「月給30万」でも基本給が「14万円」はブラック!? 基本給が低いと「損」をするケースについて解説
配信日: 2023.05.23 更新日: 2024.10.10
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基本給よりも手当が多い企業の場合、労働環境に問題があるかもしれません。特に、残業手当が多い会社では、長時間労働が当たり前になっている「ブラック企業」である可能性があります。また、長時間労働でなくても、基本給が低いと残業代やボーナスも少なくなる可能性があります。
本記事では、なぜ基本給が手当よりも少ないとブラック企業の可能性があるのかを解説します。
本記事では、なぜ基本給が手当よりも少ないとブラック企業の可能性があるのかを解説します。

執筆者:辻本剛士(つじもと つよし)
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士、宅地建物取引士、証券外務員2種
活動拠点は神戸。FP個別相談や、プロスポーツ選手の資産形成サポートも行っております。プロスポーツ選手に保険、資産運用、支出の見直しなど包括的なアドバイスや、帳簿などの面倒な記帳業務を代行し、本業に集中できる環境作りをサポートします。
基本給を知ろう
基本給とは、給与のベースとなる賃金のことです。この基本給に「住宅手当」、「家族手当」、「残業手当」、「役職手当」などの各種手当を加えたものが総支給額になります。そして、総支給額から社会保険料や税金を差し引いて手元に残るのが手取り額です。
給与額のまさに「基本」となる基本給が、これから解説するボーナスや退職金にも大きく影響していきます。
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