更新日: 2024.01.24 その他家計

エアコンは乾燥するので「オイルヒーター」と「足元用ホットカーペット」を使いたい! 1日16時間つけると、電気代は「エアコンだけ」と比べてどれだけ高くなる? それぞれの金額を検証

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

エアコンは乾燥するので「オイルヒーター」と「足元用ホットカーペット」を使いたい! 1日16時間つけると、電気代は「エアコンだけ」と比べてどれだけ高くなる? それぞれの金額を検証
気温が下がり寒くなると暖房を使用する機会も増えますが、エアコンの場合は空気が乾燥しやすく、肌荒れや風邪の原因になってしまうことも少なくありません。エアコンの風が苦手で、使用するのはストーブやカーペットのみという人もいるのではないでしょうか。
 
本記事では、エアコンのかわりに「オイルヒーター」と「足元用のホットカーペット」を併用し、1日16時間程度つけると電気代はいくらくらいになるのかを解説します。
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エアコンのみを使用する場合の電気代

エアコンは冬や暑い夏だけでなく、場合によっては一年中、欠かせない家電製品となっています。季節問わず使用していると、気になるのが電気代です。
 
1時間あたりの電気代は「消費電力(kW)×電気料金単価(円)」で計算され、電気料金単価の目安は31円/kWhです。
 
例えば、消費電力が600Wかかる場合は18.6円、800Wかかると24.8円です。1日16時間、600Wの消費電力がかかり続けると仮定すると297.6円、30日で8928円の電気代が発生します。
 

オイルヒーターと足元用ホットカーペットを併用した場合の電気代

オイルヒーターや足元用ホットカーペットを使う場合も1時間あたりの電気代の計算は、エアコン同様に「消費電力(kW)×電気料金単価(円)」で算出します。
 
オイルヒーターは機種によってエコ運転、通常運転、強力モードなどの設定や消費電力の切り替えが自動や手動でできるものもあります。例えば平均700Wで16時間稼働させた場合は1日347.2円(1ヶ月1万416円)かかります。
 
実際には暖房使用開始時は室内を暖めるために消費電力を最大限使い、一定温度まで上がるとエコモードに切り替わるケースも多いです。機種によって消費電力は1200~1500W程度と幅がありますが、仮に、1200Wの強力モードで16時間運転し続けた場合は595.2円(1ヶ月1万7856円)かかる計算です。
 
ホットカーペットもさまざまな種類やサイズが存在しますが、足元を暖めるために1畳程度の小さいサイズを使用するケースを考えてみましょう。1畳用のホットカーペットであるアイリスオーヤマの「ホットカーペット ベーシック IHC-10-H グレー」を使用する際の電気代は、温度を中レベルにすると約2.6円かかります。1日16時間つけると41.6円、1ヶ月で1248円程度になることが分かります。
 
オイルヒーターと足元ホットカーペットを併用すると、使用環境によって異なるものの、1ヶ月でおよそ1万2000円程度かかると考えられます。
 
エアコン単独で使用する場合と比べても大きな違いはありませんが、エアコン同様に使用状況や消費電力の大きさなどによって大きく変わる可能性がある点は注意する必要があるでしょう。
 

まとめ

本記事では空気が乾燥しやすいエアコンのかわりにオイルヒーターと足元用ホットカーペットを併用した場合、電気代はどのくらいかかるのかを解説しました。
 
電気代はエアコンやオイルヒーター、ホットカーペットの性能や使用環境、電力会社との契約内容によって大きく変わることがあるので要注意です。外気温が氷点下などで設定温度を20度以上などにすると部屋を暖めるために大きな消費電力を使い、結果的に電気代が高くなる可能性もあります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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