更新日: 2024.10.10 働き方

「コネ・スキル・資格なし」50代でリストラされ、嘆く間もなくハローワークへ。50代からでも始められる職業とその年収は?

「コネ・スキル・資格なし」50代でリストラされ、嘆く間もなくハローワークへ。50代からでも始められる職業とその年収は?
50代でリストラされ、ハローワークで新たな就職先を探している人もいるかもしれません。なかには、何のコネもスキルも資格もなく、職探しに苦戦している人もいるでしょう。
 
そこで、この記事では50代でコネ・スキル・資格がなくても始められる職業を取り上げていきます。また、その仕事で得られる年収も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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50代からでも始められる職業ってなぜ少ないの?その理由を紹介!

コネもスキルも資格もなく、50代から始められる職業があまりにも見つからずに困惑している人もいるでしょう。
 
それには、雇用する会社側にとって「年代に応じた給与を払う必要がある」「20代、30代のような伸びしろは期待できない」「仕事に必要なスキルが身につくか疑問」「上司が年下の場合に使いづらい」「周りの社員が気を使いがち」「定年までの期間が短い」などの理由があると考えられています。
 
以上のようなことを気にしながら50代を雇用するよりも、若い人に期待したほうが会社のメリットになるとの判断なのでしょう。このような理由で、50代でも始められる職業を探すのは、非常に難しくなっています。
 

「コネ・スキル・資格なし」の50代が職を探すには?ポイントを紹介!

コネもスキルも資格もない50代が職を探すには、「希望条件を絞らない」「正社員にこだわらない」「年収が減ることを覚悟する」などがポイントです。ハローワークで職を探す時、過去の経験にとらわれずに可能な限り多くの求人に応募してみましょう。
 
なかには、50代を積極的に採用している職種もありますが、年収が減ることは覚悟しなければなりません。
 
また、面接を有利にするためにも、履歴書にはしっかりと自分の強みをアピールしたり、応募する業務の不明な点をわかるようにしておいたりすることも大切です。
 
そのためには、ハローワークの担当者に相談し、アドバイスを受けるのが効果的でしょう。真剣に職を探していることが伝われば、担当者も親身に相談に乗ってくれることが多いのです。
 

「コネ・スキル・資格なし」の50代でも始められる職業とは?年収も紹介!


 
ここでは、コネ・スキル・資格がない50代でも始められる仕事を紹介します。
 

・介護助手

介護助手は人手不足が慢性化しており、パートやアルバイトでの求人が多い傾向があります。年収の目安は時給の差にもよりますが、210万~290万円ほどです。
 

・工場での軽作業

工場での軽作業は、組み立てや製造、梱包作業など単純作業が多いのが特徴です。正社員を応募している場合もありますが、パートやアルバイトでの求人が多くなっています。年収は、正社員の場合は220万ほど、パート・アルバイトの場合は時給の差により170万~280万円が目安です。
 

・タクシードライバー

タクシードライバーを募集している会社では、ほとんどの場合2種免許取得の支援制度があり、未経験者の募集が多いのも特徴でしょう。50代からでも長く働けることが多く、70代の現役ドライバーもいるほどです。基本給+歩合制を採用している会社が多く、400~500万円の年収も可能とされています。
 

・トラックドライバー

運送業も人手不足が慢性化し、50代でも就職しやすい傾向の職業です。2トントラックなら普通免許でも運転が可能で、多くは長・中距離運送、ルート配送などいくつかの仕事から選べます。年収の目安は350~500万円です。
 

・警備スタッフ

ビル管理や駐車場・工事現場の交通誘導が主な仕事です。50代など高齢者の求人も多く、そのほとんどが契約・嘱託社員となっています。日勤・夜勤や出勤日数で給与が大きく変わり、年収は150~450万円が目安です。
 

・ビルの清掃員

清掃員はパート・アルバイトで多く募集されています。1日4時間程度の短時間労働も可能であり、年収の目安は100~150万円です。
 

職種にこだわらずに幅広く探しましょう

50代からできる仕事を探しても、伸びしろやスキル・資格の有無を理由に雇用を敬遠される場合がほとんどです。そのため、ハローワークで希望の職種を探すのは非常に厳しいのが現状でしょう。
 
しかし、コネやスキル、資格がなくても介護助手やタクシードライバーなど、まだまだ50代を必要としてくれる仕事はあるのです。50代から始められる職業は、職種にこだわらずに幅広く探すことがポイントといえるでしょう。
 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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