更新日: 2024.10.10 家計の見直し
家計の節約には固定費の削減!【インターネット回線】の見直しポイント
固定費とは、毎月必ず支払いが必要な出費のことで、水道光熱費や保険、インターネット回線などがあります。そこで今回は「インターネット回線」を見直して、月々の支払いを安く抑えるポイントをご紹介します。
ちなみに、総務省統計局の「2022年家計調査報告」によると、二人以上の世帯における、「通信」にかかる支出の月平均額は、1万2598円との結果が出ています。ただし、この費用の内訳には、インターネット接続料だけではなく、携帯電話の使用料なども含まれています。
「節約を意識しているのに出費が多い……」とお悩みの人は、ぜひ、参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
インターネット回線の種類と相場
インターネット回線と一口にいっても、いくつかの種類があり、特徴はそれぞれ異なります。ここでは、代表的な3種のインターネット回線の、種類とその特徴をまとめました。
・光回線:4000~6000円
光ファイバーケーブルを使用した固定回線で、通信スピードの速さが特徴です。初回使用時には、回線工事が必要。
・モバイル回線:3000~5000円
無線電波を利用した回線のひとつで、大きく、ホームルーターとモバイルWi-Fiに分けられます。回線工事の必要がなく、すぐに使える点が特徴です。モバイルWi-Fiは携帯して、場所を問わずに使用できます。
・ケーブルテレビ(CATV):4000~7000円
テレビ回線を利用した通信網で、アンテナを設置して接続します。テレビサービスが充実しており、多くのチャンネルを楽しめます。しかし、光回線のような通信速度は期待できません。
固定回線か無線回線かによっても、使うシーンが限られてきます。ご自身のライフスタイルや、予算に合わせて選択するとよいでしょう。
インターネット回線の見直しポイント
インターネット回線は、定期的に見直すことで、自分たちに合った、無駄のないプランを契約できます。見直すタイミングは、引っ越し時や、契約更新時期などがよいでしょう。
ここでは、見直す際のポイントをご紹介します。ポイントを押さえて、プランを検討することで、月々の支払いを安くできるかもしれません。
不要なオプションサービスがないかをチェック
契約プランのなかには、基本のサービス以外にも、オプションサービスが追加されているケースがあります。
とくに、契約時にキャンペーンを利用した場合には、オプション追加が条件となっている可能性があります。そのオプションを、解約し忘れているというパターンも少なくありません。
契約内容を確認して、不要なオプションサービスがついていないかをチェックしてみましょう。
毎月の使用通信量に合っているかをチェック
インターネット回線のプランには、使用できる通信量が決められているものと、使い放題のものがあります。
インターネットをたくさん使用する家庭であれば、使い放題プランがおすすめです。しかし、月々の使用通信量が少ないにもかかわらず、使い放題プランにしている場合は、損をしているかもしれません。
まずは、自分たちが毎月、どれだけの通信量を使用しているのかを把握して、それに見合った料金プランを契約するようにしましょう。
キャンペーンやセット割りを活用できないかをチェック
多くのインターネット回線会社では、お得なキャンペーンや、スマートフォンとのセット割りなどを実施しています。
現在、スマートフォンとインターネット回線を別々に契約しているならば、セット割りを活用することで、毎月の費用を安くできるでしょう。
また、他社からの乗り換えに対して、ポイントキャッシュバックなどのキャンペーンを実施している場合もあります。インターネット回線の見直し時には、複数の会社に見積もりを依頼して、比較するとよいでしょう。
インターネット回線の契約を見直して固定費を削減しよう
インターネット回線は「契約時から見直していない」というご家庭もあるでしょう。しかし、ライフスタイルが変化したことによって、プランが合わなくなっているケースも考えられます。
契約更新時期や引っ越しのタイミングがあれば、一度、インターネット回線のプランを見直してみましょう。月々の固定費を削減できるかもしれません。
出典
総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー