更新日: 2023.11.08 その他家計

毎日お茶を「水筒で持参」すると1年でどれだけ節約できる?「ペットボトルを購入」する場合と比較してみた!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

毎日お茶を「水筒で持参」すると1年でどれだけ節約できる?「ペットボトルを購入」する場合と比較してみた!
最近ではどこにでも自動販売機が設置されているため、通勤中や会社のなかでも手軽に飲み物が購入できます。しかし、飲料代が毎月どれくらいかかっているのかが気になる方も多いのではないでしょうか?
 
本記事では、毎日会社でペットボトルのお茶を買って飲む場合と、自宅から水筒を持参する場合とでは、どれくらい出費の差があるのかを比較・検証しました。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

1年間ペットボトルのお茶を買うといくらになるのか

1年間、会社の自動販売機でペットボトルのお茶を買い続けた場合の費用を算出します。
 
1ヶ月の中で平日5日間出勤し、1本160円のペットボトルのお茶(500ミリリットル)を一日1本購入するとします。
 

1ヶ月:160(円)×20(日)=3200円
1年間:3200(円)×12(ヶ月)=3万8400円

 
1本160円のペットボトルを出勤するたびに購入した場合、年間で3万8400円かかり、意外と大きな出費になることが分かります。
 

1年間水筒を持参するとどれだけの節約になる?

次に、自宅で飲み物を準備して水筒を持参した場合はいくらかかるのでしょうか?
 
500ミリリットルのお茶が入る水筒とお茶パックを購入し、自宅で準備して持参した場合の費用を算出します。
 

500ミリリットルの水筒:2000円
お茶パック(54袋入り):460円(1パック約8.5円)
※お茶パックは1袋で1リットル分のため、一日4.25円として計算
 
1ヶ月:4.25(円)×20(日)+2000(円)=2085円
1年間:4.25(円)×20(日)×12(ヶ月)+2000(円)=3020円

 
計算の結果、ペットボトルと水筒を持参する場合とでは表1のような差があることが分かりました。
 
表1

ペットボトルを購入 水筒を持参
1ヶ月 3200円 2085円
1年間 3万8400円 3020円

※筆者作成
 
1ヶ月ではそれほど大きな差が見られませんが、1年間継続した場合は水筒を持参したほうが3万5380円も節約できることが分かります。
 

ペットボトル・水筒それぞれのメリットとデメリット

それぞれのメリットとデメリットは表2の通りです。
 
表2

メリット デメリット
ペットボトル ・社内で飲みきれば荷物にならない
・冷たい・温かいものが飲みたいときに飲める
・お茶以外の選択肢が豊富
・水筒を持参するより費用がかかる
水筒 ・継続することで飲料代の節約につながる
・保温機能が付いているものなら温かい飲み物も持ち運べる
・洗い物の手間が発生する
・通勤・帰宅時に荷物になる

※筆者作成
 

その日の気分でペットボトルと水筒を使い分けましょう

平日5日間、出勤するたびにペットボトルのお茶を購入して飲む場合よりも、自宅でお茶を準備して水筒を持参した場合の方が、大きな節約になることが分かりました。
 
しかし、日によっては温かいコーヒーが飲みたくなったり、スポーツドリンクが飲みたくなったりする場合もあるでしょう。そのようなときは我慢せず、飲みたいものを飲みたいときに飲むことが一番です。ペットボトルと水筒を使い分けて、無理のない節約を心がけましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集