更新日: 2023.10.06 その他家計

「食洗機」「手洗い」は家族の人数で使い分けると節約になる!?水道代に大きな違いが!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「食洗機」「手洗い」は家族の人数で使い分けると節約になる!?水道代に大きな違いが!
食洗機を使用すると家事の負担や時間の軽減だけでなく、水道代や洗剤代などの節約につながります。
 
しかし家族の人数によっては、手洗いのほうが節約できるケースもあります。効率よくコストを抑えるには、家族の人数や状況に応じて「食洗機」と「手洗い」を使い分けることが大切です。
 
そこで今回は食洗機と手洗いにかかる費用や、使い分けのコツをご紹介します。
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「食洗機」と「手洗い」にかかる費用

「食洗機」と「手洗い」ではそれぞれかかる費用の内訳が異なり、食洗機は電気を使う分、ガス代がかかりません。食洗機と手洗いによる費用での大きな違いは「水道代」です。食洗機を使用することで、水道代を大幅に抑えられます。
 
この章では、パナソニック株式会社の調査結果をもとに、それぞれにかかる費用をご紹介します。
 
表1 ※1回当たりの費用

かかる費用の内訳 手洗い 食洗機
水道代 約19.6円(お湯使用時) 約2.9円
ガス代 約28.4円
電気代 約23.9円
洗剤代 約4.9円 約3.6円
合計 約52.9円 約30.4円

※パナソニック株式会社「わが家の節約額シミュレーション」を基に筆者作成
※4~5人家族を想定して、食器40点・小物20点を目安に計算
 
1回当たりの食器を洗う費用は、22.5円の差となりました。食洗機だと水の使用量を大幅に抑えられるため、手洗いと比較して水道代が安いことが分かります。
 
1日1回食器洗いをした場合、1ヶ月では「手洗い」が1587円、食洗機が912円です。食洗機のみで洗い物をすると、手洗いよりも年間で8100円の節約につながります。
 

「食洗機」と「手洗い」の使い分けのコツ

「食洗機」と「手洗い」にはそれぞれメリット・デメリットがあります。食洗機では洗えない食器があるため、全く手洗いをしないのは現実的に難しいかもしれません。
 
しかし基本的には、洗う食器が多いほど「食洗機」のほうがお得といわれています。そのため1日分の食器をまとめて夜に洗う場合や、家族の人数が多い家庭などは、食洗機を使うことで効果的に節約できるでしょう。
 
食洗機をこまめに使用するとその分コストがかかるため、食洗機の容量に応じてまとめ洗いすることで費用を最小限に抑えられます。1人、2人暮らしの場合でも、1日分の食器をまとめて洗うのであれば、手洗いよりもお得になるでしょう。
 
さらに契約しているプランによっては、電気代が安くなる夜に食洗機を使えば、電気代も安く済みます。
 

「食洗機」と「手洗い」は使い分けで賢く節約

「食洗機」と「手洗い」は家族の人数やライフスタイルに合わせて使い分けることで、食器洗いにかかるコストを抑えられます。特に水道代は、食洗機を使用したほうが水の使用量が少なくて済むため、手洗いよりもお得です。
 
しかし、なかには食洗機では洗えない食器や調理器具があるため、手洗いと併用する必要があるでしょう。手洗いする量を減らすことが、節約するためのコツです。
 

出典

パナソニック株式会社 わが家の節約額シミュレーション 手洗いよりどれだけおトク?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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