妻のカベは税金と社会保険の2つに分ける
妻が一定の年収を超えると、妻自身が税金や社会保険料を払わなくてはなりません。このカベがややこしいのは、支払う税金・保険料の種類が複数ある、つまりカベがいくつもあるということです。
そこで、まずはカベを分類しましょう。カベは大きく2つあり、それが税金のカベと社会保険のカベです。さらに税金は国の税金である所得税と市町村等に納める住民税に分かれます。また、社会保険も、年金保険・健康保険・雇用保険という主に3つのカベがあります。
妻のパート年収が各カベを突破するごとに負担が増えていく=妻の手取り収入が減っていくのですが、その負担の大きさはカベによって異なります。そこで、越えてよいカベと注意の必要なカベと分けて解説していきます。
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