【転職】「この求人ずっと募集してる…」理由は人が「すぐ辞める」から?
配信日: 2022.06.09
あまりにも募集期間が長いですと、その企業を気に入っても「何か理由があるのでは」「人がすぐ辞めるのでは」など、不安になってしまうものです。
そこで、この記事では企業が頻繁に求人を出す理由について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ずっと求人を出している企業は難あり?
常に求人募集をかけている企業は自然と目につくものです。ただ、内容を見て条件が良いと「なぜ人が集まらないのだろうか」と不安になるでしょう。こうした企業は、いわゆる「難あり」なのでしょうか。
結論から言いますと、ずっと求人を出しているからといって、必ずしも難ありの企業とは限りません。何らかの理由があり、求人を出し続けている可能性もあります。よく求人募集をしているからといって勝手に決めつけず、冷静にその理由を考えることが大切です。
企業がずっと求人を出している理由は?
企業がずっと求人を出している主な理由には、以下のようなものが挙げられます。
・新しい人材を確保するため
事業の拡大や多角化を目指すため、人員募集を常に行っている企業もあります。特に規模が大きい場合、一定の人員を確保するまでに長期間求人募集を行うケースも珍しくないでしょう。急速に成長している企業はどんどん新しい仕事を創出しており、その分人員が必要だとプラスに解釈できます。
・特殊な職種で人が集まりにくいため
業界や職種によっては、特定の知識・資格・経験などが必要となることがあります。特殊な業界や職種でなかなか人が集まらないため、頻繁に求人を出している可能性があるでしょう。
・欠員補助のため
企業が内定を出しても、その全ての人材が必ずしも入社するとは限りません。中には内定を辞退する人もいるでしょう。また、入社したもののすぐに退職するなど、思わぬ理由で人材が不足してしまう可能性もあります。こうしたリスクに備え、企業側が余分に人材を確保しておくため、求人を出している可能性があります。
・優秀な人材を求めているため
人員不足に困っているのではなく、適したタイミングで優秀な人材を採用したいと考え、求人募集をかける企業もあります。つまり、時間とコストをかけてでも、人材を厳選して採用したいということです。
このようなケースは補充が目的ではないため採用を急いでおらず、企業が設定するハードルも高い傾向にあります。その結果、ハードルをクリアできる人材がなかなか現れず、ずっと人材募集をかけているように見えるのです。
・離職率が高いため
離職率が高く慢性的な人員不足に陥っており、ずっと求人をかけている企業も一定数存在します。定着率が悪く離職者が多い企業の場合、何らかの事情や問題を抱えている可能性があるため注意しましょう。
企業が求人を出す理由を冷静に見極めて行動しよう!
企業がずっと求人を出しているからといって、一概に問題があるとは言えません。事業拡大や人材の厳選などの理由で、長期間求人を掲載している可能性もあります。
応募を考えている企業が頻繁に求人を出している場合、勝手に難ありだと決めつけずに、まずは理由を探ることが大切です。十分な情報収集をして理由を分析し、不安を解消した上で応募へと進みましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部