更新日: 2024.10.10 その他家計

ものによっては高級品を買ったほうが節約になる!?「安物買いの銭失い」をしないためには?

ものによっては高級品を買ったほうが節約になる!?「安物買いの銭失い」をしないためには?
節約を意識して、安いものやセール品を手に取る人は少なくないでしょう。
 
しかし、買うものによっては、「安物買いの銭失い」になってしまうことも……。賢く節約するには、お金をかける部分と抑える部分の、メリハリをつけることが大切です。
 
そこで今回は、お金をかけるべきものについてや、「安物買いの銭失い」を防ぐためのコツを、ご紹介します。「節約を意識しているのに、なかなかお金が貯まらない」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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無駄な出費につながった! 実際にあった「安物買いの銭失い」

「安さにひかれて購入したけれど、すぐに壊れたので、買い直した」
「安いほうを選んだら、使い勝手が悪かった」
など、安くて失敗した! という話は、珍しくありません。
 
買い物で失敗した人の話には、以下のようなものがあります。
 

●3枚で1000円のTシャツを購入したけれど、すぐに首元がよれて、着られなくなった
●プリンターに安い互換インクを使っていたら、不具合が生じて、高い修理費がかかった
●安い布団を購入したけれど、腰が痛くなって買い換えた(布団は大きくて、処分にも困った)

 
安いもの全てが悪い商品ではありませんが、買うものによっては、値段よりも品質や安全性を重視したほうがよいものもあります。
 
無駄な出費をなくすためにも、価格と品質を見極めることが大切です。
 

お金をかけたほうがよいものとは?

どこにお金をかけるかは、人の価値観によってさまざまです。一概に、何にお金をかけたほうがよいとは言い切れませんが、自分の価値観を考慮しながら、メリハリのあるお金の使い方を意識しましょう。
 
ここでは、お金をかける価値があると考えられるものを、いくつかご紹介します。
 

●食事や食材
●寝具
●家具(長く使う予定のあるもの)
●趣味や旅行
●自己投資

 
例えば食事や食材など、直接口にするものは、将来の健康に影響します。健康を害することで、医療費の負担が大きくなるため、健康を意識することは、将来の出費を抑えることにもつながるでしょう。
 
また家具など、今後長く使う予定のものは、少し高くてもよいものを選択することで、長持ちしやすくなり、買い換える必要がなくなります。その代わりに、消耗品は安いものを選ぶなど、メリハリをつけることがポイントです。
 
ほかには、趣味や旅行、自己投資など、自分の好きなことや経験(新しいことへの挑戦を含む)に、お金を使うこともよいでしょう。興味のあることに没頭しているときや、新しいことに挑戦しているときには、幸せホルモンである「ドーパミン」の分泌が増えるとされています。これによって、幸福感を得やすくなり、人生の充実感につながるでしょう。
 

「安物買いの銭失い」を予防するコツ

効率よく節約するには、無駄な出費を減らすことがポイントです。ここでは、「安物買いの銭失い」を予防するためのコツをご紹介します。
 

●セールや割り引きにひかれて、必要のないものまで買わない
●買うものを明確にしてから、買い物に行く
●自分の価値観に合わせて、メリハリのあるお金の使い方を意識する
●安い理由を考える

 
「安物買いの銭失い」は、お金の使い方を意識的に変えることで、予防できます。まずは、自分がお金をかけたい部分と、安いものでも問題ない部分を考えてみましょう。
 

自分の価値観に合ったお金の使い方を考えよう

なんでもかんでも安いものを買えば、節約につながるかといったら、そういうわけではありません。
 
安さだけで判断すると、「安物買いの銭失い」となり、結果として、無駄な出費になってしまうこともあるでしょう。まずは、安い理由を考えて、費用対効果の高いものを選ぶことがポイントです。
 
自分の価値観に合わせて、メリハリのあるお金の使い方を意識しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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