更新日: 2023.12.20 働き方

現在27歳ですが、30歳までに年収1000万を目指しています。達成するには「転職」と「副業」のどちらがよいでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

現在27歳ですが、30歳までに年収1000万を目指しています。達成するには「転職」と「副業」のどちらがよいでしょうか?
わずか3年で同年代の平均年収の数倍にあたる1000万円を目指す場合、まずはどのようなアプローチで実現できるのかを知る必要があります。具体的には、どのような企業に転職し、どのような副業であれば短期間で年収1000万円を目指せるのでしょうか。
 
本記事では、27歳の人が30歳までに年収1000万円を目指すには転職がいいのか、副業がいいのかについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

転職でも副業でも30歳までに年収1000万円は目指せる

27~30歳までの期間で年収1000万円を実現できる可能性は、転職、副業のどちらの選択肢にもあります。一方で、どちらの方法が年収1000万円を目指しやすいのか、また目標に到達する可能性が高いのかは、個人が持つスキルや経験などによって変わる点は押さえておきましょう。
 
例えば、転職で30歳までに年収1000万円を目指す場合、そもそもの給与ベースが高かったり、年功序列ではなく能力や成果主義の給与体系であったりすることが求められます。
 
勤続年数で段階的にしか給与が上がらないシステムの企業では、2~3年という短期間で大きく収入を伸ばせる可能性はそう高くはありません。しかし、成果主義で報酬を得られる場合は、短期間で現職の数倍の収入を得ることも可能です。
 
また、副業にも大きく稼げる可能性を秘めたものはたくさんあります。始めるハードルが低くて大きく稼げる可能性がある副業の代表例は、YouTuberやブロガー、エンジニア、投資などです。いずれも、確実に副業収入を得られる保証はないものの、一度軌道に乗せることができれば大きな収入につながる可能性を秘めています。
 

自分の経験、スキル、性格や目標などを加味して方法を選択する

転職、副業のどちらでも30歳で年収1000万円を目指すことは可能です。しかし、どちらの方法でアプローチするべきかは、人によって異なります。また、27歳時点でどのような状況にいるのかもポイントです。どちらの方法であっても、年収1000万円を実現するためには相応の能力が求められます。
 
仮に、平均年収が1000万円を超える外資系企業に転職しても、成果を出せなければ逆に年収が下がってしまうリスクも否めません。そのため、「その企業で成果をあげる能力があるのか」「自分の性格に合っているのか」「目標達成に必要な努力ができそうか」などの検討が必要です。
 

まずは自分自身の能力や性格を客観的に分析する

転職で年収1000万円を目指す場合、まずは外資系企業やIT企業など高額報酬が期待できる企業で採用される必要があります。いかに可能性が高い企業をみつけたとしても、採用されなければ何も始まりません。転職先の企業が、どのような人材を欲しているのかを分析したうえで、自分と照らし合わせて考える必要があります。
 
また、副業の場合は収入を得られるまでに、新たな知識やスキルの習得が必要になります。そのための学習や訓練に時間を確保したり、最初の収入を得るまでにモチベーションを高く保ったりするなど、自分の性格や現状から実現可能かどうか検討しましょう。
 

現状を維持向上させつつプラスαの収入を生み出す方法を検討する

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、2022年6月分における30~34歳の平均月収は28万1000円でした。ボーナスを年間4ヶ月分もらえると仮定しても、年収は449万6000円(28万1000円×16ヶ月)程度です。そのため、一般的な30歳が年収1000万円を稼ぐためには相応の努力や工夫が求められることが理解できるのではないでしょうか。
 
転職や副業で年収1000万円を目指すことは可能ですが、非常に険しい道のりであることはたしかです。それでも目指したい場合は、自分自身の能力などを十分に分析したうえで挑戦してみてはいかがでしょうか。
 

出典

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集