毎日「除湿乾燥機」を6時間使用したら電気代はいくらになるのか?時間帯によっては節約できる?
配信日: 2023.10.18 更新日: 2024.10.10
除湿乾燥機を長時間使用する場合に、電気代はどれほどかかるのでしょうか。
今回は、除湿乾燥機にかかる電気代について解説します。さらに、なるべく電気代を抑えるコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
「除湿乾燥機」とは?
除湿乾燥機は、部屋の湿度を下げてくれる家電製品です。最近では、衣類を効率よく乾かすための機能(広範囲への送風や、風の自動調節機能など)が搭載された製品が、数多く販売されています。
ライフスタイルに合わせて、使いやすい製品を選ぶとよいでしょう。
除湿乾燥機を毎日6時間使用した場合の電気代
除湿乾燥機の電気代を求めるには、以下の計算式を使用します。
消費電力量(キロワット)×使用時間×電気代単価(キロワットアワー)
消費電力量は製品やモードによって異なり、製品カタログや取扱説明書に記載されています。今回は、275ワットの除湿乾燥機を、6時間稼働した場合の電気代を計算してみましょう。
275(ワット)÷1000×6(時間)×30(円)=49.5円
※電気代単価30円/キロワットアワーで計算
1日6時間稼働すると、約50円の電気代がかかり、1ヶ月で1500円ほどになります。なお、雨の日などに一日中稼働させると、1日198円、1ヶ月で5940円の電気代がかかります。
電気代を安く抑えるには、消し忘れて、つけっぱなしにすることがないように注意しましょう。
除湿乾燥機の電気代を抑えるコツ
除湿乾燥機は、使い方次第で消費電力を減らすことが可能です。ここでは、除湿乾燥機の電気代をなるべく抑える使用方法を紹介します。
・状況に合わせてモードを変更する
・部屋の湿度が高い場合には、一度換気してから、除湿乾燥機を使用する
・フィルターをこまめに掃除する
・衣類を乾燥させる場合には、サーキュレーターや扇風機と併用する
・電気代が安くなる夜に使用する
除湿乾燥機には、いくつかのモードが搭載されているため、状況によって使い分けることで、消費電力を抑えられます。さらに、湿気が部屋にこもっている場合には、一度換気をして外に湿気を逃すことで、除湿乾燥機の負担を減らせるでしょう。
また、サーキュレーターや扇風機と併用すると、洗濯物が早く乾くため、その分、除湿乾燥機の稼働時間を短くできます。
夜に電気代が安くなるプランに加入している家庭は、夜に洗濯物を干して、寝ている間に除湿乾燥機を稼働させたほうがお得です。
除湿乾燥機を使って洗濯物を乾かすなら夜がお得
除湿乾燥機は、稼働時間が増えるほど、電気代も高くなります。モードによって消費電力量が異なるため、状況に合わせてモード設定を使い分けたり、電気代が安くなる夜に使ったりすることがポイントです。
今回ご紹介したポイントを意識することで、電気代を節約しながら、快適に過ごせるでしょう。
出典
東京電力ホールディングス株式会社 従量電灯B
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー