ミニマリストになって家計を抑えよう! ミニマリスト生活による経済的なメリットを解説
配信日: 2023.02.11 更新日: 2024.10.10
そこでこの記事では、ミニマリストが項目別に支出を抑えられる理由、実際に抑えられる金額、一般的な支出額との比較などを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ミニマリストが支出を抑えられる理由
ミニマリストは可能な限り物を減らし、本当に必要な物だけに囲まれて生活するため、必然的に支出を減らせます。新しく物を購入する際も、「自分の生活にとって本当に必要かどうか」という判断基準があるため、衝動買いを避けやすいでしょう。
項目別に考えると、家賃、服飾費、家具・家事用品、食料費を減らせる可能性があります。
まず家賃ですが、物を持たなければ広いスペースが不要なので、必要最低限の部屋数で済みます。今まで広い賃貸物件に住んでいた場合、引っ越すことで家賃を抑えられるでしょう。
次に服飾費と家具・家事用品ですが、すでに持っている物を長く使うことで支出を抑えられます。
また、ミニマリストは固定したメニューを自炊する傾向があるため、まとめ買いによって食料費を節約できるだけではなく、外食やコンビニ飯にかかる費用も削減可能です。
実際に抑えられる金額を一般的な支出額と比較
総務省の家計調査報告(2022年12月分)によると、2人以上世帯の消費支出は、1世帯当たり32万8114円という結果が出ています。そのうち、服飾費に該当する被服および履物は1万2043円、家具・家事用品は1万5366円、食料費は10万2662円です。
先述したように、ミニマリストは最低限の物しか持たないため、現在の衣服を着続けられる限り、新たに購入する必要はありません。被服および履物の1万2043円を削ることができます。
家具・家事用品も同様です。使えなくなったり、壊れたりした場合は買い換える必要がありますが、使える間は出費を避けられます。月1万5366円を節約できるでしょう。
食料費に関しては、各家庭の状況によっても異なりますが、固定したメニューを自炊するケースで1日1000~1500円の支出と考えると、月3万~4万5000円の出費で済みます。家計調査報告の食料費は10万2662円なので、差額の7万2662~5万7662円を浮かせられる計算です。
このようにミニマリストは、シンプルな生活を過ごすことで無駄遣いを避けられるうえに、貯蓄もしやすくなります。
なお、ミニマリストは物が少ない分、「自宅での作業に集中しやすい」というメリットもあるため、本業とは別に在宅ワークを行うなど、副業による収入アップも見込みやすいでしょう。
まとめ
今回はミニマリスト生活の経済的なメリットについて解説しました。
ミニマリストは必要最小限の物に囲まれて生活するスタイルなので、家賃、服飾費、家具・家事用品、食料費を減らせる可能性が高いといえます。特に固定したメニューを自炊する場合、食料費を大きく削減しやすいでしょう。
出典
総務省 家計調査報告 ―2022年(令和4年)12月分、10~12月期平均及び2022年平均―
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部