更新日: 2024.10.10 その他家計
【NHK】ゲーム機もテレビもスマホも「受信料」が発生するけど、「ラジオ」はどうなの? 金銭面とその他のメリットを紹介!
そのため、NHKの放送が聴けるラジオを持っていると受信料がかかるのだろうかと気になる方もいることでしょう。そこで本記事では、ラジオがNHKの受信料の対象になるのかについて触れたうえで、ラジオのメリットを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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NHKの受信料の対象は?受信料はいくら?
NHKの受信料の対象となるのは、テレビだけではありません。NHKの放送が受信可能であれば、パソコン、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機器、カーナビゲーションシステムなどを所有している場合も、受信料の対象です。受信料は、NHKの放送を見る、見ないにかかわらず発生します。
・地上契約の受信料
NHKのホームページによると、地上契約のみの場合の受信料は、2ヶ月払額2200円です。6ヶ月前払額が6309円、12ヶ月前払額が1万2276円となっていますので、まとめて前払いした方がお得です。
ただし、沖縄県は、2ヶ月払額が1930円となっており、受信料が少しだけ安く設定されています。6ヶ月前払額は5539円、12ヶ月前払額は1万778円です。
・ラジオは受信料がかからない
NHKでは「ラジオ第1放送」、「ラジオ第2放送」、「FM放送」などを放送しています。ラジオでこれらの放送を聴いたら、受信料が発生するのだろうかと心配な方もいることでしょう。結論からいうと、1968年にラジオ放送に係る受信料が廃止されたため、ラジオのみしか持っていなければ、受信料を払う必要はありません。
また、NHKではインターネット配信サービスを行っており、スマートフォンやパソコンなどでもラジオ放送を聴くことができます。NHKのインターネット配信サービスは、無料で利用可能(通信費は利用者の負担)となっており、受信料もかかりません。
ただし、ワンセグに対応したスマートフォンや携帯電話、テレビチューナー内蔵パソコンなどを持っている場合は、テレビを所有していなくても受信料が必要です。
ラジオのメリットとは
ラジオのメリットは、受信料の負担なしでNHKの放送が聴けることです。1年間分の受信料を前払いする場合は1万2276円を支払わなくてはなりません。10年間では12万2760円、20年間では24万5520円、30年間では36万8280円となります。
一方、ラジオのみならば、何年利用しても0円です。音声だけで十分という方であれば、ラジオのみでも困らないでしょう。そのほかにも、ラジオには以下のようなメリットがあります。
・持ち歩きできる
ラジオのメリットは、携帯性に優れていることです。コンパクトサイズのラジオならば、カバンやポケットに入れて持ち歩けますので、いつでもどこでもラジオ放送が楽しめます。
・災害時の備えになる
ラジオを持っていれば、インターネットや電気が使えない状況でも、ラジオ放送を聴くことができます。災害時の備えとして、乾電池式やソーラー発電式のラジオを用意しておくと安心でしょう。
・脳が鍛えられる
ラジオを聴くことによって、脳が鍛えられて記憶力や聴く力が強化されるといわれています。NHKのラジオは語学系などの教育番組が充実していますので、学習力アップや老化予防に取り組みたい方は、積極的にラジオを聴いてみるとよいでしょう。
ラジオのみならば受信料は不要!
ラジオのメリットは、受信料がかからないことです。テレビなどと違い、NHKの放送が受信できるラジオを所有していても、受信料は一切かかりません。受信料は年間で1万以上もかかりますので、金銭的な負担を減らしたいのであれば、ラジオの活用を検討してみるのもよいでしょう。
出典
NHK 放送受信料のご案内
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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