更新日: 2024.10.10 その他家計

「コンビニランチ」と「手作り弁当」、1ヶ月の昼食代はどれだけ違う?

「コンビニランチ」と「手作り弁当」、1ヶ月の昼食代はどれだけ違う?
家計の節約において大切になる食費の節約ですが、出勤する際のランチをコンビニで買うか、手作り弁当を用意するかで悩む、という方も多いのではないでしょうか。
 
この記事では、コンビニランチと手作り弁当の昼食代を比較し、解説します。手作り弁当のメリット・デメリットもまとめましたので、これから食費の節約を始めたいという方は必見です。
FINANCIAL FIELD編集部

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コンビニランチと手作り弁当はどれくらい値段が違う?

コンビニランチと手作り弁当では、どれくらいの価格差が生まれるのでしょうか?
 
コンビニランチの価格は、製品の種類や大きさなどにもよりますが、おおむね500円前後で購入できます。しかし1つのお弁当だけでは足りないという場合は、総菜パンやカップみそ汁などが150円ほど、飲み物も購入する場合はさらに150円ほどかかってしまうため、平均すると1食あたり650円程度となるでしょう。
 
1ヶ月に仕事をするのが20日とすると、ランチだけで月額平均1万3000円ほどかかる計算です。
 
一方、手作り弁当の価格は、使用する食材や調味料、調理法、手間暇などによって大きく異なります。
 
冷凍食品や缶詰を販売するマルハニチロ株式会社が2018年4月に行った調査(調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする月に1回以上お弁当を作る全国の20~59歳の女性1000名)によると、手作り弁当を作っている人の平均コストは、1食あたり約257円でした。コンビニランチと同じく20日間は手作り弁当を作るとすると、1ヶ月あたり5000円ほどです。
 
手作り弁当は材料を自分で買いそろえる必要があるため、コンビニランチよりも調達に手間と時間がかかりますが、きちんと節約して作れば、コンビニ弁当の半額未満となることが分かります。
 

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手作り弁当のメリット・デメリット

価格面でコンビニランチよりも優れている手作り弁当ですが、ほかにメリット・デメリットはあるのでしょうか。ここでは主に2点ずつ解説していきます。
 

手作り弁当のメリット

まず、手作り弁当のメリットとしては、自分で作るため、好きな食材や味を選択することができる点が挙げられます。新鮮な食材を使用するため、味わいや食感がよく、見た目にも美しくなるほか、日常的に料理をすることで、自炊のスキル向上にもつながるでしょう。
 
また、手作りの場合には、調味料や塩分などを自分で調整できるため、健康的な食事を摂取することもできます。コンビニランチには保存料や添加物などが含まれている場合も多いため、それらを気にする場合は、手作り弁当のほうが安心して食べることができるでしょう。
 

手作り弁当のデメリット

手作り弁当のデメリットとしては、やはり手間と時間がかかることが挙げられます。材料の調達や下ごしらえ、調理、詰めるなど、それぞれの工程に時間と手間が必要になります。
 
先述のマルハニチロ株式会社の調査によると、弁当作りをする人の約半数が6時台に起床して、平均時間は21.1分をかけて弁当を作っていることが分かりました。
 
さらに、手作り弁当には飽きやすいというデメリットもあります。毎日同じようなメニューを用意していると、味や食感がマンネリ化して、食べるのがつまらなくなってしまうかもしれません。手作り弁当を作る場合には、アレンジやバリエーションを考えるなど、工夫も大切です。
 

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手作り弁当のメリット・デメリットをふまえて無理のない節約をしよう

ランチを手作り弁当にすることは食費の節約につながりますが、コンビニランチと比較すると、大きく切り詰めても1ヶ月1万円ほどの節約です。毎日の早起きや作り置きなどに慣れていなかったり、仕事が忙しく料理の時間が取れなかったりする場合には、毎日の手作りがストレスになってしまうかもしれません。
 
手作り弁当のメリット・デメリットを理解した上で、自分の生活に合った方法を選ぶようにしましょう。
 

出典

マルハニチロ株式会社 お弁当に関する調査 2018

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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