更新日: 2024.10.10 家計の見直し

シャワーを「流しっぱなし」って良くないですか? 冷え性なので止めると寒く、毎日20分ほど流しっぱなしにしてしまいます…

シャワーを「流しっぱなし」って良くないですか? 冷え性なので止めると寒く、毎日20分ほど流しっぱなしにしてしまいます…
髪や体を洗うためシャワーを使用する際、体が冷えすぎると感じる人は、シャワーを「流しっぱなし」で使うことになるでしょう。ただし、このような使い方は水やガスの節約を気にする人にとっては「あまり良くないことなのでは?」と疑問が出てくるかもしれません。
 
この記事では、入浴時のシャワーと湯船の違いや、20分間シャワー使用時の料金、そして節約の方法について詳しく見ていきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

シャワーと湯船の比較

シャワーの利用は、入浴の際に早さと手軽さを求める人に人気です。一方、湯船につかることで得られるリラクゼーション効果は非常に高く、身体を温める効果も期待できます。ある調査によると、シャワーを15分間利用する場合の水道代は約1296円(月間)で、湯船につかる場合は約1440円(月間)です。つまり、水道代に関してはシャワー利用がやや節約となります。
 

シャワーを20分間出しっぱなしのときのガス・水道料金の試算

前述の15分間約1296円を参考に計算すると、20分間のシャワー利用時には、水道代は約1728円(月間)です。またガス代に関しても、ある調査で試算された15分間約87.5円をもとに計算すると、シャワーを20分利用する場合、約3500円(月間・推定)になるでしょう。
 
この料金はあくまで目安であり、実際の料金は使用量や地域により異なります。体を冷やさないためにシャワーを流しっぱなしにすることは仕方がない側面はありますが、節水やガス代節約という観点からは注意が必要です。
 

シャワー使用時のガス・水道料金の節約方法

どうしてもシャワーを使う時間が長くなるときには、次のような節約方法を試してみると良いでしょう。
 

シャワーヘッドの交換

節水型のシャワーヘッドに変えることで、水圧が弱いと感じずに使用水量を減らすことができます。シャワーヘッドに水を止めるレバーがついているタイプなどは、手元で水を止めることができるので便利です。
 

シャワータイムの短縮

シャワーの時間を意識的に短縮することで水道代・ガス代を節約できます。例えばシャワー時間が5分以内に終わるように心がければ、水道代・ガス代の大幅な節約となるでしょう。
 

シャワー使用時の行動の見直し

髪を洗う際や体を洗う間、一時的にシャワーを止めることで、無駄な水の使用を減少させることができます。また、シャンプーやボディソープをあらかじめ手に取ってからシャワーを開始することで、不必要な水の使用を減少させることができます。
 

風呂の断熱対策

断熱材を使用して浴室を保温することで、シャワーの水温を下げても快適に過ごせるようになるでしょう。
 

入浴の時間帯を見直す

日中や夕方は夜よりも体が温まっているため、シャワーの水温を低く設定できることもあります。この時間帯に入浴することで、ガス代を節約できる可能性が高まります。
 

節水の習慣を家族全員で共有

家族全員が節水の重要性を理解し、行動することで、より大きな節約効果が期待できます。
 

ちょっとした工夫と気遣いで快適なシャワーの使い方を

日常生活の中でシャワーを気軽に使用することは、多くの人にとって当たり前の行為となっています。しかし、節約や環境への影響を考えると、流しっぱなしの使用は見直すべき点があるでしょう。
 
シャワーはこまめに止めることができれば節約につながりますが、難しい場合はシャワーヘッドの交換や入浴時間の見直しなど、無理のない範囲で取り組むのがおすすめです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集