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更新日: 2022.12.05 働き方

「年収1000万」は激務!? 年収別の平均残業時間を調べてみた!

「年収1000万」は激務!? 年収別の平均残業時間を調べてみた!
年収1000万円は高収入のひとつの基準となる収入です。国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」では、民間企業で働く人の平均給与は443万円となっており、1000万円を超える人は全体のわずか5%です。
 
では、年収1000万円を稼いでいる人たちは、どのような働き方をしているのでしょうか。
 
この記事では、残業時間の平均値と年収1000万円の残業時間について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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残業時間の平均値は?

厚生労働省が実施している「毎月勤労統計調査」では、所定外労働時間として平均的な残業時間が集計されています。令和4年9月分における所定外労働時間は、1ヶ月あたり10.1時間です。残業時間は産業ごとに差があって、飲食サービス業は少なく、運輸業・郵便業は多いという結果です。また、パートタイム労働者より一般労働者の残業時間の方が長くなっています。
 
毎月勤労統計調査では、10.1時間という数値が算出されていますが、実際は申告外の残業もあるため、毎月10時間以上残業している人も少なくありません。
 
Vorkers(現OpenWork)の調査によると、残業時間の平均値は約47時間とのデータもあります。これは、完全週休2日制の場合、1日あたり2時間程度の残業をしている計算です。実質の残業時間が1ヶ月あたり100時間を超える職場もありますが、基本的には20~40時間がボリュームゾーンといえるでしょう。
 

年収1000万円の残業時間は?

社員クチコミサイトVorkers(現OpenWork)が約6万8000人のビジネスパーソンを対象に集計した残業時間に関するレポートでは、年齢別・年収別の残業時間がまとめられています。
 
年齢別に見ると、20~30代の残業時間は月間50時間前後で推移しています。40代以降になると、徐々に残業時間は減っていき、50代の平均残業時間は40時間程度です。一般的には、年齢が若い方が残業時間が長くなる傾向です。
 
年収別では、300万円未満、300万~500万円、500万~750万円、750万~1000万円、1000万~1250万円、1250万~1500万円、1500万~2000万円、2000万~3000万円、3000万円以上の9階層の平均残業時間が算出されています。
 
このレポートによると、年収1000万円の残業時間は50時間超となっています。もっとも残業時間が多いのは、年収1500万~2000万円の層で、おおよそ60時間です。もっとも残業時間が少ないのは、300万円未満の層で、40時間弱という結果です。
 
300万円未満から1500万~2000万円までは、年収が上がるごとに、残業時間が少しずつ増加しています。1500万~2000万円をピークに、2000万以上になると残業時間は徐々に減少しています。
 
厚生労働省の調査結果にある平均残業時間の10.1時間、Vorkers(現OpenWork)の調査レポートにある平均残業時間の約47時間と比較すると、年収1000万円の残業時間は50時間超と長いため、激務だと感じやすいかもしれません。
 

年収1000万は激務の可能性も

年収1000万円が見込める仕事としては、会社経営者、大企業役員、医者、コンサルタント、商社マンなどが挙げられるでしょう。これらの仕事は責任も大きく、プライベートでも気持ちが休まらないことがあるかもしれません。
 
平均残業時間は産業や年齢によって異なるため、年収1000万円だからといって一概に激務だとは限りませんが、高収入な職種・役職では残業時間が長くなりやすく、心身の負担も大きくなる傾向です。
 

出典

国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査
厚生労働省 毎月勤労統計調査令和4年9月分結果速報等
VORKERS 約6万8000人の社員口コミから分析した残業時間に関するレポート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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