更新日: 2023.08.30 家計の見直し

会社でのランチ代が「月1万円」くらいかかりますが、これって多いですか? どうすれば節約できるでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

会社でのランチ代が「月1万円」くらいかかりますが、これって多いですか? どうすれば節約できるでしょうか?
家計の節約で大切になる食費ですが、特に会社でのランチ代はどのように切り詰めていくか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。例えば、月1万円ほどにおさえていれば節約できていそうですが、周りの人がどのくらいランチ代を使っているのか気になるところです。本記事ではビジネスパーソンのランチ代の平均や、ランチ代を節約するコツについて解説します。
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ランチ代の平均はどれくらい?

一般的なビジネスパーソンのランチ代は平均でどれくらいなのでしょうか。ここでは、株式会社エデンレッドジャパンが一般社員300名を対象に調査した2023年の「ビジネスパーソンのランチ実態調査」をもとに見ていきましょう。
 
まず、結論からいうと、最近のランチ代平均は400円となっています。これは、2022年の調査での436円よりも1割ほど減少しています。このランチ代の減少は、単に節約志向が高まった結果だけでなく、家計全体が苦しいと感じる人々の背景にも関連しているでしょう。
 
光熱費が大幅に上昇しているにもかかわらず、節約の主要な対象としては「食費」が挙げられています。これは食費が家計の中で比較的コントロールしやすい部分であるためです。
 
1回のランチ代の平均が400円であれば、月に20日出勤するとして月のランチ代は8000円です。ここから考えると、月1万円のランチ代は平均以上であるものの高すぎない金額ではないでしょうか。働き方によってはお弁当や社員食堂などを利用しにくい場合もあるため、自身ができる範囲で節約をしていくようにしましょう。
 

ランチ代を節約するコツ

それでは、ランチ代を節約するには具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか。ここでは大きく3つのコツを紹介します。
 

効率よくお弁当を作る

ランチ代の節約としてまず考えられるのは、お弁当を用意することです。しかし、朝に全ての料理を手作りするのは時間がかかりますし、早起きが苦手な人には難しいでしょう。そこで、例えば主食だけ用意するという方法も挙げられます。好きな具を入れたおにぎりを前日に作っておき、冷蔵庫で保存しておけば、翌日のランチとして十分です。
 
あるいは、ご飯を炊いてお弁当箱に詰め、ふりかけや梅干しを添えるだけでもおいしいランチが完成します。もし足りない場合は、通勤途中や職場近くでサラダやおかず、スープなどを買い足すだけで、外食するよりもずっと節約できます。
 
また、自炊をしているなら、夕食時におかずを少し多めに作り、取り分けて翌日のお弁当にすることも可能です。朝は時間に追われることが多いので、前の晩からお弁当箱に詰めて冷蔵庫に保存しておけば、お弁当を作る大変さを軽減できます。
 

コンビニは避け、スーパーでの購入を

コンビニはさまざまな場所にあり便利ですが、ランチや食材の購入に関しては価格が高めです。そこで、スーパーを積極的に利用するようにしましょう。
 
おかずやサラダ、お弁当などが安価で豊富にそろっているスーパーなら、賢く節約しながらバリエーション豊かなランチを楽しむことができます。職場近くにスーパーがない場合は、前日に自宅近くのスーパーで翌日分のランチを買っておくという方法もよいでしょう。
 

朝食も見直してみる

ランチの節約では、朝食を見直すことも大切です。朝食をしっかりとることで、ランチの食べ過ぎを防ぎ、間食の誘惑も減らせます。簡単な朝食でも、体に必要なエネルギーを取り入れられれば、ランチ代の節約につなげることが可能です。
 

コツをおさえてランチ代を賢く節約しよう

日々の食費は節約しやすい側面もありますが、切り詰めすぎて仕事や生活に影響が出てしまったら元も子もありません。月1万円なら十分に節約できていると考えたうえで、コツをおさえて賢くランチ代を節約してみてください。食事は毎日のエネルギー源です。無理をしすぎずに、自身に合ったペースで節約を続けていくようにしましょう。
 

出典

株式会社エデンレッドジャパン ビジネスパーソンのランチ実態調査2023
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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