【検証】ゴミ捨て袋、都度コンビニの「レジ袋」を買うのと「市販の袋」をまとめ買いするのとではいくら違う?

配信日: 2023.09.30 更新日: 2024.10.10

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【検証】ゴミ捨て袋、都度コンビニの「レジ袋」を買うのと「市販の袋」をまとめ買いするのとではいくら違う?
2020年にレジ袋が有料化されてから、すでに3年がたちました。「レジ袋をその都度購入している」「別にゴミ袋を購入するようになった」など、ゴミ捨て用に、袋を別途購入する方が増えています。
 
その際に、その都度レジ袋を購入する場合と、ゴミ袋をまとめ買いする場合の、どちらがお得なのでしょうか?
 
今回は、単身者の場合と3人家族の場合を想定して、年間でかかるゴミ袋の枚数とコストを比較します。
 
※地域によって、ゴミ捨て用の袋にはさまざまな規定がありますが、ここでご紹介するレジ袋や市販のゴミ袋は、ゴミ捨て用に使用できると仮定して、検討します。
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【単身者の場合】ゴミ捨て袋の購入総額はいくらになる?

単身者の場合、週に3回ゴミを出すと仮定します。コンビニやスーパーでその都度、1枚3~5円でレジ袋(約14リットル)を購入する場合と、市販のゴミ袋(15リットル100枚入りでおよそ500円、1枚5円)を購入する場合とで、かかる費用を比較します。
 
その際に、レジ袋も市販のゴミ袋も、1回のゴミ出しにつき1枚使用するとします。1ヶ月で、それぞれにかかる費用については、表1のとおりです。
 
表1

3~5円/枚のレジ袋
(12枚使用)
100枚入り500円の市販のゴミ袋
(12枚使用)
1ヶ月(12回分)の袋の費用 36~60円 60円

※筆者作成
 
週に3回ゴミを出す場合、市販のゴミ袋を購入するよりも、1枚3円のレジ袋を都度購入して使用したほうが、1ヶ月で14円お得になることが分かりました。つまり、1年間で168円安くなります。
 

【3人家族の場合】ゴミ捨て袋の購入総額はいくらになる?

家族が多ければ、家庭から出るゴミの量も増えるため、週に3回、かつレジ袋を1回につき7枚、市販のゴミ袋を6枚使用して、ゴミを出すと仮定します。その場合、1ヶ月にかかる費用については、表2のとおりです。
※使用する袋の条件は表1と同じです。
 
表2

3~5円/枚のレジ袋
(84枚使用)
100枚入り500円の市販のゴミ袋
(72枚使用)
1ヶ月(12回分)の袋の費用 252~420円 360円

※筆者作成
 
3人家族で多くのゴミが出る場合も、市販のゴミ袋を購入するよりは、1枚3円のレジ袋を都度購入して使用したほうが、1ヶ月で108円お得になることが分かりました。つまり1年間で1296円安くなる計算です。
 

大容量のゴミ捨て袋を都度購入するほうが断然お得!

コンビニで袋を都度購入するよりも、市販・大容量のゴミ袋を購入したほうがお得というイメージを、お持ちの方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際に計算してみると、単身者の場合も、家族が多い場合も、1枚3円のレジ袋を都度購入するほうが、安くなるという結果となりました。
 
とはいえ、家庭で出るゴミの量、収集回数、地域によっても、計算は異なってきます。なかには「寒い地域なので、冬は生ゴミを外に出して凍らせておくから、そこまで頻繁に出さない」「生ゴミ処理機を使って、家庭菜園に活用しているので、そもそも生ゴミを出さない」などという方もいらっしゃるでしょう。
 
今回の計算結果を参考にしつつ、ご家庭のケースにあわせて、ゴミ袋の購入について再検討してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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