限度額を増やしても遅延や滞納の心配はない」と判断した人でしか利用限度額は増やせません。貸し倒れリスクが低いため、金利水準も低くなります。
 
また、利息制限法によって借入金額に応じた上限金利が設定されており、借入金額が増えるほど上限金利が低くなるからです。
 
このようにカードローンの金利は、返済能力が高い人は貸し倒れリスクが低く、利息制限法で上限金利も設定されていることから、利用限度額や借入金額が増えるほど金利は低くなります。

 

カードローンの利用限度額とは

利用限度額とは、その人がカードローンで借りられる上限金額のことです。例えば、カードローンの利用限度額が50万円であれば、50万円超の借り入れはできません。カードローンは限度額の範囲内で何度でも借り入れができるため「利用可能枠」ともいわれます。
 
利用限度額は、カードローンの利用実績や年収、職業、勤続年数など、さまざまな項目を審査したうえでカードローン会社が決定します。
 
また、消費者金融のカードローンであれば、総量規制が利用限度額に影響するため注意が必要です。総量規制とは「貸金業者は年収の3分の1までしか貸し付けできない」と貸金業法で定められたルールです。
 
そのため、年収300万円の人の利用限度額は最大で100万円になります。総量規制対象の貸し付けで100万円を超える利用限度額は設定されません。

 

カードローンの増額で金利が低くなる理由

利息制限法によって借入金額に応じた上限金利が設定されているため、カードローンの利用限度額を増額すれば金利が低くなる可能性があります。また、増額にはカードローン会社からの信頼が必要なため、利用限度額が増えるほど各カードローンの金利は低くなる傾向にあります。
 
ここでは、カードローンの増額で金利が低くなる理由について見ていきましょう。

 

利息制限法により金利の上限が定められている

利息制限法の法律によって、借入金額に応じた上限金利が設定されています。以下のように、上限金利は借入金額に応じて年15.0%~20.0%になります。
 

借入金額 上限金利
10万円未満 20.0%
10万円~100万円未満 18.0%
100万円以上 15.0%

 
上記のように、利息制限法の上限金利は借入元本の金額によって区分されており、元本が大きくなるほど上限金利は低くなります。
 
同じ貸金業者から複数の借り入れをしている場合は、借入金額の合計額が金利制限の対象です。上限金利が3%~5%違うと、毎月返済額や総返済額は大きく変わります。
 
なお、利息制限法では借入金額に応じた上限金利だけでなく、遅延損害金の上限金利も設定されています。(10万円未満→年29.2%、100万円未満→年26.28%、100万円以上→21.9%)

 

増額により金利が低くなる可能性がある

カードローンの利用限度額を増額することで、金利が低くなる可能性があります。利息制限法によって借入金額が増えるほど上限金利が低くなるためです。また、利用限度額を増やせる人はカードローン会社からすると貸し倒れリスクが低く信頼度が高い人です。
 
先にも紹介したとおり、利息制限法によって借入金額に応じた上限金利が設定されています。借入金額が10万円未満だと上限金利は年20.0%、10万円~100万円未満は18.0%、100万円以上は15.0%です。
 
例えば、利用限度額50万円・借入金額50万円の人が、増額して利用限度額が100万円になり実際に100万円借りた場合は、上限金利は18.0%から15.0%に下がります。
 
このように、増額で借入金額が増え、利息制限法で上限金利が下がれば、適用される金利も低くなる可能性が高いです。増額による金利が低くなるのは、利息制限法による上限金利の変動だけではありません。
 
利用限度額の増額は、カードローン会社の審査が必要です。カードローン会社から「この人は返済能力があり貸し倒れリスクが低いので増額は大丈夫」と評価されないと増額審査は通りません。
 
利用限度額が多い人ほど貸し倒れリスクが低く信用力があると判断した人なので、金利は低くなる傾向にあります。そのため、利息制限法の上限金利よりもかなり低い金利が設定されています。
 
以下は、楽天銀行カードローンの金利です。
 

利用限度額 借入利率
100万円未満 14.5%
100万円~200万円未満 9.6%~14.5%
200万円~300万円未満 6.9%~14.5%
300万円~350万円未満 4.9%~12.5%
350万円~500万円未満 4.9%~8.9%
500万円~600万円未満 4.5%~7.8%
600万円~800万円未満 3.0%~7.8%
800万円 1.9%~4.5%

 
上記のとおり、利用限度額が増えるほど金利は下がります。このように、金額にもよりますが、増額によって金利が下がる可能性があります。

 

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カードローン増額で利息がどれだけ抑えられるか計算しよう

カードローンの利息計算は「借入金額×実質年率×借入日数÷365日」の計算式で算出できます。借入金額や実質年率が上がれば利息額は増えます。また、借入日数が長くなった場合も同様です。各カードローン会社によって、利用限度額に応じた金利が異なります。
 
ここでは、金利計算や利息シミュレーションについて見ていきましょう。

 

希望利用額で利息をシミュレーション

カードローンの利息計算式は、以下のとおりです。
 
・借入金額×実質年率×借入日数÷365日=利息額
※うるう年の場合は366日で計算
 
例えば、借入金額が50万円で実質年率が15.0%、借入日数50日の場合は「50万円×15.0%×50日÷365日=1万273円」となり、利息額は1万273円、総返済額は51万273円です。
 
借入金額が100万円で実際年率15.0%、借入日数120日の場合は利息額4万9315円、総返済額は104万9315円になります。
 
以下は、借入金額と実質年率による利息のシミュレーションです。借入日数はすべて180日としています。
 

金利/借入金額 9万円 10万円 20万円 50万円 100万円
14.0% 6213円 6904円 1万3808円 3万4520円 6万9041円
15.0% 6657円 7397円 1万4794円 3万6986円 7万3972円
16.0% 7101円 7890円 1万5780円 3万9452円 7万8904円
17.0% 7545円 8383円 1万6767円 4万1917円
18.0% 7989円 8876円 1万7753円 4万4383円
20.0% 8876円

※数値は概算です。したがって実際とは異なる場合があります。
 
このように、借入金額や実質年率、借入日数によって利息額は変わります。
 
また、計算式を使って利息計算するだけでなく、各カードローン会社のホームページでシミュレーションをすることも可能です。

 

利用限度額を引き上げたときの利息シミュレーション

利息制限法などにより、利用限度額が増えれば金利は低くなる傾向にあります。
 
以下は、みずほ銀行カードローンの利用限度額と金利です。
 

利用限度額 基準金利
10万円~100万円未満 14.0%
100万円~200万円未満 12.0%
200万円~300万円未満 9.0%
300万円~400万円未満 7.0%
400万円~500万円未満 6.0%
500万円~600万円未満 5.0%
600万円~800万円未満 4.5%
800万円 2.0%

 
例えば、利用限度額が50万円で借入日数が180日の場合、金利は14.0%となるため利息は3万4520円(50万円×14.0%×180日÷365日)です。以下は利用限度額に応じた利息額になります。(借入日数が180日の場合)
 

金利/借入金額 50万円 100万円 200万円 300万円 400万円
14.0% 3万4520円
12.0% 5万9178円
9.0% 8万8767円
7.0% 10万3561円
6.0% 11万8356円

※数値は概算です。したがって実際とは異なる場合があります。
 
上記のとおり、利用限度額が100万円だと金利12.0%になるため利息額は5万9178円です。

 

カードローンの増額のメリットとデメリット

カードローンの増額は新規で申し込みをするよりも手続きが簡単で、利息制限法の影響もあり金利が低くなる可能性があります。複数で借り入れをするより管理も楽です。
 
ただし、収入証明書類の用意が必要で、総量規制などの影響により利用限度額が下がる場合もあります。また、他のローン審査に影響が出たり、必要以上に借りたりしてしまう恐れがあるため注意しなくてはなりません。
 
ここでは、カードローン増額のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

メリット

カードローンの利用限度額を増額した場合のメリットは、次の3点です。
 

金利が低くなる可能性

カードローンの金利は、利息制限法によって借入金額が増えるほど上限金利が低くなるように設定されています。そのため、利用限度額の増額ができれば、金利が低くなる可能性があります。ただし、審査を通過しなければ増額はできません。また、審査では収入証明書類が必要になることが多いです。
 

新規で申し込むよりスピーディー

増額は、すでに利用しているカードローン会社へ申し込みをするため、新たに別のカードローン会社に申し込みをするよりも手続きが簡単でスピーディーです。本人確認書類の提出は不要で、返済能力のみを審査します。
 

管理がしやすい

複数のカードローン会社から借り入れをすると、返済日の管理が難しくなり、遅延や延滞のリスクが高くなります。また、金利が高いカードローン会社を利用してしまう可能性もあります。
 
増額の場合は、すでに利用しているカードローン会社なので管理が大変になることはありません。使い慣れたカードローンで、より多くの借り入れができるようになります。

 

デメリット

カードローンの増額には、上記のようなメリットがある一方で、以下のデメリットもあります。
 

収入証明書の提出の可能性

増額希望額に見合った返済能力があるか審査するために、増額申請の際は収入証明書類の提出が必要になります。
 
源泉徴収票や納税通知書、確定申告書などの収入証明書類の準備に時間がかかる場合もありますので、早めに手元にそろえましょう。
 

利用限度額が下がる可能性

増額申請をしたことで、利用限度額が減額される場合もあります。返済能力が低いと判断された場合や総量規制に引っ掛かる場合などです。
 
例えば、転職で勤続年数が短くなった場合や返済遅延があった場合は、返済能力が低いと判断されて減額される可能性があります。また、年収が減っていたら総量規制の枠内に入るように利用限度額が減らされてしまいます。
 

他のローンが通りにくくなる可能性

増額をすれば借入金額が増えるため、増額前よりも他のローン審査に影響が出る可能性があります。借入金額が増えることで「貸し倒れリスクが高い」と評価されるかもしれないからです。ただし、増額で借り入れが増えたからといって、審査に通らないわけではありません。返済能力があり信用情報に問題がなければ、増額後でもローン審査は通ります。
 

借りすぎてしまう危険性

利用限度額が増えることで「手元にあるお金が増えた」「自由に使えるお金がたくさんある」と勘違いしてしまい、必要以上に借りすぎるリスクがあります。借りすぎた場合、毎月の返済に苦しむことになるでしょう。必要以上に借りすぎないように、計画的に利用することが大切です。

 

カードローン増額の審査を通すポイント

カードローンを増額する場合は、再度審査を受けなくてはなりません。カードローン会社としては貸付金額が増えるため、契約者に増額に見合った返済能力があるか確認をします。
 
審査で重要なポイントは安定した収入があることです。収入が安定していればカードローン会社の貸し倒れリスクは低くなります。また、利用実績や遅延・滞納の有無も、返済能力を確認する際に重視されるポイントです。
 
ここでは、カードローン増額の審査を通すポイントについて見ていきましょう。

 

収入は変わらず安定しているか

カードローン会社は契約者の収入が安定しているか審査をします。新規申込時より収入が減っている、または不安定になっていると、増額によって貸し倒れリスクが高くなるからです。また、収入が減っている場合は総量規制の影響により、増額どころか減額の可能性があります。
 
借入金額を増やすわけですから、新規申込時と同じように収入が安定している、もしくは収入が増えていることが大切です。

 

利用実績が半年以上あるか

カードローンの増額をするには利用実績が半年以上必要といわれています。「1~2ヶ月しか利用していない」など、利用実績がない、もしくは利用実績が短い人だと本当に返済できるのか判断が難しいからです。
 
カードローン会社が「利用実績●ヶ月以上」と公表しているわけではありませんが、最低でも半年以上の実績がある人でないと増額審査は難しい可能性があります。

 

返済の遅延など発生していないか

これまでの返済実績は増額審査において重要なポイントです。返済の遅延や滞納がなければ「きちんと返済をする人」などカードローン会社への信用度が増します。しかし、遅延や滞納がある場合は「返済能力がなく貸し倒れリスクがある」「約束意識が薄く返済する気がない」など、カードローン会社への信用度は低下し、審査に通らない可能性が高いです。

 

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カードローン会社から増額の案内が来るときも

カードローンの増額は、自ら申請するだけではありません。カードローン会社は定期的に契約者の審査を行っており、優良利用者と認定された場合には増額の案内が届くことがあります。
 
ただし、最新の収入状況など審査をしていないため、案内が届いたからといって必ず審査に通るわけではありません。案内が届くということは増額のチャンスではありますが、審査があることは忘れないようにしましょう。

 

金利をシミュレーションして増額を考えよう

利息制限法の影響もあり、カードローンの利用限度額を増額すれば金利が低くなる可能性があります。ただし、金利が低くなるからといって、必要以上に借り入れをしてしまうと返済が難しくなります。
 
また、収入減など新規申込時と状況が変わっていれば、審査の結果、減額されることもあるため注意が必要です。増額を検討している場合は、事前にシミュレーションを行い、計画的に利用してください。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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