2018.11.09 家計

家計簿から貯蓄、そして投資へ おつりで資産形成をするメリット

最近はアプリで家計から資産まで楽々管理ができます。面倒な入力も、レシートの写真を撮ったらそのまま入力してくれます。クレジットカードとも連携して、使ったそのタイミングで入力ができる。でも、それだけではありません。
 
家計簿アプリから貯蓄、そして投資へと連動できるのです。
 

知らずに貯まる「しらたま」

家計簿アプリで資産管理ができると、手元のお金の動きや配分が見えるようになります。何に使ったか分からない「使途不明金」は少なくなります。家計管理ができたら、次に貯めることを考えましょう。
 
自動家計簿アプリのマネーフォワード社には、少額を知らない間に貯められるアプリ「しらたま」があります。
 
「しらたま」の利用を開始すると、連携の金融機関(現在は住信SBIネット銀行)の口座内に「しらたま」用の貯金口座が開設され、アプリの貯金箱に口座の残高が連携される仕組みです。
 
貯める方法は2つ。
 
(1)おつり貯金・・・家計簿アプリ『マネーフォワード』に連携のクレジットカード利用の利用明細から、100円、500円、1000円のどれで払うか決めておいて、払ったつもりでおつりを算出します。
例えば、340円の物の購入の場合、100円支払いならおつりは60円、500円なら160円、1,000円なら660円となります。その金額をメイン口座から貯金口座に移動します。
 
(2)つみたて貯金・・・連携している金融機関から、毎日いくら、毎月いくらと、貯金口座に移動します。
 
つみたて貯金は金融機関と連携するだけでも良いのですが、おつり貯金はマネーフォワードにクレジットカードの登録が必要になります。
 
目的・目標金額、ペース配分の設定ができ、目標到達時には、貯金口座からメイン口座に入金する事ができます。貯金が続かない、どれだけ貯金したらいいかわからない人が、知らず知らずのうちに貯めることができます。
 

おつりで分散投資?

「しらたま」は貯めることが目的のアプリですが、トラノテック社の「トラノコ」は貯蓄に回した資金で投資をして資産を作るアプリです。
 
「しらたま」と同様、家計簿アプリとの連携ですが、「マネーフォワード」の他、「Zaim」や「マネーツリー」とも連携できます。もちろん、個別でクレジットカードやAmazon、楽天のアカウントを登録しても使えます。
 
1,000円、500円、100円のうちどれで払うか決めておくと、お買い物の都度、トラノコ上におつりデータが自動で更新されます。ワンクリックでその金額が投資に回り、投資に回した1ヶ月の合計が銀行口座から引き落とされます。引き落とし上限を設定しておくこともできます。
 
投資先は、安定重視(リスク小)の「小トラ」、バランス重視の「中トラ」、リターン重視(リスク大)の「大トラ」と3つのファンドを選んで投資します。預けた資金はTORANOTEC投資顧問が、資金を預けた信託銀行に運用指図をして運用します(ETFによる運用です)。1円単位5円以上で投資することができます。
 
運用開始4ヶ月目から毎月の利用料が300円かかるため、5円や10円での運用は費用負けしてしまいますが、22歳以下の学生は利用料無料でできますので、学生のうちから少額で資産形成を経験する事ができます。
 
一任の運用報酬が年に0.3%(税抜き)です。その他手数料として、監査費用等の手数料が純資産額の0.1%(税抜き)を上限に、ETF売買手数料が純資産額の0.06~0.1%掛かります。
 

貰ったポイントで分散投資。そして新たなポイントをGet

また、ポイントエクスチェンジポイント、ジーポイント、ネットマイル、ポイントタウンのポイントで、ポイント投資ができます。ポイントを一度現金化して投資しますが、現金化もトラノコアプリ内でできます。キャンセルする場合のキャンセル分は、100%ポイントに戻ります。
 
トラノコアプリ内で、持っているポイントは現金にしたらいくらか表示されます。そこから、5円以上1円単位で必要な分を投資に回せます。また、トラノコをすることで、nanacoやdポイント、ANAマイルのいずれか、それに加えて、ニチガスの割引が得られます。
 
投資金額に関わらず、nanacoは月20ポイント、ANAは月5マイル、dポイントは月15ポイントのいずれかが得られます。ニチガスは100円の値引きです。ただし、使用料の引き落としができない月はポイント付与や値引きはありませんし、口座開設後1年間は12ヶ月継続後にポイントが付与されて、その後月ごとに付与されます。
 
また、nanaco公式サイト、ANAマイレージクラブサイト、dポイントクラブサイトの各サイトからトラノコの新規口座申込をすると、nanacoは3,500ポイント、ANAは700マイル、dポイントは3,000ポイントが貰えます(平成30年10月現在の情報です)。
 
詳しくは、マネーフォワード社、トラノテック社のHPをご覧下さい。
 
Text:林 智慮(はやし ちりよ)
CFP(R)認定者

林 智慮

相続診断士 
終活カウンセラー 
確定拠出年金相談ねっと認定FP
大学(工学部)卒業後、橋梁設計の会社で設計業務に携わる。結婚で専業主婦となるが夫の独立を機に経理・総務に転身。事業と家庭のファイナンシャル・プランナーとなる。コーチング資格も習得し、金銭面だけでなく心の面からも「幸せに生きる」サポートをしている。4人の子の母。保険や金融商品を売らない独立系ファイナンシャル・プランナー。

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