家計の月1万円は削れる? わりとすぐ効果が出る「捨てるべきもの」とは?
配信日: 2023.06.09 更新日: 2024.10.10
本記事では、1万円の節約が可能な「捨てるべきもの」に焦点を当てながら、家計の見直し方法を探っていきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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なかなかうまくいかない家計の費用削減の現状
近年の物価上昇により、家計費用の抑制が一層難しくなってきています。株式会社MILIZE(東京都港区)とTEPCO i-フロンティアズ株式会社(東京都千代田区)が実施した「家計管理に関する調査」(2023年2月、20~59歳の男女2000名対象)の結果を見ても、家計防衛の取り組みとして「ポイントを貯める」が65.4%で最も多く、次いで「節電する」が54.7%です。
しかしながら、家計防衛を実施している方でこれらの取り組みによる削減金額を見てみると、「1万円未満」が44.5%と最も多く、さらには「削減できていない」が43.3%という結果となっています。これらのデータから、家計防衛術に取り組んでいるものの、その効果がなかなか現れないという現状が浮かび上がります。
捨てると効果があるものとは?
家計の現状を改善するために、節約に効果的な「捨てるべきもの」を以下で具体的に紹介しましょう。
・通信料:プランの見直し
現在利用している、通信プランを見直しましょう。例えば、高額なキャリアのプランを利用している場合、格安SIMに変更することで月々の通信費を大幅に削減できます。家族全員で一つのプランを共有することも有効です。
・サブスクリプションサービス:利用頻度の見直し
現在契約している、サブスクリプションサービスを見直しましょう。例えば、毎月の料金を払っているけれども、あまり使わない音楽ストリーミングサービスや動画配信サービスを解約することで節約が可能です。
・クレジットカードやポイントカード:カードの整理
クレジットカードやポイントカードも、見直しの対象です。年会費がかかるカードや、実際に利用していないカード、ポイント還元率が低いカードは解約を検討しましょう。
・セール情報が届くメールマガジン:不要な情報源の削除
無駄な出費を防ぐために、不必要なセール情報が届くメールマガジンを解除しましょう。セール情報が届くと、無意識に消費を促される可能性があります。
・レシート類:管理の見直し
家計簿に書かなくてはと、レシート類をためているという人は多くいますが、レシートを保存する手間を減らしましょう。スマートフォンの家計簿アプリを活用して、レシートのスキャンや自動入力を利用すると、家計管理が楽になります。
・解約の手続きが面倒でそのままになっているもの:サービスの見直し
解約したほうがいいけれど、つい手続きが面倒でそのままになっているサービスがないか見直しましょう。例えば、もはや利用していないジム会員や定期配送サービスなどは、手続きが面倒でも解約しましょう。
「捨てるべきもの」で家計費用削減!
生活費の削減は、生活の見直しと同時に、無駄を「捨てる」ことから始まります。通信料やサブスク、使っていないクレジットカードやポイントカード、さらには解約を考えているサービスなど、見直すべき項目は意外と身近にあるのです。これらを見直し、不要なものを「捨てる」ことで、毎月1万円以上の節約ができる可能性があります。
仕事や家事で忙しくなかなか整理できなかったという方も、本記事を読んだのをきっかけにぜひ実践してみてください。
出典
株式会社MILIZE、TEPCO i-フロンティアズ株式会社 家計管理に関する調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー