「カニカマ」最強!カニの代わりに使用してるけど、実際のカニ料理との「費用」に差はある?

配信日: 2023.11.03 更新日: 2024.10.10

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「カニカマ」最強!カニの代わりに使用してるけど、実際のカニ料理との「費用」に差はある?
「カニ鍋」や「カニ飯」など、カニを使った料理はどれも絶品で、大好物だという方も多いでしょう。
 
しかしカニは高級食材のため、なかなか手が出せないという方も多いでしょう。そこで、カニの身に似せて作られた「カニかま(カニかまぼこ)」を使用することで、カニの風味や食感をコスパよく味わえます。
 
今回は、カニをカニかまで代用して作れる絶品料理をご紹介します。また、実際にカニを使用して作った場合との費用の差についても解説します。
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カニ・カニかまの相場は?

カニのなかでも比較的購入しやすい毛ガニは、東京都中央卸売市場「市場統計情報(月報・年報) 検索結果/品目別取扱実績(毛かに)」によると、1キログラムで6786円(グラム単価約7円)が相場です。
 
一方カニかまは、カニの風味や食感に似せた、スケトウダラのすり身を使う加工食品です。カニかまの価格は、カニかまの種類・メーカー・材料・内容量などによって価格が異なります。
 
そこで今回は、実際に販売されている製品の価格、171円(120グラム:グラム単価1.425円)を基に、カニをカニかまに置き換えた場合のコスパを検証します。
 

カニかまで代用できるカニ料理とは

カニかまで代用できるカニ料理には、主に下記のものが挙げられます。
 

<カニかまで代用できるカニ料理>
・和風料理……カニ鍋、カニ飯、ちらしずしなど
・洋風料理……トマトクリームパスタ、カニクリームコロッケ、カニグラタンなど

 
それぞれたっぷりカニを使う料理ですが、カニかまに変更することで、表1のとおりに節約ができます。二人分を作る場合は、5000円以上を節約できる料理もあります。
 
表1
 

カニを使う場合(二人分) カニかまを使う場合
カニ鍋 カニ1キログラム
6786円
1425円
カニ飯 カニ50グラム
約339円
約71円
ちらしずし カニ100グラム
678円
約142円
トマトクリームパスタ カニ300グラム
約2035円
約427円
カニクリームコロッケ カニ200グラム
約1357円
約285円
カニグラタン カニ200グラム
約1357円
約285円

 
※小数点以下切り捨て
※筆者作成
 

カニ料理のレシピ

ここからは、具体的なカニ料理のレシピを2案ご紹介します。カニかまに置き換えて食卓に採り入れる際は、ぜひ参考にしてください。
 

カニ鍋のレシピ

<カニ鍋(二人前)の主な材料>
【1.だし】
・昆布 1枚
・干しシイタケ 2個
・しょうゆ、酒 大さじ1/2
 
【2.具材】
・カニかま 1キログラム
・白菜 2枚
・長ネギ 1本
・春菊 1/2束
・えのき 1袋
・シイタケ 4個
・豆腐 1丁
・春雨 お好み

 
はじめに昆布やシイタケでだしを取ります。(30分程度浸水後、10分程度ゆっくり加熱)沸騰させて酒のアルコール分を飛ばしたら、カニかまとほかの具材を入れましょう。しょうゆベースのやさしいだしの味を生かして、雑炊やうどんなどのシメを楽しむのもおすすめです。
 

カニ飯のレシピ

<カニ飯(二人前)の主な材料>
【1.だし・調味料】
・昆布 1枚
・干しシイタケ 2個
・しょうゆ、酒 大さじ1/2
 
【2.具材】
・カニかま
・米
※米1合に対して、カニかま50グラム目安

 
まずは、事前にだしを取っておきましょう。煮出す場合は、カニ鍋と同様に、浸水後加熱します。水出しする場合は、3時間以上浸水させておきましょう。
 
だしが取れたら、洗ったお米と、ほぐしておいたカニかまをあわせて炊き上げれば、完成です。
 

食材の置き換えで毎日の食卓をおいしく

「カニかま」は、風味や食感がカニの身によく似ていることから、カニの代わりとして重宝します。カニの代わりに使えば、何千円も節約しながら、カニ料理が楽しめます。「カニは高いから」と諦めていた料理も、カニかまを使えば、お手頃に味わえます。
 
しかし、特別なときには奮発して、本物のカニをじっくり堪能するのもよいでしょう。日頃はカニかまに置き換えて、節約に役立てつつ、お祝いの日には、本物のカニで食卓を彩りましょう。
 

出典

東京都中央卸売市場「市場統計情報(月報・年報) 検索結果/品目別取扱実績(毛かに)」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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