97%が「節約を意識」! どんな節約方法を実践している?
配信日: 2023.07.25 更新日: 2024.10.10
この記事では、2023年3月に実施された節約に関する意識調査を基に、多くの人が節約のために行っている取り組みや節約の理由を解説します。節約したいけれど具体的にどうすればいいのかよく分からない人は、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
97%が節約を意識
この記事では、株式会社ビズヒッツが運営する「お金の使い方調査隊」が全国の男女498人を対象に実施した「節約にために取り組んでいることに関する意識調査」の結果の一部を抜粋して紹介します。
同調査での「節約を意識しているか」という問いに対して、「とても意識している」が43.6%、「やや意識している」が53.4%という結果でした。合計すると97%になり、ほとんどの人が節約を意識していることが分かります。
節約のための取り組みトップ5
続いて「節約のために取り組んでいること」という問いに対して、圧倒的な回答数で1位に選ばれたのは「水道光熱費を減らす」でした。電気代やガス代は値上がりが続いており、毎月の請求額を見て想定外の高さに節約意識が芽生えた人も多いと考えられます。水道光熱費は日々の使い方を変えるだけで節約につながるため、すぐに取り組みやすい点も大きいでしょう。
2位は「安い商品を選ぶ」でした。値段の安い店舗を選んだり、特売品や割引商品を買ったりなど、日々の買い物を工夫している人が多くいます。
3位は「外食を減らし自炊する」でした。外食が多い生活だった場合は、自炊中心にすることで大きな節約効果が期待できるでしょう。
4位は「無駄遣いを減らす」でした。無駄なものを買わない、衝動買いをしないなど、財布のひもを締める人が増えています。
5位は「まとめ買いをする」で、買い物の頻度を減らして余計な出費を抑えるようにしている人も多くいます。
節約の理由トップ5
同調査では、「節約している理由」についても尋ねています。1位は「投資・貯蓄にお金を回したいから」でした。将来に備えて節約している人、効率良くお金を運用できる投資を考えている人が多いことが分かります。
2位は「物価高だから」でした。光熱費や食品の値上がりを受けて生活水準は変わっていないのに支出が増えてしまったため、節約を始めた人も多数いるようです。
3位は「収入が少ない・減ったから」で、残業ができなくなり残業代が入らなくなった、転職して給料が下がったなど、生活が厳しくなり節約をせざるを得ない人も少なくないようです。
4位は「娯楽にお金を回したいから」で、趣味や習い事、旅行など、自分がやりたいことに回すお金を増やしたい人も一定数います。
5位は「無駄を省きたい」で、お金を無駄にしたくないという意見のほか、フードロスなどエコの観点で無駄を省こうとしている人も増えています。
自分が続けやすい方法で節約を
節約は1カ月だけ実践してもあまり意味はなく、継続することで大きな節約効果を得られます。
水道光熱費や食費など、細かなところでの節約を意識するのが苦手な人は、格安スマホに切り替えるなど、固定費を見直す方法も検討してみましょう。固定費の場合は最初に契約先を見直すだけで、その後は意識しなくても毎月の支出を抑えられます。
自分にとって無理のない方法で節約を継続しましょう。
出典
PR TIMES 【節約のために取り組んでいることランキング】男女498人アンケート調査
お金の使い方調査隊 【節約のために取り組んでいることランキング】男女498人アンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー