更新日: 2024.10.10 その他家計

「通信費」の節約って具体的にどうすればいいの?3分で理解できる見直すべきポイント

「通信費」の節約って具体的にどうすればいいの?3分で理解できる見直すべきポイント
今や、多くの人にとって、生活に欠かせない存在となった、スマートフォンやインターネット。通信費を節約するというと、スマートフォンやインターネットの利用頻度を減らすの? と、考える方も多いのではないでしょうか。
 
しかし、利用頻度を変えなくとも、節約できる場合があることを知っていますか。
 
今回は、通信費とは何であるかの説明と、各種プランの見直し方をご紹介します。通信費を節約できれば、毎月の支出が抑えられますので、ぜひ、チェックしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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通信費とは何に対する費用なのか?

通信費とは、スマートフォンなどの携帯代だけではなく、固定電話代やインターネット料金、プロバイダー料金などをさします。プロバイダーとは、回線を接続してくれるサービスや業者のこと。回線を契約するだけでは、インターネットは利用できないため、プロバイダー契約が必要となります。
 
総務省によると、令和3年3月時点での携帯電話通信料金の推定平均月額は、約3297円です。また、平成30年時点の通信費の平均月額は、1世帯当たり1万3404円です。1年間で10万円以上の出費になります。そのため、通信費の節約は、家計の負担軽減にもつながります。
 

通信費の節約方法

通信費は、食費や光熱費とは異なり、何かしらの我慢をしなくても、節約できる費用のひとつです。使用状況に応じた適切なプランに合わせるだけで、普段とは環境を変えずに、節約ができます。
 
通信費を節約するには、携帯やプロバイダーの契約など、通信に関して契約しているものの見直しがおすすめです。とくに、携帯のプランをずっと同じ契約にしている場合は、見直したほうが安くなるケースもあります。ぜひ、チェックしておきましょう。
 

携帯の契約プランの見直し

携帯の契約プランの見直しは、手っ取り早く通信費を抑えられる方法です。そのためには、まず、月々のデータ使用量を確認しましょう。確認方法は、以下のとおりです。
 

・アイフォンの場合

1. 設定画面を開く
2. 「モバイル通信」をタップ
3. 「使用状況」から、通信量を確認する

 

・アンドロイドの場合(機種や基本ソフト〔OS〕ごとに手順は複数あり)

1. 設定画面を開く
2. 「ネットワークとインターネット」あるいは「接続」をタップ
3. 「データ使用量」を選択
4. 「モバイルデータ使用量」から、通信量を確認する

 
プランによっては、無制限で使い放題のプランや、小容量プランなどがあります。
 
携帯会社にもよりますが、小容量プランと無制限プランのどちらがお得かは、基本的には、普段から3GB以上使用するかどうかが基準になります。
 
普段から多くのデータ通信を利用している場合は、無制限プランのほうが快適です。しかし、必要最低限しか使わないにもかかわらず、無制限プランにしていた場合は、小容量プランに変更することで、月々、最大3000円近くお得になる可能性もあります。
 

プロバイダー・回線の見直し

現在契約しているプロバイダーや、回線をチェックしてみてください。現在契約している業者よりも安いところにすれば、節約になります。ただし、プロバイダー契約を変更する際は、自身が契約している回線に対応しているかどうかを、必ず確認しておきましょう。
 
回線契約によっては、ポイントがたまる場合もあります。また、契約している携帯会社と連携した回線も、チェックしましょう。携帯会社によっては、回線を同時契約すると、割り引きで安くなる可能性があるからです。
 
なお、契約時にオプションをつけたものの、利用していないものがあるならば、更新時に外しておきましょう。オプション料金分が節約できます。契約更新時や、引っ越しで住所が変わるときなどは、見直しのチャンスです。
 

通信費を見直して家計の負担を軽減しよう

通信費を節約したいならば、まずは、スマートフォンの契約プランを見直してみることをおすすめします。自分の使用状況に合わせて、プランを変更することで、かなり節約できます。
 
また、プロバイダーの契約状況は、契約書類を見れば、確認可能です。回線については、利用している携帯会社が、提携しているところがないかを探してみましょう。
 
通信費を節約できれば、我慢が必要な節約をしなくても、家計の助けになります。安くできないかを、ぜひとも調べてみてください。
 

出典

総務省 携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(概要)

総務省 統計トピックスNo. 119「統計が語る平成のあゆみ」 4-2 その他 インターネットの普及

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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