更新日: 2024.01.30 その他家計

「電動キックスケーター」と「スクーター」通勤に使うならどちらが安上がりでしょうか?

「電動キックスケーター」と「スクーター」通勤に使うならどちらが安上がりでしょうか?
ガソリン高騰を受けて、電動キックスケーターを移動手段として検討する人はいませんか。電気を使用して走行する「電動キックスケーター」とガソリンを使う「スクーター」を通勤で使用する場合、どちらの維持費が安いのでしょうか。
 
そこで、本記事では電動キックスケーターとスクーターにかかる費用の比較とどちらが安上がりかについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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「電動キックスケーター」にかかる費用

2023年7月1日から電動キックスケーターの交通ルールが変わり、一定の基準を満たす特定小型原動機付自転車は、16歳以上であれば運転免許がなくても運転できるようになりました。ここでは、電動キックスケーターにかかるおおまかな目安となる費用を解説します。
 
・本体価格
電動キックスケーターの平均本体価格は10万円程度です。
 
・軽自動車税
特定小型原動機付自転車の基準を満たしている電動キックスケーターの軽自動車税は、年間2000円です。
 
・自賠責保険
公道を走行する条件として、自賠責保険の加入が義務付けられており、保険料は年間7070円です。また、自賠責保険を5年契約にすると1万3980円となり、年間の保険料が2796円に下がります。
 
・任意保険
個人の任意で加入する保険です。電動キックスケーターを乗るのであれば、自賠責保険にはない傷害や物損などの補償をしてくれるため、加入することをおすすめします。また、自賠責保険はどこで加入しても金額は変わりませんが、任意保険は年齢や補償内容、保険会社によって金額が違うため、自分に合った補償内容で契約することが必要です。
 
・電気代
自宅で充電する際、フル充電時にかかる電気代は数十円程度です。公益社団法人の全国家庭電気品公正取引協議会によると、電気代の目安単価は31円/kWh(税込)です。仮に、消費電力500Wでフル充電にかかる時間を4時間とすると0.5kWh×4h×電力量料金31円=約62円の電気代がかかります。
 
例えば、フル充電で20kmの走行ができた場合、20日間通勤で往復1日10km走行すると、月にかかる電気代は620円です。1回の充電時間や走行できる距離は、電動キックスケーターによって違います。
 
・メンテナンス費用
スクーターと違い、電動キックスケーターにはオイル交換などする必要がないため、基本的にメンテナンス費用は発生しません。
 

「スクーター」にかかる費用

電動キックスケーターとスクーターの共通の費用は、軽自動車税2000円と自賠責保険1年契約として7070円がかかる点です。ここからは、電動キックスケーターと異なるスクーターにかかる費用を説明します。
 
・本体価格
スクーターの平均価格は15万円程度が相場となっています。
 
・ガソリン代
1日往復で10kmの距離を月20日間スクーターで通勤した場合のガソリン代を算出します。e燃費のガソリン価格 都道府県平均によると、2023年1月時点のガソリン平均価格は170円/Lです。仮に、スクーターの燃費を1Lあたり58kmとして計算すると月にかかるガソリン代は約586円(170×10×20÷58)となります。
 
・メンテナンス費用
スクーターには、オイル交換やタイヤ交換、定期点検などのメンテナンス費用がかかります。これらのメンテナンスは、スクーターを安全に乗るために必要不可欠です。年2回のオイル交換は約2000円、定期点検が約5000円、プラグ交換が2年に1回ほど3000円、ほかにもバッテリー交換などの費用が発生します。
 
スクーターの状態や走行距離などによって違いますが、年間1万円程度のメンテナンス費用がかかるといえるでしょう。
 

通勤に使うなら「電動キックスケーター」が安上がり!

「電動キックスケーター」と「スクーター」の共通の費用は、軽自動車税2000円と自賠責保険1年の7070円です。電動キックスケーターの消費電力や、スクーターの燃費などで違いますが、電気代とガソリン代では大きく差がないことが分かりました。
 
スクーターは、電動キックスケーターの平均本体価格より高くメンテナンス費用もかかるため、通勤に使うなら電動キックスケーターが安上がりです。また、電動キックスケーターで通勤するには、勤務先の了承が必要ということを考慮しておきましょう。
 

出典

e燃費 ガソリン価格 都道府県平均
公益社団法人 全国家庭電気品公正取引協議会 カタログなどに載っている電気代はどのようにして算出するのですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー