更新日: 2023.10.03 その他家計

憧れの毎日3食フードデリバリー生活! 1ヶ月の食費はどれくらい高くなる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

憧れの毎日3食フードデリバリー生活! 1ヶ月の食費はどれくらい高くなる?
毎日3食のフードデリバリー生活に、憧れている人も多いのではないでしょうか? 実際フードデリバリーサービスは便利ですし、気軽に利用できます。しかし、気になるのが食費です。
 
そこで本記事では、最初にフードデリバリーを1ヶ月間利用する場合の食費の目安と、単身世帯の平均食費を比較します。その後にフードデリバリーの支出をできるだけ抑えるポイントを説明するので参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

フードデリバリーの食費と単身世帯の平均食費

一般的に、フードデリバリーは配達手数料の関係で割高になります。仮に1食1000円、配達手数料400円とした場合、1000円+400円=1400円です。1日3食では1400円×3=4200円。1ヶ月を30日とすると、4200円×30日=12万6000円になります。
 
次に、総務省統計局が公表しているデータによると、2022年度の単身世帯の平均食費(食料費)は1ヶ月あたり3万9069円となっています。
 
3食フードデリバリーの12万6000円と単身世帯の平均食費3万9069円の差は、1ヶ月あたり8万6931円です。あくまでもざっくりとした目安ですが、3食フードデリバリーを利用した場合、単身世帯の1ヶ月の平均食費よりも3倍以上、高くなることが分かります。
 
なお、フードデリバリーの1食を1000円未満に抑えれば、それだけ食費は安くなるものの、利用するフードデリバリーの種類によっては、一定の注文料金を超えないと別途手数料が発生するので気を付けてください。例えば、700円の注文で300円の別途手数料がかかる場合、その段階で1食1000円になるということです。
 

フードデリバリーの支出を抑えるポイント

それでもフードデリバリーを利用したい場合、支出は抑えられるのでしょうか? 大きく削減することは難しいかもしれませんが、以下のような方法によって減らせる可能性があります。

・キャンペーン
・クーポンの使用

など

各フードデリバリーでは、定期的にキャンペーンを行っています。例えば、注文先の店舗によって送料無料になったり、半額になったりというキャンペーンです。そのようなキャンペーンを利用することで効率的に費用をカットできます。
 
クーポンも同様です。新規に利用するフードデリバリーの「初回購入クーポン」や「お友達紹介クーポン」以外にも、毎月利用できる「数百円オフのクーポン」が発行されることがあります。
 
このように、キャンペーンが適用される店舗の注文や積極的にクーポンを利用することにより、1回の注文額をある程度まで抑えることができるでしょう。ただし、1日3食フードデリバリーを利用しているかぎり、前述の平均食費である1ヶ月あたり3万9069円を下回るのは難しいといえます。したがって、フードデリバリーの利用を休日のみにする、平日夜2回までにするなど、全体的に利用回数を減らすことも考えてみてください。
 

まとめ

本記事では、毎日3食フードデリバリー生活について解説しました。フードデリバリーの注文金額によっては、単身世帯の平均食費の3倍以上高くなる可能性があります。
 
フードデリバリーをお得に利用するには、キャンペーンやクーポンを利用する方法がありますが、そもそもの注文回数を減らすことにより、効率的に節約できるでしょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 表番号001 2022年
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集