更新日: 2024.10.10 貯金

40代サラリーマンです。すぐに始められる節約・貯金術を教えてもらえますか?

40代サラリーマンです。すぐに始められる節約・貯金術を教えてもらえますか?
40代にもなると、将来を意識することが増えて、老後に備えて、少しでも多くお金を貯めておきたいと、考える方も多いのではないでしょうか。本記事では、日々忙しく働いている会社員でも、無理なくできる貯金方法や、節約のポイントについて解説していきます。
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会社員でもお金が貯められる?

40代の会社員には、退職をした老後の生活のことを、考えておく必要が出てきます。少しでもお金を貯めておきたくても、日中、仕事をしている会社員が、副業を始めるのは難しいケースも多いかもしれません。毎日、仕事に追われて忙しい人でも、貯金ができる方法についてみていきましょう。
 

お金を貯める事前準備とは

効率よくお金を貯めていくためには、あらかじめ、準備をしておくことが大切です。どのような準備が必要なのか、解説します。
 

老後に必要なお金を計算する

まずは、仕事を定年退職したあとに、毎月かかる生活費やそれ以外の出費が、どのくらい発生するのか、計算していきましょう。
 
住宅を所有していれば、住宅ローンだけではなく、メンテナンスや管理費、リフォームの費用、さらには税金も一定額がかかります。学生の子どもがいる家庭の場合は、教育費も必要です。
 
家電製品や自動車などの買い替え費用、趣味や旅行にかかる費用も、忘れずに計上しておきましょう。このようにして、生活費とそれ以外の出費を足せば、毎月どのくらいの出費になるかが分かります。
 

退職後の収入を計算する

次に、退職時に支給される退職金や、年金の受給額を調べて、仕事をリタイアしたあとに得られる収入について把握します。ほとんどの企業では、規程で退職金の金額が決まっていますので、確認しておくとよいでしょう。
 
年金の受給額は、国民保険と厚生年金、支払っていた期間などによっても異なります。定期的に送られてくる「ねんきん定期便」をもとに、自身の受給額をチェックしておきましょう。
 

忙しくても可能な貯金方法とは

支出額と収入額の計算ができれば、どのくらいのお金を貯めておくべきかが分かります。ここからは、仕事で忙しいなかでも、無理なく貯金をする方法を紹介していきます。
 

先取り貯金

先取り貯金は、支出後の余った金額を貯金するのではなく、給与が支給されたら、一部を先に貯金に回しておく方法です。手元にお金があるとつい使ってしまうという方も、先に貯金をしておくことで、残りの金額でやりくりできるようになります。
 
勤務先で財形貯蓄制度が利用できる場合は、申し込んでおけば、貯蓄分を天引きされた状態で給与が支給されるため、自然とお金が貯まります。
 
財形貯蓄制度がない場合は、金融機関で、自動積立定期預金サービスを利用することをおすすめします。金額を指定しておけば、自動で振り替えてもらえますので、手間もかかりません。給料日に合わせて引き落とし日を設定し、先取り貯金をしていきましょう。
 

資産運用をする

金融機関や証券会社で、自動積み立てタイプの投資を行うことで、資産を運用する方法もあります。例えば、NISA(少額投資非課税制度)とつみたてNISAは、個人投資家向けの税制優遇制度ですが、つみたてNISAの利益は、最大20年間非課税になります。また、2024年以降の新制度では、無期限化される見込みです。
 
手数料が低く、小額からでも始められますので、初心者向けの投資といえますが、投資には変わりありませんので、価格変動のリスクがあることには、注意が必要です。
 

固定費の見直し

固定費は、毎月決まって出ていくお金です。家賃や水道光熱費、通信費、サブスクリプションサービス、アプリの課金なども固定費にあたります。
 
これらの見直しはまず、固定費にどのくらい使っているのか、内訳を調べます。そして、使っていないサブスクリプションサービスやオプションは解約するとか、スマートフォンを安いプランに変える、プロバイダーを乗り換えることなどができないか、それぞれ検討してみましょう。
 
固定費は、一度見直すだけで効果が持続するため、大きな節約につながります。
 

自分ルールを決める

出費に関するルールを決めておくことも、節約には効果的です。飲み会は月に何回まで、外でのランチは週に何回まで、コンビニに寄り道することをやめる、趣味に使う費用の上限を決めるなど、自分なりのルールを作っておくことで、無駄遣いを減らすことできます。
 
ポイントは、達成可能なルールにすることです。達成できたことが、モチベーションアップにもつながり、貯金が継続しやすくなります。
 

忙しい人でもお金を貯められる

日ごろ忙しく働く40代の会社員でも、お金を貯める方法はいくつもあります。必要なお金を計算したうえで、無駄な支出を見直し、資産運用なども取り入れながら、老後の生活を見据えて、お金を貯めていきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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