更新日: 2024.10.10 家計の見直し
ちょっと待って!その行動で【電気代】が爆上がりしているかも…やりがちなNG行動4選
そこで今回は、電気代を上げてしまうかもしれないNG行動を、ご紹介します。消費電力を少なくするためのポイントを知ることで、毎月の電気代を減らせるかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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無駄に電力を消費しているかも!? NG行動4選
電気の使い方によっては、無駄な電力を消費している可能性があります。
ここでは、消費電力を増やしてしまう4パターンのNG行動をご紹介します。
帰宅後すぐにエアコンをつける
暑い外から帰ってきたら、すぐにエアコンをつけて、部屋を涼しくしたいところですが、室温が上昇しているときは、エアコンの負荷が大きくなって、消費電力が多くなります。
まずは窓を開けて、換気することで風が通り、部屋の熱気が外に逃げます。同時に換気扇を使用することで、効率よく風が循環しますので、おすすめです。
ある程度まで室温が下がったと感じたら、エアコンをつけましょう。
外出前にカーテンを閉めて、外気からの熱気を遮断しておくこともポイントです。
冷蔵庫に物を入れすぎている
冷蔵庫に物を詰め込みすぎていると、その分、冷蔵庫内を冷やすための消費電力が大きくなります。
経済産業省資源エネルギー庁によれば、物を詰め込んだ場合と、その半分の量で稼働した場合を比較した結果、年間で43.84キロワットアワーの節電、約1360円の電気代が節約できたとのデータもあります。
冷蔵庫内は、冷気の流れがよくなるように、余裕を持たせておくことがポイントです。
また、冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」に変更すると、年間約1910円の節約につながるそうです。冷蔵庫内の物が少ないときや、冬の時季などは、冷蔵庫の設定温度を調整するとよいでしょう。
照明器具で白熱電球を使っている
白熱電球を使っている人は、LEDランプに替えるだけで、年間90.00キロワットアワーの節電につながり、約2790円の電気代削減につながるといいます。
LEDランプは、消費電力が少ないだけではなく、寿命が長いことも特徴です。環境省によると、一般電球と比較して、約85%の省エネが期待できるそうです。
購入時の費用は、LEDランプのほうが割高ですが、長い目で見ると、トータルコストは抑えられるでしょう。
電化製品のフィルターをたまにしか掃除しない
エアコンをはじめ、空気清浄機や掃除機などのフィルターは、ホコリで目詰まりしていると効率が悪くなり、その分、消費電力が多くなります。
経済産業省資源エネルギー庁によると、フィルターを掃除したエアコンと、フィルターが目詰まりしているエアコンを比較した結果、年間で31.95キロワットアワーの節電、約990円の節約につながったとのデータがあります。
フィルターが汚れていると、排出される空気もきれいではなくなってしまうため、フィルターは、最低でも月に1、2回は掃除するようにしましょう。
電化製品の使い方を工夫することで電気代の節約につながる
電気代を節約するには、電気を使用する時間を減らすことも大切ですが、消費電力を少なくするための工夫が必要です。
今回ご紹介したポイントを押さえて、省エネを意識することで、毎月の電気代を安く抑えられるかもしれません。無駄な消費電力をなくすことが、節約を成功させるコツです。
出典
経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 冷蔵庫
経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 エアコン
経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 照明
環境省 「LED照明って、何がお得なの?」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー