更新日: 2024.01.19 融資

PayPay銀行 「法人・個人事業主向けビジネスローン」とは? 他社ローンとも比較 [PR]

PayPay銀行 「法人・個人事業主向けビジネスローン」とは? 他社ローンとも比較 
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)は口座一つで住宅ローンや投資信託が利用できる金融機関です。数あるサービスの中でもPayPay銀行のビジネスローンは個人事業主でも法人でも低金利で利用できて、かつ手続きに書類作成の必要もないことから人気が高いです。
 
審査には複雑な書類作成も必要なく来店不要で手続きが完結するため、法人化して初めてビジネスローンを利用する方にもおすすめの金融機関です。今回はPayPay銀行の法人向けビジネスローンについて詳しく紹介いたします。
FINANCIAL FIELD編集部

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PayPay銀行のビジネスローンとは?

PayPay銀行のビジネスローンは金利が低く、手続きがオンライン完結型であることが特徴です。
 
審査申し込みから融資までオンラインで完結する金融機関は金利が少々高い傾向にありますが、PayPay銀行のビジネスローンはほかと比較しても低く、誰でも利用しやすいビジネスローンといえます。
 
即日融資はできませんが、書類作成や口座開設に費用もかからないため、低金利かつ申し込みの手軽さで決めたい方に特におすすめのビジネスローンです。また貸し付けは法人と個人事業主用に2種類ありますが、どちらも金利や申し込みの手順は変わりません。形態にあった方を選択しましょう。
 

PayPay銀行ビジネスローンの基本情報

ビジネスローンは多くの金融機関が取り扱っているため、各社それぞれ特徴を比較して法人の属性に合ったビジネスローンを探す必要があります。
 
まずはPayPay銀行の法人向けビジネスローンのことを詳しく知って、比較検討を進めていきましょう。
 

ローンの種類と対象者

PayPay銀行のビジネスローンは2024年1月時点で、「法人向け」と「個人事業者向け」の2種類があります。
 
以前まではヤフー出店者やfreee会員専用のプランもありましたが、現在は新規受け付けを停止しています。法人向けと個人事業者向けの最大借入額や金利は同じですが、今回は2種類の中でも法人向けについて詳しく紹介します。
 
法人向けのビジネスローンに申し込めるのは、同じ事業内容の会社で、業歴が2年以上であるか、決算を2期終了している法人に限られます。
 
しかし以前から個人事業主として同様の事業を継続しており改めて法人化した場合は、個人事業主の頃の業績も通算可能です。もし業歴2年以上もしくは2期終了の条件を満たしていない場合は、最大借入額と金利が同じである個人事業主のビジネスローンが利用できます。
 

利用可能額と金利の範囲

PayPay銀行のビジネスローンは法人向けと個人事業者向けのどちらも利用限度額が1000万円と設定されています。資金は事業資金の範囲内であれば自由に利用できるため、新規事業の立ち上げや支払いの資金にも利用できます。
 
金利は1.8%~13.8%の変動金利であり、同業他社と比較すると最低金利は特別低いとはいえません。しかし最大金利については、同じく無担保で申し込める金融機関と比べると低いほうで、まだ事業が安定していなかったり信用に自信がなかったりなど、ビジネスローンの利用時に最高金利の適用が見込まれる場合はおすすめといえます。
 
ビジネスローンの金利は金融機関で決められた範囲の中で決まりますが、借り入れ条件や申請者の信用などさまざまな要素で決定されます。
 
また、PayPay銀行の法人向けビジネスローンでは原則年に一度金利が見直されます。しかし借り入れを追加したことによって利率が上がることはないため、追加で資金が必要になっても利用しやすく設定されています。
 

必要書類と融資の条件

ビジネスローンを利用する際は事業計画書や資金繰り表が必要な金融機関も多く、PayPay銀行では、審査の際に書類を求められることもありますが、原則は書類不要で手続きできます。

場合によって必要になる書類

●事業実態の確認できる資料
 
●所得証明資料
 
●直近2年分の決算書(法人の場合)等

事業計画書は必要ありませんが、ビジネスローンを利用するにあたり、「PayPay銀行のビジネスアカウント」が必要になります。ビジネスアカウントを作成時に代表者の連帯保証が必要になる場合は、本人確認資料と同意書が必要です。
 
そしてPayPay銀行のビジネスローンの融資条件は、以下の通りです。

●業歴2年以上もしくは2期終了した法人であること
 
●代表者が日本国籍もしくは外国籍で日本の永住権があること
 
●代表者の年齢が満20歳以上69歳以下であること

法人の業歴2年以上の要件は、これまでに個人事業主として同様の事業を継続している場合はその期間も合算されます。なお、上記を満たしていても、契約を断られる可能性もございます。
 

銀行系ビジネスローンの特徴

ビジネスローンは銀行や消費者金融などさまざまな金融機関が運営しており、PayPay銀行のビジネスローンはいわゆる「銀行系ビジネスローン」に当てはまります。銀行系ビジネスローンは金利が低く審査が厳しい傾向にあります。
 
一方で、アイフルやアコムなど消費者金融系のビジネスローンは金利が高い分審査が緩い傾向にあるため、即日での融資も可能な金融機関も多いです。どうしても早めの融資が必要な場合は消費者金融系、長く利用し続けたいのであれば金利が安い銀行系のビジネスローンをおすすめします。
 
PayPay銀行のビジネスローンはほかの銀行系ビジネスローンと比較しても金利が低く、継続して借り入れやすい金融機関の一つといえます。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」の特徴

ビジネスローンを決める際は、複数の金融機関を比較しつつ選びましょう。個人で普段利用している金融機関を利用することは手軽さの面でメリットになりますが、法人でビジネスローンを借り入れる際は別途で法人用の口座開設や審査の手続きもあるため、融資まで日数がかかることもあります。
 
それならば法人用のビジネスローンは、金利が安く融資までの手続きが簡潔で分かりやすいローンを利用する方がメリットが多いといえます。まずはPayPay銀行の法人向けビジネスローンの特徴を知って、ほかの金融機関と金利や手続きに関して比較してみましょう。
 

ネット完結型サービスの利点

PayPay銀行ビジネスローンは申し込みから融資までオンライン完結型であり、店舗に赴く必要がありません。
 
利用にはPayPay銀行のビジネス口座の開設が必要ですが、口座開設もすべてオンラインで済むため、来店不要で手軽に融資を受けられます。
 
法人の場合は書類アップロードに不備がなければ最短3日で作成可能です。手続きに時間をかけたくない方におすすめのビジネスローンといえるでしょう。
 
またビジネス口座はアプリでの管理が便利で、成体認証によるセキュリティ対策や一括振り込みなどのメリットがあります。アプリ内で残高確認や取引明細の確認も可能です。
 

何度でも借入可能な柔軟性

借り入れた資産は普通預金口座へ即時入金されて、提携しているATMからいつでも引き下ろせます。
 
ATMが利用できる限り24時間365日借り入れ可能で、急な大きい出費にも対応できるでしょう。別の金融機関の口座に移す場合はWebでの手続きで簡単に移動できます。
 
限度額以内であればATMから何回でも引き下ろせるため、万が一に備えて最初に高額借入する必要もありません。
 

毎月の返済と利用限度額

PayPay銀行ビジネスローンの利用限度額は10万円から1000万円です。ビジネスローンの限度額は一般的に年収や業績、代表者の信用など金融機関それぞれの審査基準に則り決定します。
 
返済は、毎月10日と20日、月末の3種類から選択できて、毎月の返済金額は借入額に応じ2000円から13万円の間で変動します。毎月の返済に加えて追加で元金の繰り上げ返済も可能であり、業績に応じた無理のない返済を目指せるでしょう。
 
約定返済が滞納になると追加で借り入れることはできず、延滞分の元本に20%の遅延損害金がかかります。返済はPayPay銀行の口座から自動で引き落とされるため、返済日には念のため返済額より多めの資金を入れておくと安心です。
 
また、PayPay銀行のビジネスローンは、2023年3月に契約した方の場合は毎月最低1万円からの返済でしたが、2023年12月時点は月々2000円と少額から返済できるようになりました。繰り上げ返済も可能であるため、収入が少ない時は少額で返済を続け、売上金が振り込まれてから一括で返済することもできます。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」のメリット

PayPay銀行の法人向けビジネスローンは来店不要で手軽に申し込めたり、一度契約したら限度額内で何度でも借り入れ可能だったりなど多くのメリットがあります。まずは良い点を確認してみましょう。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」のメリット1:来店なしで手続きが完結

PayPay銀行はオンラインでの手続きを得意とする金融機関であり、スマホがあれば代表者や法人の確認や口座開設もできるため、時間を無駄にせず手続きを完結させられます。
 
契約後も急な取り引きで資金が必要になった際、迅速な引き出し、入金対応が可能で、業務時間が不規則な企業にとっても利用しやすいといえるでしょう。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」のメリット2:書類制作と手数料が不要

PayPay銀行ビジネスローンでは審査申し込みの際、原則書類の添付や郵送が不要であり短時間で手続きが完了します。作成が面倒な事業計画書や資金繰り表などが必要ないのは大きなメリットです。
 
口座にかかる手数料や維持費も無料で、費用は金利の利息分のみです。借り入れがない際は無料で口座を維持できるため、少しでも費用を抑えたい方にとっては利用しやすいビジネスローンといえます。
 
また、審査に担保は必要ありませんが、原則代表者の連帯保証が必要です。もし担保として利用できる不動産があるのであれば、不動産担保を前提としたビジネスローンもおすすめです。担保があることで金利も安くなり、借り入れ限度額も上がりやすくなるでしょう。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」のメリット3:手続きの流れが明確

PayPay銀行のビジネスローンは契約に際して来店の必要はなく、申し込んで審査が通ったらPayPay銀行のビジネス用口座を開設し、借入枠を設定します。そして限度額の範囲で何度でも引き出し可能とシンプルな流れになっています。
 
ビジネスローンの手続きは上記のように事業計画書の作成や、納税証明書の準備など、必要なものが多い金融機関もあります。その点、PayPay銀行の法人向けビジネスローンは事前になにが必要でどのような手続きを経て融資を受けられるのか公式サイトに詳しく載っているため、申し込み時に慌てて用意する必要もありません。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」のデメリット

ビジネスローンを選ぶ際は金利の低さや手続きの手軽さのみではなく、デメリットや注意点を事前に確認しておくことが大切です。
 
ビジネスローンのデメリットは公式サイトにも詳しく載っていないため、審査申し込み前に細かくチェックしておきましょう。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」のデメリット1:利用限度額には上限がある

どの金融機関でも利用限度額の上限がありますが、PayPay銀行ビジネスローンは法人向けも個人事業主向けでも1000万円が上限です。
 
どんなに売り上げや信用があっても最大で1000万円の融資となるため、利用限度額の高さで決めるのであれば、不動産の担保ありで1億円以上の融資が可能な「セゾンファンデックス」や「AGビジネスサポート」によるビジネスローンなどもおすすめです。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」のデメリット2:返済相談は電話のみ

PayPay銀行ビジネスローンは前回借り入れ直後の利用残高で毎月の返済額が決定します。決められた返済額での支払いが難しい場合は金融機関に直接連絡して相談することが一般的ですが、PayPay銀行のビジネスローンはフリーダイヤルのみの受け付けとなります。
 
フリーダイヤルでも営業時間や休業日が定められているため、予定が合わないと連絡を忘れてしまうことも考えられます。ビジネスローンでは一般的に、返済日に口座残高が足りない場合は電話連絡が来ることもありますが、連絡を取らず放置すると支払い催促の内容証明が届いたり財産の差し押さえになる場合もあるため、支払えないと判明したら直ちに相談することが大切です。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」を利用する際の流れ

PayPay銀行法人向けビジネスローンを申し込む際は、以下の流れで手続きします。

1:PayPay銀行ビジネスローンの審査申し込みページから法人の情報を入力
 
2:審査結果が届いたのち口座開設
 
3:口座開設後借り入れ額を設定し利用開始

審査の結果は電話もしくはメールで届きます。申し込みは原則書類の添付や郵送は不要ですが、審査の際に求められる可能性もあります。もう少し詳しく流れを見ていきましょう。
 

申し込みから融資までの流れ

PayPay銀行法人向けビジネスローンは個人事業主向けと法人向けで特設ページが分けられていますが、申し込みページで個人事業主用か法人用か選べます。
 
まずは法人向けを選択して代表者の情報を入力しましょう。必要な情報を入力して手続きを進めれば、あとは審査結果を待つのみです。
 

申し込み時の審査

PayPay銀行の法人向けビジネスローンでは、即日融資はできません。事前にPayPay銀行のビジネス用口座を作成していれば途中の手続きが省略されるため融資開始までの期間も短くなりますが、これまでPayPay銀行でビジネス関係のサービスを利用したことがない方は審査に少々時間がかかります。口座開設のみでも最短3日かかるため、当日や翌日の利用はできません。
 
また保証会社はアイフル株式会社であるため、同じ保証会社のビジネスローンに通らなかった場合は、同じ情報を入力しても通らない可能性が高いです。別の保証会社を利用している金融機関のビジネスローンも検討しましょう。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」がおすすめの方

ビジネスローンが利用できる金融機関が非常に多い中でもPayPay銀行ビジネスローンがおすすめな方の特徴は、借り入れの柔軟性と融資までの手続きがオンラインで完結する点を重視している方です。一つずつチェックしてみましょう。
 

借入に関する柔軟性の高さを求める方

PayPay銀行ビジネスローンでは決められた限度額以内であれば何度でも提携ATMから引き出し可能です。ATMが空いていれば24時間365日引き出すことも可能であるため、銀行が開いていない時間に業務をしている方にもおすすめといえます。
 
さらに、借り入れがない時は口座の維持費もかからず、万が一大きい出費があった時の備えとして口座を保有できます。
 
また、法人向けビジネスローンでは、支払い時に普通預金残高が不足している場合に自動で借り入れて取り引きができる自動融資の無料オプションも付けられます。
 

オンライン完結型が希望の方

PayPay銀行ビジネスローンは申し込みから融資まですべてオンラインで完結します。
 
オンライン完結型のビジネスローンは金利が高い傾向にありますが、PayPay銀行ビジネスローンは最大金利が13.8%と比較的低く、法人化したばかりの企業でも利用しやすいといえるでしょう。個人での口座開設も多い大手のオンライン型銀行だからこそ、ビジネスローンも安心して利用できます。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」と競合他社を比較

ビジネスローンは多くの金融機関がプランを提案しています。今回はPayPay銀行の法人向けビジネスローンと、ほかの金融機関で取り扱っている、審査申し込みから融資までオンラインで済ませられるビジネスローンの特徴を比較して紹介します。
 
図表1

ビジネスローン提供元 PayPay銀行 GMOあおぞらネット銀行 AGビジネスサポート オリックスクレジット
商品名 ビジネスローン(法人向け) あんしんワイド 事業者向けビジネスローン VIPローンカードBUSINESS
金利 1.8%~13.8% 0.9%~14.0% 3.1%~18.0% 6.0%~17.8%
借入限度額 10万円~1000万円 初回契約時10万円~1000万円 50万円~1000万円 50万円~500万円
返済方式 約定返済・繰り上げ返済 約定返済・随時返済 元利均等返済・元金一括返済 リボルビング払い
特徴 限度枠内で何度でも利用可能 金利が低い 法人は75歳まで申し込み可能 会員サービスが充実

PayPay銀行 ビジネスローン(法人向け)
AGビジネスサポート 事業者向けビジネスローン
GMOあおぞらネット銀行 融資(利用)枠型あんしんワイド | ビジネスローンサービスについて | 法人口座の開設 |
オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS(ビジネスローン) を基に作成
 

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」とPayPay銀行「法人向けビジネスローン」

GMOあおぞらネット銀行の「あんしんワイド」は年利0.9%~14.0%のビジネスローンで、PayPay銀行ビジネスローンと同じく借り入れ限度額は初回契約時で1000万円です。低金利が魅力ですが、最高金利はPayPay銀行ビジネスローンよりも少々高いため、最大金利で選ぶ場合はPayPay銀行ビジネスローンのほうがお得です。
 
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」は法人であれば申し込みできるビジネスローンで、2年以上の業歴も必要ありません。審査の際はGMOあおぞらネット銀行の3ヶ月以上連続した入出金が参照されますが、これまでにGMOあおぞらネット銀行を利用していない方でも申し込みは可能です。
 
どちらもオンライン型のビジネスローンで、審査や融資のために来店する必要はありません。しかしあんしんワイドはあおぞらネット銀行の担当者と電話やビデオ通話による面談があります。申し込み内容によっては面談せず結果が出ることもありますが、迅速な手続きと手軽さで選ぶならPayPay銀行ビジネスローンがおすすめです。
 

AGビジネスサポートとPayPay銀行「法人向けビジネスローン」

AGビジネスサポートは累計15万口座以上の契約実績を持つ金融機関で、数多くのビジネスローンのプランを取り扱っています。ベーシックなビジネスローンのプランは「事業者向けビジネスローン」で、利率は3.1%~18.0%、融資額は50万~1000万円です。
 
AGビジネスサポートの事業者向けビジネスローンは、事業拡大や決算時、従業員への給与支払いなど資金が必要になる際の一時的な借り入れとして人気が高いプランであり、事業資金の範囲内であれば自由に利用可能できます。
 
法人が申し込む場合は代表者の確認書類に加え決算書も必要ですが、PayPay銀行ビジネスローンと同じく来店不要で申し込み可能です。また法人の場合は75歳、個人事業主の場合は69歳までの方が融資対象者となるため、年齢制限はPayPay銀行ビジネスローンより有利です。
 
またこれから法人化を目指す方向けに「開業資金ローン」も用意されており、業態に合ったローンを提案してくれる点もメリットの一つです。
 

オリックスクレジット「VIPローンカードBUSINESS」とPayPay銀行「法人向けビジネスローン」

オリックスクレジットの「VIPローンカードBUSINESS」は申し込みから最短60分で借り入れできる点が大きなメリットです。年利が借り入れ額のコースで変わることが特徴で、50万コースの年利は8.0%~17.8%、100万円から500万円のコースで6.0%~14.9%の間で設定されます。
 
借りたい資金が50万円より高額である場合はおすすめです。しかし消費者金融系のビジネスローンであるため、金利を重視したい方には向いていません。
 
返済方法は2種類で、借り入れ残高で毎月の返済額が決まる「新残高リボルビング返済」と、借り入れ残高に関わらず返済が一定額になる「元利込定額リボルビング返済」の2種類があり、契約者が自由に選べます。
 
またVIPローンカードBUSINESSを契約することで、オリックスグループの特典も利用できます。ビジネスホテルやレンタカーが優待価格になるため、出張が多い方は特に恩恵を受けられるでしょう。ほかのビジネスローンと比較しても珍しい特典です。
 

PayPay銀行「法人向けビジネスローン」まとめ

PayPay銀行の法人向けビジネスローンは保証人や担保も必要なく、書類作成の手間もかかりません。スマホ1台で手続きが完結するオンライン型で、法人化したばかりの企業にも使いやすいビジネスローンといえるでしょう。
 
申し込みには2年以上の業歴が条件となりますが、以前から個人事業主として同じ事業を継続していた場合は業歴の通算も可能です。手数料や維持費もかからないため、今すぐに融資が必要でなくても、万が一の際に資金を引き出せるよう事前に申し込んでおくなど、ビジネスチャンスを逃さないための保険としても利用できるでしょう。
 

出典

PayPay銀行 ビジネスローン (法人向け)
PayPay銀行 お客さまサポート (法人・個人事業主のお客さま)
AGビジネスサポート 事業者向けビジネスローン
GMOあおぞらネット銀行 融資(利用)枠型ビジネスローンあんしんワイド
オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS(ビジネスローン)商品紹介
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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