更新日: 2023.02.03 消費者金融

アイフルは年金受給者でも借り入れ可能! 利用の流れと注意点を解説

執筆者 : 鴨志田 大輔

アイフルは年金受給者でも借り入れ可能! 利用の流れと注意点を解説
年金を受給している60代後半の人でも、アイフルのカードローンを利用できます。30代、40代の働き盛り当時に消費者金融を利用していた人の中には、2010年に貸金業法が完全施行されて以来、様子が分からなくて困っている人も多いことでしょう。
 
今回は特に年金受給者の方に向けて、アイフルの利用の流れと注意点をご紹介します。年金を受給しながらアイフルからの借り入れを検討している人は、当記事を参考にしてください。
 
鴨志田 大輔

執筆者:鴨志田 大輔

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー
 
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
 
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
 
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している

アイフルは年金受給者でも利用できる

アイフルは、一定の条件にあてはまれば年金受給者でも借り入れ可能な金融会社と言えます。アイフルにはいくつかカードローン商品がありますが、年金受給者でも利用するチャンスがあるのは「キャッシングローン」です。  
 
キャッシングローンでは、満20歳以上69歳までの収入がある人なら審査に通る可能性があります。ここでは、利用するための具体的な条件について見ていきましょう。

 

年金以外にも収入があることが条件

アイフルのキャッシングローンでは、無担保・無保証人でお金の借り入れが可能です。ただし年金受給者がアイフルから借り入れる場合には、年金以外にも収入が必要とされています。  
 
アイフルのキャッシングローンは、どのような人を対象にしているのでしょうか? 貸付対象者は、次のとおりです。  

・満20歳以上69歳までの人 ・定期的な収入と返済能力を有する人 ・アイフルの基準を満たす人

  アイフルの基準はどこにも明記されていないため、残念ながら不明です。  
しかしアイフルでは、正社員・パート・アルバイト・派遣社員・契約社員などの雇用形態は問われないことが分かっています。アイフル公式サイトによると「現在お仕事をされている方であれば、お申込みいただけます」とあるからです。アイフルの規定によると、専業主婦や無職の人は利用できません。  
 
そこで現在、他に収入源がない年金受給者の人は、パートやアルバイトなどの仕事で定期的な収入を得てからアイフルに申し込むようにしましょう。  
 
また年金は、年金受給者の生活を支える重要な収入源です。そのため年金を担保とする年金担保貸付事業を、アイフルをはじめとする民間の消費者金融が実施することは認められていません。貸金業法でも、実際に違反者に関連する罰則規定があります。  
 
なお取引期間中に満70歳になると、新たな借り入れはできないので注意してください。

融資が可能か「1秒診断」

アイフル公式サイトのトップページには、融資が可能かどうかを事前にチェックできる「1秒診断」が設けられています。簡易的な審査なので、本審査の結果と異なる場合があることを知っておきましょう。  
 
久しぶりに申し込む人や初めて申し込む人の中には、審査に通るかどうか不安な人もいるはずです。不安を抱えて本審査に申し込む前に、目安になる「1秒診断」の利用をおすすめします。個人情報を入力しないので、万が一アイフルを利用できないという結果でも、信用情報にダメージを与えません。  
 
「1秒診断」は、年齢・雇用形態・年収・他社借入額の4項目を入力して「診断開始」をクリックするだけです。すぐに融資可能か診断結果が出てくるので、目安として役立ちます。

年金受給者がお金を借り入れる手段

年金受給者が、予期せぬ出費に対応するためにはどうすれば良いのでしょうか? 実は、アルバイトやパートによる定期収入がなくても、借り入れを申し込む方法があります。  
 
ここでは、年金受給者がお金を借り入れる手段について詳しく見ていきましょう。

 

生活福祉資金貸付制度を活用

高齢者を対象とする公的な貸付制度に、「生活福祉資金貸付制度」があります。生活を経済的に支え在宅福祉および社会参加の促進を目的としています。生活福祉資金貸付制度の対象は次のような人です。  

・高齢者(65歳以上の高齢者の属する世帯)
・低所得者
・障がい者

  65歳以上とあるので、老齢年金を受け取っている年金受給者も申し込めます。  
 
貸付資金は「総合支援資金」「福祉資金」「教育支援資金」「不動産担保型生活資金」の4種類です。さらに資金の種類が、細かく定められています。それぞれの制度で貸付条件が異なるので、まず詳細を把握することから始めましょう。  
 
中でも幅広く利用できるのは「福祉資金」に分類される「緊急小口資金」です。「緊急小口資金」では、緊急かつ一時的に生計の維持が困難になった場合に、無利子で融資を受けられます。  
 
ただし「緊急小口資金」が融資されるかどうかは、各都道府県社協によって定められた審査基準により審査・決定されることを知っておきましょう。  
 
貸付条件は次のとおりです。  

・貸付限度額:10万円以内
 
・据置期間と償還期限:貸し付けの日から2ヶ月以内の据置期間(利息のみ返済の期間)を経て、据置期間経過後から12ヶ月以内に返済

 なお、生活保護を受給したり、自己破産の手続きをしたりしている人は「緊急小口資金」融資の対象外です。   緊急小口資金の借り入れを希望する場合には、申込者それぞれの状況に応じて、自立に向けた支援プランの利用も必要とされています。まずは住んでいる地域を管轄している社会福祉協議会(社協)へ相談してみましょう。

 

生命保険を担保にする

生命保険に加入している年金受給者は、「契約者貸付制度」を検討してみましょう。契約者貸付とは、自身が契約している生命保険の解約返戻金の一定範囲内で、一時的にお金を借り入れ可能な制度です。  
 
解約返戻金は、すべての保険に必ずあるものではありません。終身保険、養老保険、学資保険など貯蓄性のある保険では、解約時に「解約返戻金」を受け取れます。  
契約者貸付制度では、解約返戻金を超える金額の借り入れはできません。  
 
ただし契約者貸付を受けると、所定の利息(複利)がかかります。利息は元金に繰り入れられ、元利金が年々膨らむため注意が必要です。
 
また生命保険会社から通知された金額を期日までに支払わないと、保険契約は失効します。   以上の注意点を踏まえつつ、一般的に契約者貸付を受ける間も保障や配当金を受け取る権利も継続するので、利用を検討してはいかがでしょう。

 

クレジットカードでキャッシングする

アイフルをはじめカードローンの審査に、必ず通るとは言えません。しかしクレジットカードを保有している年金受給者なら、キャッシング枠を利用すればお金の借り入れができます。  
 
クレジットカードをすでに保有している年金受給者は、契約内容を今一度確認してみましょう。ショッピング枠のほかに、お金を借り入れできる「キャッシング枠」が付帯している場合があります。  
キャッシング枠が付帯していれば、利用額の範囲内でATMからお金を引き出すだけで、融資を受けられるのです。  
 
ただしキャッシング枠の利用においては、キャッシングを利用するとショッピング枠が減る場合があることを知っておきましょう。一般的クレジットカードのキャッシング枠は、ショッピング枠の中に含まれるからです。  
キャッシング枠なしのクレジットカードを保有している場合、申し込み審査を経てキャッシング枠を付帯できます。

 

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年金受給者がアイフルを利用する際のQ&A

年金生活者の中には、アイフルでお金を借り入れするのはハードルが高いと感じている人も多いでしょう。例えば、新たな借り入れが停止される70歳になったら返済はどうなるのでしょうか?  
ここでは、年金受給者がよく疑問に思う質問と答えをQ&A形式でご紹介します。年金生活者で借り入れに不安を感じており、アイフルへの申し込みをためらっている人はぜひ参考にしてください。

70歳になったら一括返済が必要?

返済について「70歳になったら一括返済を求められるのではないか」と心配される人もいるでしょう。アイフルでは契約の上限年齢の70歳に達したからといって、一括返済の必要はありません。  
カードローンの契約は、通常なら自動延長されます。しかし、アイフルであれば70歳という上限年齢に達すると更新されず、契約満了日で解約となります。つまり追加借り入れはできなくなるのです。  
 
利用残高がある状態で上限年齢を超えると、2つの選択肢から選ぶことになります。  

・一括で返済
・返済専用のローンに借り換え、分割返済

  まとめて返済できなければ、毎月分割で返済を続けます。  
ただしカードローン会社との信頼関係が著しく損なわれる行為があれば、一括で返済するよう請求されることもありえるでしょう。70歳になり新たな借り入れができないからといってアイフルへの返済を途中でやめるのではなく、必ず返済期日までに定められた額を返済することが大切です。

 

高齢者は金利が高い?

アイフルで借り入れをする際に、高齢者だから金利が高いということはありません。  
アイフルで、高齢者を対象とする商品はキャッシングローンのみです。このキャッシングローンの実質年率は3.0~18.0%、利用限度額は1~800万円と定められています。  
 
利息制限法によると、上限金利は貸付額に応じて15~20%です。借入金額が10万円未満なら20%、100万円以上だと15%となります。  
つまり、アイフルからいくら借り入れできるかで上限金利は決まるのです。初めてアイフルを利用する人は、この上限金利を適用されることが多いかもしれません。  
 
年金受給者だからといって、上限金利を超える高い金利を適用することは、どのカードローン会社でもできません。

 

他社の審査に落ちたけど申し込める?

アイフルだけでなく、どのカードローン会社も明確な審査基準や審査落ちした理由を開示していません。そこで他社の審査に落ちた場合には、アイフルに申し込む前に、自分で理由を予測して問題を解決することが大切です。  
 
例えば「複数社から借り入れを行っている」場合には、「おまとめローン」などを利用すれば借入先を1本化できます。  
「希望する借入額が年収の3分の1を超えている」場合には、総量規制の対象となり審査に通ることは不可能です。借入額の見直しをして、アイフルに申し込むとよいでしょう。  
 
ただし他社への申し込み情報は信用情報として照会日から6ヶ月間、信用情報機関によって保有されます。そこで他社の審査に落ちた場合には、半年以上たってからアイフルに申し込むのがおすすめです。

 

保証人は必要?

アイフルが取り扱うカードローンは、「無担保ローン」という金融商品です。そのため連帯保証人や不動産などの担保は必要とされていません。  
無担保ローンは「信用貸し」とも呼ばれるとおり、借り手個人の「信用」を担保にしています。「信用」とは、「延滞せず、継続して支払いができるかどうか」です。  
 
そこで貸し倒れのリスクを回避するために、次のような取り組みを行っています。  

・収入があるかどうかの確認
・小口融資にしている
・信用情報機関を利用している

 

即日借り入れ可能は本当?

アイフルでは土日祝日でも審査と契約手続きを行っているほか、 審査所要時間は最短20分です。そのため早めの時間帯に申し込めば、本当に即日借り入れできます。  
 
アイフルの審査回答時間は、土日祝日関わらず9:00~21:00です。審査の回答は、電話あるいはメールにて実施されます。

 

アイフル申し込みの流れ

アイフルの申し込み方法は、次のとおり4種類です。  

・Web
・スマホアプリ
・電話
・無人店舗

  アイフルのスマホアプリを利用すれば、申し込みから審査、契約、融資まで手続きできるので便利です。必要書類もアプリから撮影して提出できるほか、カードレスでコンビニATMで借り入れもできます。  
 
ここでは、アイフルへの申し込みの流れを見ていきましょう。

 

本人確認書類を添えて申し込む

申込時の必要書類は、本人確認の方法によって異なります。アイフルのオンライン本人確認方法は、次のとおりです。  

・スマホでかんたん本人確認
・銀行口座で本人確認
・上記以外で本人確認

 

  【銀行口座で本人確認】
WEB上で申し込み後、希望の金融機関を選択します。選択した金融機関のサイトに遷移して口座情報を登録し、登録結果に問題がなければ本人確認は完了です。返済方法は銀行口座からの自動引き落としになります。
 
【スマホでかんたん本人確認】
顔写真付きの本人確認書類の画像と、スマホで撮影した本人の顔写真を送信します。本人確認書類は次のとおりです。  

・運転免許証
・住民基本台帳カード
・特別永住者証明書
・個人番号カード

 本人確認書類に記載された住所が現住所と異なる場合は、WEBでは完結しません。現住所が記載された「健康保険証」「年金手帳」「電気料金領収書」「ガス料金領収書」などから2点追加で提出します。自宅へ簡易書留郵便が送られてくるので、注意してください。  
 
【上記以外で本人確認】
現住所が確認できる本人確認書類の画像を2点送信します。自宅へ簡易書留郵便が送付されるので、受け取りが必要です。  
 
また以下のケースでは、収入証明書が必要になります。

1.アイフルでの利用限度額が50万円を超える 2.アイフルと他社での借入総額の合算額が100万円を超える 3..就業状況の確認などが審査の過程で必要な場合

  次のような書類が収入証明書に該当します。  

・源泉徴収票
・住民税決定通知書
・給与明細書
・確定申告書
・所得証明書

 これらの中から最新のものを1部コピーして提出します。ただし給与明細に関しては2ヶ月分、賞与支給があった人は1年分の賞与の明細も必要です。

 

審査に通ればすぐに借り入れ可能

必要書類を提出し、審査に通れば契約手続きへと進みます。カード受取方法を「カードレス」を選択し「口座振替登録」を済ませれば、郵送物を一切なくすことが可能です。   アイフルの契約完了後は、以下の3つの方法で借り入れできます。  

・スマホアプリ(セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM)
・提携先ATM
・振り込み

振り込みなら、手数料は無料です。

 

年金受給者もアイフルをうまく活用しよう

年金受給者でも、年金以外にパート・アルバイトなど定期収入があればアイフルから借り入れできるチャンスはあります。本審査に申し込む前に、アイフルの「1秒診断」で融資の可能性をぜひチェックしてみてください。年齢や雇用形態、年収、他社借入金額の4つの項目を入力するだけです。  
 
上限年齢の70歳になったからといって、一括返済を請求される心配はありません。お金が急に必要になったら、即日借り入れできるアイフルをうまく活用しましょう。  
 
執筆者:鴨志田 大輔 ファイナンシャルプランナー

■アイフル
※商号:アイフル株式会社
※登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
※遅延損害金:20.0%(実質年率)
※契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
※返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※担保・連帯保証人:不要