クレジットカードとデビットカードは何が違う? それぞれの特徴や適した使い方を解説

配信日: 2021.05.31

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クレジットカードとデビットカードは何が違う? それぞれの特徴や適した使い方を解説
クレジットカードと同じような使い方ができるカードに、デビットカードがあります。クレジットカードとデビットカードの違いを詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
 
クレジットカードとデビットカードの大きな違いは、代金支払いのタイミングにあります。また、そのほかにも細かい違いがあるため、特徴を理解して使い分けることが大切です。
 
この記事では、クレジットカードとデビットカードの特徴や違い、それぞれに向いている使い方をまとめました。ぜひ、クレジットカードとデビットカードを快適に利用するための参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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クレジットカードとデビットカードの違いは?

クレジットカードとデビットカードの最大の違いは、利用代金が引き落とされるタイミングです。
 
クレジットカードは、カードを利用して支払いをすると、翌月の決まった日に指定した銀行口座から利用代金が引き落とされます。一方のデビットカードは、カードで支払いをすると即時に銀行口座から引き落としされる仕組みです。
 
そのため、クレジットカードは銀行口座に残高がなくても使用できますが、デビットカードは基本的には支払う金額以上の口座残高がなければ使用できません。
 
このほか、クレジットカードとデビットカードには次のような違いがあります。
 

クレジットカード デビットカード
支払いタイミング 即時引き落とし 後払い(月1回)
発行できる年齢 原則15歳以上 原則18歳以上
支払い回数 1回払いのみ リボ・分割が利用可能
利用可能額 銀行口座残高の範囲内 利用限度額の範囲内
キャッシング利用 不可

 

クレジットカードのメリット・デメリットは?

クレジットカードは、実店舗での支払いだけでなく、オンラインショッピングや公共料金の支払い、納税などにも利用できる便利なツールです。
 
クレジットカードには、多くのメリットがある一方、デメリットもあります。メリットやデメリットを理解して使うことで、失敗することなく、さらに便利に使いこなせるでしょう。
 
以下で、クレジットカードのメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

 

クレジットカードのメリット

クレジットカードの主なメリットは、次のようなものです。
 

・手元資金がなくても買い物できる
・分割払いやリボ払いができる
・ポイントなどがためられる
・特典や付帯保険が利用できる

 
クレジットカードの利用代金は後払いのため、財布や銀行口座に資金がないときでも買い物や支払いができます。
 
また、1回払いのほかに分割払いやリボ払いなどの支払方法が選択できるため、資金の状況に合わせて1回の支払金額を調整可能です。高額な買い物をする場合などに負担を分散できるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
 
さらに、利用金額に応じてポイントが貯まる、トラベルサポートなどの特典や提携施設の優待、旅行傷害保険などの付帯保険が利用できるという利点もあります。自分のライフスタイルに合った特典のあるクレジットカードを選ぶと、お得感がより高くなるでしょう。

 

クレジットカードのデメリット

クレジットカードには、次のようなデメリットもあります。
 

・使いすぎの危険がある
・リボ払いを利用すると総返済額が大きくなる
・情報漏洩や不正利用のリスクがある

 
クレジットカードは現金がなくても利用でき、時間がたってから代金を請求されます。そのため、お金を使っているという感覚が希薄になり、ついつい使いすぎてしまうことがあるため注意が必要です。使いすぎで引き落とし日に口座残高が不足すると支払遅延となり、遅延損害金という延滞金が発生します。クレジットカードは計画的に利用しましょう。
 
また、リボ払いを利用すると、未払いの利用代金が積み上がって支払残高が膨れ、支払期間が長くなる場合があります。支払いのたびに手数料が発生するため、総返済額が大きくなるリスクもあることを頭に置いておきましょう。
 
加えて、オンラインショッピングの利用でクレジットカード情報を登録すると、情報が漏洩して、不正利用される危険があることも忘れてはいけません。利用時にはセキュリティーに留意し、不正利用時の補償についてもあらかじめチェックしておくことをおすすめします。

 

デビットカードのメリット・デメリットは?

デビットカードは、クレジットカードと同じような使い方ができる一方で、支払いの仕組みなどはクレジットカードと全く違うものです。そのため、デビットカードには、クレジットカードとはまた違うメリット・デメリットがあります。
 
メリット・デメリットを理解し、自分に合うカードの選択や、クレジットカードとの上手な使い分けをしましょう。
 
以下で、デビットカードのメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

 

デビットカードのメリット

デビットカードの主なメリットとして、次のような点が挙げられます。
 

・現金を所持していなくても買い物できる
・使いすぎることがない
・原則審査がなく高校生から作れる

 
デビットカードの最大の利点は、クレジットカードのように現金を持っていなくても買い物ができ、なおかつ使いすぎることがない点です。銀行口座の残高を超える金額の支払いはできず、分割払いも選択できないため、使いすぎることがなく、安心して利用できます。
 
また、クレジットカードは申込時に審査がありますが、デビットカードは基本的に審査がありません。年齢制限もクレジットカードより緩く、高校生以上であれば作れます。

 

デビットカードのデメリット

デビットカードのデメリットは、以下のような点です。
 

・分割払い、リボ払いが使えない
・口座の残高を超える金額は使えない
・使い道に制限がある

 
分割払いやリボ払いが使えず、口座残高の範囲でしか利用できない点は、メリットである一方で、デメリットでもあります。1回で支払うには負担が大きい高額の買い物には、デビットカードはあまり向かないといえるでしょう。
 
また、クレジットカードが使えるすべての場面で、デビットカードも使用できるわけではない点にも注意が必要です。
 
デビットカードの種類などにもよりますが、一部のネットショップやガソリンスタンド、高速道路、公共料金などの支払いには利用できない場合があります。また、ETCカードも原則として作れません。

 

クレジットカード/デビットカードそれぞれに向いた使い方は?

クレジットカードとデビットカードは一見似ていますが、それぞれに全く異なるメリットやデメリットがあります。双方のメリット・デメリットを踏まえたうえで適した場面での使い分けができると、カードを利用した支払いがより便利で快適になるはずです。
 
以下で、クレジットカードとデビットカードに向いた使い方を、それぞれみていきましょう。

 

クレジットカードが向いているケース

クレジットカードでの支払いが特に向いているのは、次のようなケースです。
 

・支払いタイミングを先に伸ばしたい
・1回の支払負担を小さくしたい

 
クレジットカードの支払いは一般的に締め日翌月のため、十分な現金が用意できるタイミングまで支払いを延ばしたい場合は、クレジットカードでの支払いが適しています。1回払いや2回払いを選択すれば手数料も発生しないため、余計なコストもかかりません。
 
また、高額の買い物など、支払いの負担を分散したい場合にも、分割払いやリボ払いが利用できるクレジットカードが適しています。ただし、分割払いやリボ払いでは手数料が発生することを考慮して、計画的に利用する必要があります。

 

デビットカードが向いているケース

次のようなケースには、デビットカードが向いています。
 

・所持金の範囲内で買い物したい
・引き落とし日を気にしたくない
・18歳未満だがカード払いでネットショッピングしたい
・借金に抵抗がある
・クレジットカードの審査に通らない

 
所持金の範囲だけで買い物をして、絶対に使いすぎたくないという場合は、銀行口座から即時引き落としされるデビットカードのほうが適しています。また、即時払いのため、引き落とし日を管理する必要もありません。
 
また、デビットカードは高校生から作れるため、18歳未満の方がネットショッピングなどでカード払いを利用したい場合の代替ツールとして活用できます。ショップによってはデビットカード不可のケースもあるため、利用前に確認しましょう。
 
カード払いには魅力を感じるものの、実質一時的な借金になってしまうクレジットカードには抵抗があるという方にも、デビットカードは適しています。また、クレジットカードの審査に通らない場合も、基本的に審査がないデビットカードの利用を検討するのがおすすめです。

 

クレジットカードとデビットカードの違いを知って使い分けましょう

クレジットカードとデビットカードは、現金を持たずに支払いができる点では共通していますが、引き落としのタイミングや支払方法などには大きな違いがあります。メリットやデメリットなどが当然異なるため、それぞれの特徴を理解して、利用シーンごとに使い分けをするのがおすすめです。
 
クレジットカードやデビットカードを上手に利用して、快適なキャッシュレス生活を実現しましょう。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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