更新日: 2020.06.22 キャリア
転職におすすめの方法は転職サイトと転職エージェントの併用
この記事ではそれぞれの転職方法のメリット・デメリットと、おすすめの転職方法の1つを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
国家資格キャリアコンサルタント 、産業カウンセラー、交流分析士インストラクター
54歳でキャリアコンサルタントを目指して脱サラし、障害者の就労支援などに従事する傍ら高齢者施設での音楽ボランティア、バンド活動、作詞作曲などの音楽活動を行なっている。
ブログURL https://plaza.rakuten.co.jp/careerrasse/
企業の採用ページから直接応募するのは大変
企業の採用ページから直接応募することもできます。
この場合のメリットとしては、ライバルが少ないことがあげられます。企業の採用ページをチェックしている人は転職サイトや転職エージェントを利用している人に比べて少ないです。
また、企業の採用ページでしか求人募集していない企業もあるので掘り出し物の求人があります。
デメリットは効率の悪さ
企業の採用ページから応募する場合、そのデメリットは効率の悪さです。
企業のサイトを1つ1つチェックしなければならず、効率が悪いのです。企業の採用ページを定期的にチェックしても空振りすることが多く、多くの労力や時間が費やされます。
おすすめは転職サイトの利用
転職サイトのメリットは求人の豊富さ
転職サイトのメリットは求人の豊富さです。
転職サイトによっては10万件を超える求人数があり、その中から自分に合った求人を探すことができます。
転職サイトは、細かく検索条件を設定して自分で求人を探していきます。自分で探すエネルギーや時間があるなら、良い転職方法であるといえるでしょう。
また、転職サイトは基本無料で利用できます。費用の心配なく利用できるのはメリットといえるでしょう。
模擬面接や応募書類チェックなどのサービスはあまりない
転職サイトのデメリットは、模擬面接や応募書類チェックなどのサービスはあまりないということです。
ですから、面接や書類選考がうまくいかない人にとっては転職サイトでの転職活動は難しいかもしれません。
転職エージェントは模擬面接や応募書類チェックなどのサービスが充実していますので、面接や応募書類で転職活動がうまくいかない人は転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントの利用でライバルに差をつける
自分に合った企業からスカウトされる
転職エージェントのメリットは、自分に合った企業からスカウトが受けられることです。
ですから自分で多くの時間やエネルギーを費やして仕事を探す必要はありません。また、模擬面接や応募書類チェックなどのサポートも充実しています。
さらに、転職エージェントによっては、給与や待遇などの条件交渉も行ってくれます。直接交渉しにくいことを求職者に代わって交渉してくれるので大変助かります。
費用がかかる場合がある
転職エージェントのデメリットは企業に費用がかかることです。
多くの転職エージェントは求職者は無料で利用できますが、これは企業が転職エージェントに有能な人材を紹介した対価として報酬を支払っているからです。
そのため、企業によっては転職エージェント経由での採用は、転職エージェントへ費用を払わなければいけないので避けたいと考える場合があります。
また、有料の転職エージェントもあります。
例えば、ビズリーチでは無料で利用できるスタンダードと有料のプレミアムがあり、ヘッドハンターへの相談は有料プランでしかできません。ですからヘッドハンターに相談したいと思えば、必然的に有料プランになります。
費用は年収750万円未満で月々3278円、年収750万円以上で月々5478円です。転職サイトが無料で利用できることを考えると、デメリットに感じる人もいるでしょう。
おすすめの転職方法は転職サイトと転職エージェントの併用
おすすめの転職方法は、自分で求人を探す転職サイトとスカウトが受けられる転職エージェントを併用することです。
単純に求人数がアップするので転職の成功率を高められます。
また、企業にとっても、転職サイト経由だと、転職エージェントへの成功報酬を支払う必要がないので採用されやすいです。
こうした事情を踏まえ両方に登録しておくことをおすすめします。
まとめ
この記事では、転職方法それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。
転職の方法として、企業の採用情報から応募や転職サイトの利用あるいは転職エージェントの利用があります。
企業の採用ページからの応募は、ライバルが少なく見つけることができたら有利に働きます。
転職サイトは、求人数の多さがメリットです。転職エージェントは、模擬面接や応募書類チェックなどの細かなサポートが受けられます。
おすすめの転職方法は、転職サイトと転職エージェントの併用です。どちらも基本は無料で利用できますので、まずは登録してみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
執筆者:荒瀬正和
国家資格キャリアコンサルタント 、産業カウンセラー、交流分析士インストラクター