更新日: 2024.10.10 その他家計
【スキンケア】化粧水、保湿液、日焼け止め……。毎日使い続けた場合、月の出費はいくらになる?節約のために少しずつ使うのはOK?
そこで今回は、化粧水・保湿液・日焼け止めを毎日使った場合にかかる1ヶ月あたりの平均的な費用や、節約のために使用量を減らすことの是非について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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化粧水・保湿液・日焼け止めの平均的な購入価格
株式会社Sheerが10~50代の美容に関心がある150名におこなったアンケートによると、化粧水の予算で最も多かったのは1000円台と答えた人で25.3%、2番目が3000円台と答えた人で19.3%、3番目が1000円未満と答えた人で18.7%でした。本当は高いものを使いたいけれど、経済的な理由から安いものを選ぶという人と、たくさん使いたいので安いものを選ぶという人に分かれています。
また、同じく同社が10~50代の美容に関心がある129人におこなったアンケートによると、美容液(保湿液)の予算で最も多かったのは3000円台と答えた人で23.3%、2番目が1000円台と答えた人で22.5%、3番目が2000円台と答えた人で20.2%でした。
安すぎるものは効果があるか信用できないけれど高すぎると継続が難しいという理由から、ちょうどよい価格帯は3000円台となっているようです。保湿液は化粧水よりは高い価格を選ぶ人が多い傾向でした。
株式会社ネオマーケティングが15歳以上の男女1000人におこなったアンケートによれば、日焼け止めの予算で最も多かったのは500~1000円と答えた人で49.8%、2番目が1000~2000円と答えた人で25.5%です。年代・性別を問わず、価格が手頃だからという理由で選ぶ人が56.0~69.0%と多くみられました。
化粧水・保湿液・日焼け止めの購入頻度と1ヶ月あたりにかかる費用
SBペイメントサービス株式会社が20~70代の男女4377人におこなったアンケートでは、スキンケアアイテムを購入する頻度は2~3ヶ月に1度と答えた人が最も多く、半年に1度以上と答えた人を合わせると全体の5割を超える結果になっています。
株式会社Link Sportsが10~40代の女性317人におこなったアンケートでは、日焼け止めの購入頻度は数ヶ月に1度という人が最も多く、半年に1度以上と答えた人を合わせると約8割になりました。化粧品の使用量は使い方や使う頻度によって人それぞれ異なるものの、多くの人は化粧水・保湿液・日焼け止めを半年に1度以上は購入しているといえそうです。
化粧水は1000円、保湿液は3000円、日焼け止めは1000円のものを購入し、それぞれ半年間使ったと仮定すると、1ヶ月あたりの出費は833円程度になります。ただし、化粧水・保湿液の使い方や、日焼け止めの塗りなおし頻度などで使用量は異なるため、月々の出費も変わってきます。
節約のために使用量を減らす是非
化粧品には使用期限があります。化粧水の場合は製造から3年程度が使用期限です。開封後は空気に触れて劣化するため、3ヶ月~6ヶ月以内には使い切ることがオススメです。また、使用量を少なくしすぎると、化粧品本来の作用を実感できない可能性があります。節約のために使用量を減らすことは望ましくありません。
化粧品は定められた用量を守って使おう
化粧品を選ぶ価格帯、使用量や使用頻度は人それぞれ異なることから一概にはいえませんが、平均的な1ヶ月あたりの費用は833円程度です。定められた用量より使用量を少なくしすぎると、本来の作用を実感できない可能性があるため、用量を守って使用する必要があります。化粧品代の節約を心がけたい場合は、使用量を減らすのではなく、購入する価格帯を見直すとよいでしょう。
出典
株式会社Sheer 化粧水購入時の予算に関する調査(PR TIMES)
株式会社Sheer 美容液購入時の予算に関する調査(PR TIMES)
株式会社ネオマーケティング 全国の15歳以上の方に聞いた「男女の日焼け止め使用実態に関する調査」
SBペイメントサービス株式会社 <調査結果>美容・コスメ商品における購買動向調査の結果を公開 新型コロナウイルス感染症拡大前後で52.1%がリップメイクの購入頻度減少
株式会社Link Sports スポーツ女子が選ぶ、日焼け止めを選ぶポイントは?【日焼け止めに関する調査結果】
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー